タグ:アフリカの野菜・果実 ( 35 ) タグの人気記事
Dankhという木の実
現在休暇中なので、情報集めに時間がかかる記事ネタから書いているが、手元にある写真は木の実や果実が多かった。私の興味がここにあるのが自分でも良く分かる。ということで、もう木の実は飽きたと言われることを覚悟で、もう一つ木の実の話題を(笑)。

これも以前セネガルのルーガ市のマーケットに行った時に発見したもの。ダンハDankhと呼ばれる木の実。果肉が緑色なのでディターDitakhという木の実かと思ったのだが、違うものらしい。ディターについては、まだ写真が撮れていないので、別の機会にアップするが、緑色のジュースで知られるディターの方が圧倒的に有名なので、ダンハと入力してもディターが検索されてしまうほど、認知度が格段に違う。かくいうディターも、日本では知られていないけど。。。
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ダンハの学名は、Detarium microcarpumディターの学名は、Detarium senegalense。見た目もとても似ている。それも意外にもマメ科。ダンハはサヘル地域全般で見られるが、セネガルでの消費は、感覚的に他国に比べて多い気がする。樹皮も葉も根も、利尿作用や収斂性があり、薬用に使われることが多いらしい。
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果実は楕円形で、乾燥させると、外側の殻が固くなり、むきにくいゆで卵の殻のように、ぽろぽろと少しずつ爪でひっかいてはがしていく。想像以上のむきにくさで、なんとか一つむき終わると、二つ目、三つ目をむこうという気にならなくなる。外皮の中には緑色の凝固したパウダーに覆われた種が出てきて、これをなめる。「食べる」部分は全くなく、ただひたすら舐める。日本人になじみの抹茶の味がして、十分食べられる味。甘味はほとんどないが、苦みや酸味も強くないため、甘くない抹茶の飴をなめている感じ。

舐め終わると、こういう種が出てくる。
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乾燥させるだけでなく、蒸して食べることもあるらしい。

ダンハの木は見たことがないので、このサイトから写真を拝借。
http://tropical.theferns.info/image.php?id=Detarium+microcarpum
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by iihanashi-africa | 2018-08-31 17:59 | セネガル | Trackback | Comments(4)
Solomという木の実
数か月前、セネガルのルーガという街のマーケットに行った時、ソロムSolomという木の実を売っていた。
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学名はDialium guineense。フランス語ではTamarinier noir、つまり黒いタマリンドと呼ばれる。Solomはウォロフ語。コートジボワールや、ギニア、ベナン、トーゴなどでもローカルネームが存在することから、これらの国でも食されているのだと思われる。オレンジ色のこの種は黒い殻に入っているらしい。
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見た目は小石のように固そうに見えるが、舐めるとオレンジ色の部分がラムネのように溶け、舐め終わると下の写真のような黒い種が現れる。おやつとして楽しむには十分な甘さと程よい酸味があり、食べ始めると止まらない。こういう伝統的なローカル食材の価値を見直そうという動きは以前からあるが、ソロムもその一つで、グルコース、果糖、鉄分、マグネシウム、銅、たんぱく質などが豊富に含まれているらしい。
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木は見たことがないので、ネットから写真を2枚拝借。
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http://www.senegal-export.com/le-solom-ou-tamarinier-noir,62.htmlより

地方のマーケットは、こういう発見が沢山あり面白い。


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by iihanashi-africa | 2018-08-29 22:46 | セネガル | Trackback | Comments(0)
Hanzaという植物
先月7月にニジェールへ出張した際、首都ニアメの空港で、コーヒーを飲もうと立ち寄った売店にHanzaという見たこともない食べ物を発見した。なにやらカタツムリのように渦を巻いていて、色はピーナッツのような色。大きさは小指の爪くらいの小さなもの。コーヒーを頼むついでに、売店のおじさんにこれは何かと尋ねると、「ハンザ」だという。他の名前はないのかと聞いてもハンザということしか分からなかった。ただ、ちゃんと容器にHanzaと書いてあったので、調べるのに時間はかからなかった。
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実はもう一つアップしたい果実があるのだが、未だに名前が分からないため情報を得られず、アップできていない果実がある。ローカルネームを聞いたままにメモしてきたが、綴りが違うのか全くネットでヒットしない。だから、こうしてローカルネームでも綴りが分かるとありがたい。

脱線したが、私が購入したHanzaはキャラメルコーティングされており、ほんのり甘かった。でないと苦くて食べ続けられないかもしれない。
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さて、Hanzaの学名は、Boscia senegalensis。フウチョウソウ科。西アフリカのサヘルが原産地らしい。あまり知られていない植物だが、栄養価は高く、伝統的に食されている果実の一つ。年間降雨量100~500mmの地域で生育するようで、かなり乾燥した砂地でも育つ。現に降雨不足で穀物不足になった時に、現地の方々の代替食品としてかなり活躍しているらしい。WikipediaにHanza以外の様々な呼び名が明記されており、バンバラ語、フラニ語、ザルマ語、タマシェック語など、やはりローカルネームが存在するのはサヘル地域の言語だ。とりわけ、ハウサ族やフラニ族にとっては重要なエネルギー源らしい。
https://en.wikipedia.org/wiki/Boscia_senegalensisより~

ハンザは、果実も食べられるという。銀杏くらいの大きさの果実ができ、生でもドライフルーツとしても食べられる。この銀杏程の果実の中に、私が食べたくるっと渦を巻いた種子があるそうだが、果実と種子を分離させるのが大変な作業らしい。いつか機会があれば果実も見てみたいなあ。

ニジェールでは、様々な調理方法があるらしい。これはwikipedeiaに掲載されていたスープの写真。
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この他にも、ペースト状にしてクスクスにしたり、クッキーにしたり、パンの材料としたりと最近はレシピも豊富らしい。


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by iihanashi-africa | 2018-08-27 17:28 | ニジェール | Trackback | Comments(3)
Lianeというフルーツ
ブルキナファソでもセネガルでも頻繁に見かけるのがこのLianeというフルーツ。そのまま食べると口がしぼむほどに酸っぱいため、砂糖をまぶしてかきまぜ、酸味を抑えて食べるのが一般的。もちろん強い酸味が好みの方はこのままでも食べられる。ビタミンA、K、Cの含有量が多いらしいが、感覚的にCは多そうだ。この記事は先月から書こうと温めていたのだが、ちょうどタイミングよく、私のアシスタントが仕事中の午後のおやつで、砂糖入りのLianeをくれたのが、これ(↓)。
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学名はSaba senegalensisというらしい。セネガルのウォロフ語ではMad、ブルキナファソのモレ語ではWedgaフランス語でLiane sabaと呼ぶ。サブサハラアフリカのサヘル地域が原産で、ブルキナファソでは北部と東部の乾燥地以外では全国的に見られる。

先月7月にブルキナファソに出張した際、道中でLianeを売っていたので購入した。これでいくらだったかな?見た目はちょっといびつなマンゴーかな。
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黄色の厚い皮をパカッとあけると、このような粒が詰まっている。それぞれに種が入っており、食べるというより舐める感じで食す。種は結構大きいのだが、ブルキナファソやセネガルでは人によっては種を出さずに飲み込んでしまうらしい。味は、マンゴーとレモンが混ざったような味。
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Lianeの木は見たことがないのだが、このサイトに分かりやすい写真が掲載されていた。
http://www.burkinadoc.milecole.org/Pieces_Jointes/PDFs/Agriculture_durable/Arbre/liane_goine.pdf

Lianeは果実に注目が集まるが、根は不妊治療に使われ、葉は嘔吐や腹痛の治療薬として使われ、樹液は咳や結核の治療に使われる、多目的な木でもある。


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by iihanashi-africa | 2018-08-22 14:57 | ブルキナファソ | Trackback | Comments(6)
シアの実は食べられます
休暇中は多くの記事をアップできると思っていたら、意外と忙しい。普段は単身だし、ありがたいことに家の掃除をしてくれる女性が週に3回来ており、だから仕事をしていても時間があるのかも。家事って結構時間を使うのね、と今更ながら身に染みて感じる。

*****************

4年ほど前に、ブルキナファソでシアバターを作る女性組合の記事をアップし、嬉しいことに今でもアクセス数が多い記事の一つとなっている。
シアバターの作り方

このシアの実、バターの原料となる種だけが注目されているが、意外にも果実も美味しい。初めて食べた時は、あまり好きな味ではないと思ったのだが、人の味覚というのも徐々に変わってくるもので、最近はかなり好きになった。

先月7月にブルキナファソに出張した頃、ちょうどシアの実の季節だった。西部のボボ・ディウラソという都市に行った帰りに、道端で子どもたちが売っている容器一杯のシアの実を100fcfa(20円)で買った。食べきれないほどの量だったのに、この値段。

シアの実は柔らかくなると、手で簡単に皮をむくことができる。
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果実は甘いアボカドのような味。アボカドのようにねっとりとしている。
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そして中に大きな種が入っている。
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以前チューインガムノキと呼ばれるサポティという実はシアの実の味に似ていると書いたことがあるが、同じ種。写真を見ると果実の色から繊維の入り方からかなり似ていることが分かる。
チューインガムノキの果実


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by iihanashi-africa | 2018-08-17 18:23 | ブルキナファソ | Trackback | Comments(1)
エグシメロンの畑
5月初めにナイジェリアの農家さんの畑を訪問した際、ちょうど雨期が始まったばかりのこの時期に、播種したばかりの畑を見かけた。
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こういう光景を見て、まず思い浮かぶ作物は、トウモロコシソルガム(モロコシ)ミレット(稗)の畑。これはサヘル地域の畑ばかり見ている私の感覚。
ソルガムの写真:穀物の収穫時期(男性の仕事)
ミレットの写真:穀物の収穫時期(女性の仕事)

サヘル地域は、最初の雨が降るとこうして穀物を播種する。これはブルキナファソ北部の写真。
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       偉大な伝統農法


ナイジェリアの畑もトウモロコシか何か穀物だろうと思っていたら、実はエグシメロンの畑だった。


前回、ナイジェリア料理一覧の記事でエグシスープを紹介したが、そのエ・グ・シである。エグシも穀物と同じような間隔で播種するらしい。

これがエグシメロンの実。昨年の7月に撮った写真。
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どう見てもメロンにしか見えない。色も形もメロンで、違いと言えば少し小さいくらいだろうか。中身は、白くて乾燥している。メロンのようにみずみずしく甘い果肉はない。このエグシメロンは、中の種を食べるために栽培されるのだ。種はメロンよりもずっと大きいく、どことなくカボチャの種に似ている。
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この種をつぶして、ペースト状になったものを様々な味付けをしてスープにする。とてももったりしていてお腹にずしっと溜まるが、とても美味しい。スナック感覚でポリポリと食べることもあるらしい。ナイジェリア以外に、ベナンやガーナ、カメルーン、トーゴでも食べられるらしいのだが、カメルーンでは食べた記憶がないなあ。
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ナイジェリアはエグシメロンを40万トン弱生産している。ナイジェリアの人口からしたらそれほど多いとはいえないが、重要な家庭の食材の一つとなっている。

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by iihanashi-africa | 2018-06-01 06:24 | ナイジェリア | Trackback | Comments(7)
バオバブジュースの材料
セネガルで一般的なローカルジュースといえばビサップジュースだが、Jus de Bouyeと呼ばれるバオバブジュースも広く一般に飲まれている。

こういう白い濃厚なジュース。
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このバオバブジュースは、バオバブの実から作られる。この実は、フランス語でPain de singeと呼ぶ。バオバブの実は割るとこのように白い果実が詰まっていて、酸味以外はほぼ無味のラムネのようである。甘さは全くない。白い塊をなめ終わると中から黒い種が出てくる。
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実をつける時期になると、こうして果実が売られている。
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これは種を取り除いて細かくしてあるもの。
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パウダー状のもの。
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バオバブジュースを作る際は、白い果実を軽く洗って汚れを落とし(入念に洗うと溶けてしまうので要注意)、湧かしたお湯に入れ、数分後に溶けてきたら濾して雑物を取り除く。そして、パウダーミルクを加えて混ぜ、砂糖、バナナジュースやパイナップルジュースなどのフルーツジュースも加えて出来上がり。

バオバブの実は、様々な形があるのだが、セネガルでよく見かけるのは、丸い実と楕円の実。私自身は木のいで立ちからは区別できないのだが、これが丸い実のバオバブ。
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こちらが楕円の実。
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ちなみに、マダガスカルのバオバブの実はもう少し大きくて、果実も少し異なる。でも味は同じ。
ペプシバオバブ


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by iihanashi-africa | 2018-05-10 02:18 | セネガル | Trackback | Comments(0)
バラニテスの実
サヘルの乾燥した地域でよく見かける木がある。バラニテスと呼ばれる棘のある木。学名はBalanites aegyptiaca。セネガルではスンプ(SumpあるいはSoump)と呼ばれる。ブルキナファソの北部でも沢山見かけた。

バラニテスの記事を書くにあたって、「バラニテス」で検索をかけてみたら、2007年に書いた自分のブログ記事がヒットした。10年以上も前の記事だと、書いたことをすっかり忘れてしまっている。
タカバング村のお土産

セネガルでも、北部に行くとバラニテスの木が大半を占める地域が現れる。これは先日出張したセネガル川沿いのNdioum周辺。下の写真に写っている木のほとんどがバラニテスである。
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棘があって少し枝垂れているため、すぐに分かる。
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実をつける時期になると、女性たちが長い棒で枝をたたいて実を収穫している光景を見かける。
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先日マーケットで販売していたのを購入してみた。一袋200fcfa(約40円)くらいだったかな?
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殻は柔らかく、簡単に手でむくことができる。
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中に、少しねっとりとした茶色い果実が出てくる。食べる部分はほとんどなく、これを飴のように舐める。甘苦く、独特の香りがあり、苦手な人もいるかもしれない。私も昔はあまり好きではなかったが、今やこの苦みを楽しめる年齢になったらしい。セネガルでは、バラニテスは高血圧に効くと言われているそうで、自然の治療薬にもなっている。
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中にはこのような種が入っている。
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こうして既に殻をとった形で販売されていることもある。
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バラニテスの木は、フランス語でsavonnier(石鹸の木)とも呼ばれ、どの部分からもサポニン(水に溶けて石鹸のような発泡作用を示す物質の総称。界面活性作用をもち、これを多く含む植物は石鹸代わりに用いられ、現在でも国によってはシャンプーなどに用いている)が抽出できる。種子からは油も抽出でき、食用以外にも多種多様な活用がされており、人々の生活にとても密着した植物なのである。この地域では、お土産物屋にバラニテスの石鹸やバラニテスオイルなど、バラニテス製品を見かけることが多々ある。

そういえば、バラニテスの枝は歯ブラシにもなるのだった。ローカルマーケットに行くと、こういう枝を売っていることがあるが、これは歯ブラシ。2種類の枝のうち、緑色がバラニテスの枝。茶色はタマリンドの枝だそうだ。
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by iihanashi-africa | 2018-04-01 03:21 | セネガル | Trackback | Comments(0)
チューインガムノキの果実
以前、セネガル北部のサンルイ川近くで、見たことのない実をつけていた木を発見した。その数か月後には、東部のタンバクンダ周辺でも同じ木を見た。ウォロフ語で「Sapotiサポティ」と言うことは聞いていたので、帰宅して調べると、学名「Manilkara zapata」、通称サポジラSapodillaというらしい。
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初めて木を見た時は、丸くて硬い茶色のボールのような実がなっており、これが食べられるようになるところが想像できなかった。
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実をポキッと折ると、こうして白い乳液のようなものが出てくる。この白く粘り気のあるラテックスは、チューインガムの原料になるらしい(wikipedia情報)。だから、和名はチューインガムノキ
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そして数日前、ルガという地方都市のマーケットで熟したサポジラの実と初対面した。このジャガイモみたいなものは何かと聞くと、サポジラだという。お~、あのサポジラか!なんかずっと会いたかった人がいて、でももうしばらくすっかり忘れてしまっていたところに、偶然思いもよらないところでばったり出会ったような新鮮な感動だった。小さ目のジャガイモのようなサポジラ3つを250fcfa(50円)で購入。
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う~ん、やっぱりどう見てもジャガイモ。
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皮をむくと、緑色でキウイフルーツのよう。キウイフルーツより皮が薄いが、むく感覚はとても似ている。
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しかし、切ってみると中はベージュ。少しだけ繊維質だが、全く気にならない柔らかさ。小さな黒い種がある。味はというと、うまく説明ができないのだが、シアバターの実の味にとても似ている。調べてみると、シアの木と同じアカテツ科らしい。どおりで似ているわけだ。
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「味はシアの実に似ている」と書いたところで、どれだけの方が理解してくれるか分からないので、wikipediaに書いてあった説明を引用してみる。「熟したものは非常に甘く美味で、風味も干し柿に極めて似た香りと甘さがある。種子は黒く、柿の種に近い形状である。」これで何とか想像できるかな。これに少し別の表現を加えると、熟した洋ナシのような柔らかいシャリシャリ感もある。味を言葉で表現するって難しい。

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by iihanashi-africa | 2018-03-28 04:10 | セネガル | Trackback | Comments(0)
African Star Appleというフルーツ
現在、ガーナに出張中。

首都アクラ市内の路上で、黄色いフルーツを沢山頭に載せて販売している女性がおり、あのフルーツは何かとガーナ人の同行者に聞くと、英語名は知らないが現地の言葉で『アラサAlasa』というのだそうだ。こういう時に、なんだか分からないものを食べてみたい!!と咄嗟に思ってしまう私は、すぐに車を止めてもらい、3個を2セディ(約45円)で購入。

ホテルに戻ってから、アラサについてGoogle先生に聞いたら、英語でAfrican Star Appleということが判明した。Africanというからにはアフリカ以外にもスターアップルがあるに違いないと探し続けると、中央アメリカやアジアにも、形は似ているけれど色が異なるスターアップルがあった。

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アフリカンスターアップルの学名はChrysophyllum albidum。ガーナやベナン、トーゴなどで12月~4月にかけて収穫されているが、ナイジェリアでの消費量が多いらしい。ヨルバ語ではAgbalumo、イボ語ではUdaraと呼ぶそう。皮を剝いたら白い乳液のようなものが出て手がベトベトしたので、あれ、これもマンゴーと同じウルシ科かな?と思ったのだが、オーガストノキ属という種なのだそう。
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直径3~4cm程度の丸い実をよく洗って皮を剝くと、中に朱色に熟した繊維質の果実が見える。食べてみると、甘いのだが、かなり渋みもある。この渋みをどこかで体験したことがあると思い起すと、カシューナッツの実もこういう渋みがあった。カシューナッツの果実よりは食べ応えがあって悪くない。まだ木になっている若いアラサを食べると酸っぱいそうだが、木から落ちてしっかり熟すと甘くなる。アップルというだけあって、熟したリンゴ、あるいはアップルパイの中の熱を加えたリンゴの味がする。
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中にはこういう種が入っている。昔から子どもたちの遊び道具で、おはじきのように遊ぶらしい。

アフリカンスターアップルを横に切ってみて、これがスターの由来と納得。
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ネットで検索すると、近年アフリカンスターフルーツが栄養満点のフルーツとして注目されるようになってきているという記事が沢山ヒットする。ビタミンや鉄分の含有量が多く、心臓病予防やダイエットによいらしい。でも、こういう記事は消費アップの宣伝文句と思ってなるべく流されないようにしているので、今回も深追いはしないことにしよう。


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by iihanashi-africa | 2018-03-08 17:40 | ガーナ | Trackback | Comments(0)