人気ブログランキング |
タグ:アフリカの植物 ( 33 ) タグの人気記事
タイガーナッツのクッキー
長い間パソコンのデスクトップに貼り付けてあり、いつかアップしようと思っていたタイガーナッツの写真。ただただアップすればいいだけなのに、なぜか機会を逃してきた。

2014年1月にこの記事をアップしたとき、私は初めてタイガーナッツを知った。当時タイガーナッツの加工品と言えば、オシャタというタイガーナッツミルクの飲み物しかなかった。
タイガーナッツという豆

そして、2年後の2016年1月、日本のTV番組で紹介されて一気に有名になった。
タイガーナッツという豆(続編)

なんと今やブルキナファソでもニジェールでもタイガーナッツの様々な加工品が販売されるようになっている。

下の写真はニジェールのタイガーナッツ。
空港の売店で売っていたので買ってきた。加工品というほどのものではないが、左は乾燥させたシンプルなタイガーナッツで、右の金平糖みたいなのが砂糖で絡めたタイガーナッツ。タイガーナッツも、そのまま食べると独特な甘味があり好き嫌いがありそうだが、砂糖に絡めてあるとかなり食べやすくなる。
c0116370_16001866.jpg

下はブルキナファソの出張から持って帰ってきたタイガーナッツのクッキー。何も知らずに食べるとタイガーナッツとは分からず、普通にクッキーとして美味しく食べられるのだが、タイガーナッツと知って食べると特別感があり、なぜかより美味しく感じる。やっぱり人は脳で食べてるのだなあと感じる瞬間。
c0116370_16001754.jpg
c0116370_16001741.jpg


にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村



更新を通知する



by iihanashi-africa | 2019-04-24 16:04 | ブルキナファソ | Trackback | Comments(0)
セネガルのアンディローバオイル
先日、セネガルから戻ってきた友人からこういう石鹸をもらった。
c0116370_18090291.jpg
c0116370_18090259.jpg

西アフリカ諸国ではシアバターを使った石鹸が有名だが、これもシアバター石鹸かしらと思って匂いをかいでみると、とっても魅惑的な香りがする。石鹸をくれた友人によるとアンディローバという木の実のオイルが入っているらしい。セネガルでは、降雨量の比較的多いカザマンス地方にしか生息していない木だそうだ。レモングラスのオイルも入っているようなので、この二つがとてもいい割合で融合した香りになっている。

「アンディローバAndiroba」という単語を私は初めて聞いたのだが、ネット検索すると「アンディローバオイル」で多くのサイトがヒットする。クラブウッド(学名 Carapa guianensis)というセンダン科の木の実らしい。ビタミンが豊富なので美容品にも使われ、虫よけにも使用されているという。

石鹸のタグをよ~く見てみると、アンディローバという文字はないのだが、Huile de Touloucouna(トゥルクナオイル)という見かけないオイル名があった。検索してみると、学名はCarapa proceraと微妙に異なる。ただ、両方ともアンディローバには変わりないようだ。Carapa guianensisはブラジルを初めとする南米に多く、Carapa proceraは西アフリカに多い。

c0116370_18090279.png

このサイトから写真を拝借。色は異なるがコラの実に少し似ているかな。
https://www.researchgate.net/publication/283733700_Andiroba_Carapa_guianensis_Aubl_Carapa_procera_D_C_Meliaceae


セネガルでは、アンディローバオイルの搾油をできるのは、一度も夫に対して不貞を働いたことのない年配の女性だけなのだそう。木そのものも多くない上に、オイルも少量しかとれないこともあり、神秘的価値を付与できるのはけがれなき女性のみということらしい。



にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村


アフリカランキング


by iihanashi-africa | 2019-04-21 18:14 | セネガル | Trackback | Comments(2)
アブラヤシの木とパームオイルの原料
ガーナはアブラヤシの生産量も世界第8位。アフリカでは、ナイジェリア、カメルーンに次いで第3位。ガーナのイースタン州を訪問した際は、カカオの木に匹敵するほどアブラヤシの木がそこかしこに見られた。

あまり間近で実を見たことがなかったので、野菜畑へ行くまでに何度も立ち止まってアブラヤシの写真を撮ってしまった。
c0116370_07465751.jpg
c0116370_07461702.jpg
c0116370_07461763.jpg
c0116370_07461771.jpg
c0116370_07461847.jpg

これを搾油すると真っ赤なパームオイルが出来上がる。
c0116370_07465840.jpg
c0116370_07465869.jpg
c0116370_07465805.jpg
c0116370_07465964.jpg


パームオイルは安価なため、アフリカではおそらく最も調理に使われている油ではないだろうか。
c0116370_07465873.jpg

日本では、赤い色や独特の風味が好まれず、また健康にも実はよくないとも言われており、パーム油をそのまま調理に使うことはほとんどない。しかし、実は見えないところで私たちの口に大量に入っていることはご存知だろうか。最も知られているのはチョコレート、そしてスナック菓子、カップ麺、クッキー、マーガリンなどなど。私は、職場にいるときほぼ毎日セネガル料理のランチなので、私の体はパームオイルで一杯かも。。


にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村


アフリカランキング


by iihanashi-africa | 2018-12-04 07:53 | ガーナ | Trackback | Comments(0)
Hanzaという植物
先月7月にニジェールへ出張した際、首都ニアメの空港で、コーヒーを飲もうと立ち寄った売店にHanzaという見たこともない食べ物を発見した。なにやらカタツムリのように渦を巻いていて、色はピーナッツのような色。大きさは小指の爪くらいの小さなもの。コーヒーを頼むついでに、売店のおじさんにこれは何かと尋ねると、「ハンザ」だという。他の名前はないのかと聞いてもハンザということしか分からなかった。ただ、ちゃんと容器にHanzaと書いてあったので、調べるのに時間はかからなかった。
c0116370_17190188.jpg

実はもう一つアップしたい果実があるのだが、未だに名前が分からないため情報を得られず、アップできていない果実がある。ローカルネームを聞いたままにメモしてきたが、綴りが違うのか全くネットでヒットしない。だから、こうしてローカルネームでも綴りが分かるとありがたい。

脱線したが、私が購入したHanzaはキャラメルコーティングされており、ほんのり甘かった。でないと苦くて食べ続けられないかもしれない。
c0116370_17190285.jpg

さて、Hanzaの学名は、Boscia senegalensis。フウチョウソウ科。西アフリカのサヘルが原産地らしい。あまり知られていない植物だが、栄養価は高く、伝統的に食されている果実の一つ。年間降雨量100~500mmの地域で生育するようで、かなり乾燥した砂地でも育つ。現に降雨不足で穀物不足になった時に、現地の方々の代替食品としてかなり活躍しているらしい。WikipediaにHanza以外の様々な呼び名が明記されており、バンバラ語、フラニ語、ザルマ語、タマシェック語など、やはりローカルネームが存在するのはサヘル地域の言語だ。とりわけ、ハウサ族やフラニ族にとっては重要なエネルギー源らしい。
https://en.wikipedia.org/wiki/Boscia_senegalensisより~

ハンザは、果実も食べられるという。銀杏くらいの大きさの果実ができ、生でもドライフルーツとしても食べられる。この銀杏程の果実の中に、私が食べたくるっと渦を巻いた種子があるそうだが、果実と種子を分離させるのが大変な作業らしい。いつか機会があれば果実も見てみたいなあ。

ニジェールでは、様々な調理方法があるらしい。これはwikipedeiaに掲載されていたスープの写真。
c0116370_17190898.jpg



この他にも、ペースト状にしてクスクスにしたり、クッキーにしたり、パンの材料としたりと最近はレシピも豊富らしい。


にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村


アフリカランキング



by iihanashi-africa | 2018-08-27 17:28 | ニジェール | Trackback | Comments(3)
バオバブジュースの材料
セネガルで一般的なローカルジュースといえばビサップジュースだが、Jus de Bouyeと呼ばれるバオバブジュースも広く一般に飲まれている。

こういう白い濃厚なジュース。
c0116370_10461983.jpg

このバオバブジュースは、バオバブの実から作られる。この実は、フランス語でPain de singeと呼ぶ。バオバブの実は割るとこのように白い果実が詰まっていて、酸味以外はほぼ無味のラムネのようである。甘さは全くない。白い塊をなめ終わると中から黒い種が出てくる。
c0116370_01390848.jpg
c0116370_01391772.jpg

実をつける時期になると、こうして果実が売られている。
c0116370_01384706.jpg
これは種を取り除いて細かくしてあるもの。
c0116370_01385830.jpg
パウダー状のもの。
c0116370_01412432.jpg


バオバブジュースを作る際は、白い果実を軽く洗って汚れを落とし(入念に洗うと溶けてしまうので要注意)、湧かしたお湯に入れ、数分後に溶けてきたら濾して雑物を取り除く。そして、パウダーミルクを加えて混ぜ、砂糖、バナナジュースやパイナップルジュースなどのフルーツジュースも加えて出来上がり。

バオバブの実は、様々な形があるのだが、セネガルでよく見かけるのは、丸い実と楕円の実。私自身は木のいで立ちからは区別できないのだが、これが丸い実のバオバブ。
c0116370_01392894.jpg
c0116370_01404557.jpg

こちらが楕円の実。
c0116370_01405607.jpg
c0116370_01410896.jpg
ちなみに、マダガスカルのバオバブの実はもう少し大きくて、果実も少し異なる。でも味は同じ。
ペプシバオバブ


by iihanashi-africa | 2018-05-10 02:18 | セネガル | Trackback | Comments(0)
バラニテスの実
サヘルの乾燥した地域でよく見かける木がある。バラニテスと呼ばれる棘のある木。学名はBalanites aegyptiaca。セネガルではスンプ(SumpあるいはSoump)と呼ばれる。ブルキナファソの北部でも沢山見かけた。

バラニテスの記事を書くにあたって、「バラニテス」で検索をかけてみたら、2007年に書いた自分のブログ記事がヒットした。10年以上も前の記事だと、書いたことをすっかり忘れてしまっている。
タカバング村のお土産

セネガルでも、北部に行くとバラニテスの木が大半を占める地域が現れる。これは先日出張したセネガル川沿いのNdioum周辺。下の写真に写っている木のほとんどがバラニテスである。
c0116370_09054581.jpg

棘があって少し枝垂れているため、すぐに分かる。
c0116370_09080928.jpg
c0116370_09213232.jpg
c0116370_09070647.jpg

実をつける時期になると、女性たちが長い棒で枝をたたいて実を収穫している光景を見かける。
c0116370_09073923.jpg
c0116370_09063643.jpg

先日マーケットで販売していたのを購入してみた。一袋200fcfa(約40円)くらいだったかな?
c0116370_09013552.jpg

殻は柔らかく、簡単に手でむくことができる。
c0116370_09033467.jpg

中に、少しねっとりとした茶色い果実が出てくる。食べる部分はほとんどなく、これを飴のように舐める。甘苦く、独特の香りがあり、苦手な人もいるかもしれない。私も昔はあまり好きではなかったが、今やこの苦みを楽しめる年齢になったらしい。セネガルでは、バラニテスは高血圧に効くと言われているそうで、自然の治療薬にもなっている。
c0116370_09042078.jpg

中にはこのような種が入っている。
c0116370_09050948.jpg

こうして既に殻をとった形で販売されていることもある。
c0116370_09214698.jpg

バラニテスの木は、フランス語でsavonnier(石鹸の木)とも呼ばれ、どの部分からもサポニン(水に溶けて石鹸のような発泡作用を示す物質の総称。界面活性作用をもち、これを多く含む植物は石鹸代わりに用いられ、現在でも国によってはシャンプーなどに用いている)が抽出できる。種子からは油も抽出でき、食用以外にも多種多様な活用がされており、人々の生活にとても密着した植物なのである。この地域では、お土産物屋にバラニテスの石鹸やバラニテスオイルなど、バラニテス製品を見かけることが多々ある。

そういえば、バラニテスの枝は歯ブラシにもなるのだった。ローカルマーケットに行くと、こういう枝を売っていることがあるが、これは歯ブラシ。2種類の枝のうち、緑色がバラニテスの枝。茶色はタマリンドの枝だそうだ。
c0116370_09154129.jpg


by iihanashi-africa | 2018-04-01 03:21 | セネガル | Trackback | Comments(0)
チューインガムノキの果実
以前、セネガル北部のサンルイ川近くで、見たことのない実をつけていた木を発見した。その数か月後には、東部のタンバクンダ周辺でも同じ木を見た。ウォロフ語で「Sapotiサポティ」と言うことは聞いていたので、帰宅して調べると、学名「Manilkara zapata」、通称サポジラSapodillaというらしい。
c0116370_05282994.jpg
c0116370_05301363.jpg


初めて木を見た時は、丸くて硬い茶色のボールのような実がなっており、これが食べられるようになるところが想像できなかった。
c0116370_05280029.jpg
c0116370_05303727.jpg


実をポキッと折ると、こうして白い乳液のようなものが出てくる。この白く粘り気のあるラテックスは、チューインガムの原料になるらしい(wikipedia情報)。だから、和名はチューインガムノキ
c0116370_05290027.jpg


そして数日前、ルガという地方都市のマーケットで熟したサポジラの実と初対面した。このジャガイモみたいなものは何かと聞くと、サポジラだという。お~、あのサポジラか!なんかずっと会いたかった人がいて、でももうしばらくすっかり忘れてしまっていたところに、偶然思いもよらないところでばったり出会ったような新鮮な感動だった。小さ目のジャガイモのようなサポジラ3つを250fcfa(50円)で購入。
c0116370_05305978.jpg
う~ん、やっぱりどう見てもジャガイモ。
c0116370_08020098.jpg

皮をむくと、緑色でキウイフルーツのよう。キウイフルーツより皮が薄いが、むく感覚はとても似ている。
c0116370_05312329.jpg

しかし、切ってみると中はベージュ。少しだけ繊維質だが、全く気にならない柔らかさ。小さな黒い種がある。味はというと、うまく説明ができないのだが、シアバターの実の味にとても似ている。調べてみると、シアの木と同じアカテツ科らしい。どおりで似ているわけだ。
c0116370_05314918.jpg

「味はシアの実に似ている」と書いたところで、どれだけの方が理解してくれるか分からないので、wikipediaに書いてあった説明を引用してみる。「熟したものは非常に甘く美味で、風味も干し柿に極めて似た香りと甘さがある。種子は黒く、柿の種に近い形状である。」これで何とか想像できるかな。これに少し別の表現を加えると、熟した洋ナシのような柔らかいシャリシャリ感もある。味を言葉で表現するって難しい。

by iihanashi-africa | 2018-03-28 04:10 | セネガル | Trackback | Comments(0)
セネガル最大のカポックの木
パンヤノキと呼ばれる木がある。
学名Ceiba pentandra、英語でKapokカポック、フランス語でFromagerと呼ばれる。アフリカや中南部アメリカが原産だが、現在はインドネシアやタイでかなり栽培されているようだ。

Wikipediaによると、「カポックの実から採れる繊維は、糸に加工するには不向きで、燃えやすいという難点がある一方で、撥水性に優れ軽量である。枕などの詰め物やソフトボールの芯として使われている他、第二次世界大戦頃までは救命胴衣や救難用の浮き輪にも利用されていた。今でも、競艇業界や海上自衛隊では救命胴衣のことをカポックと呼んでいる」そうである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9D%E3%83%83%E3%82%AF

c0116370_03200717.jpg

c0116370_03195904.jpg

私が初めてカポックの木を見たのはマダガスカル。それ以前にも見たことはあったのかもしれないが、たぶんその存在を知らずに通り過ぎていたかも。

上記の通り、カポックの木はフランス語でFromagerと呼ぶ。マダガスカルでカポックを見たときは、「カポック」と教えられたため、Fromagerという呼び名を知らなかった。セネガルに来てから、あるガイドにToubacoutaの近くのMissirahという村に、セネガル一大きいFromagerがあると聞き、セネガル一大きい「チーズ工場」とはどんなもんかと見に行ったことがある。フランス語でFromage(フロマージュ)はチーズ。Fromagerはチーズ製造業者を意味する。この時は、ほんとにMissira村に到着するまでチーズ工場を見に行くつもりだった(笑)。
c0116370_03202605.jpg
到着してから、村の人々にFromagerはどこかと聞くと指さして教えてくれ、辿り着いたのがここ。大きな木だった。ここに着いてもなお、木の向こう側にチーズ工場があると思っていた。
c0116370_03271265.jpg

そして「あの木の横にFromagerのガイドがいるよ」と聞き、なんかよく意味がわからず色々質問するうちに、やっとカポックの木のことをFromagerと呼ぶことが判明。なぜFromagerと呼ぶのかは未だ不明。もちろんチーズの味がする訳ではない。木が柔らかくチーズのように切れるからという説もあるようだが、本当のところはよく分からない。

c0116370_03201670.jpg



Missirah村のカポックは本当に大きい。よく見る大きさのカポックの木の根元は、こんな感じで地を割るように根が生えている。

それに比べ、Missirah村のカポックは巨大である。近くから見ると、いで立ちといい形といい、とても神秘的な感じがする。
c0116370_03272301.jpg

c0116370_03194521.jpg







枝も大きなのこぎりの歯のように四角く薄っぺらい。こんなカポックの木は見たことなかった。


このカポックの木は、研究者によると樹齢約900年だという。Missirahが村として出来上がる以前に、Ansoumana Ndourという人がこのカポックの木を植えたと言い伝えられており、現在に至るまで、その子孫によって守られている。多くの神話や伝説があり、村人から聖なる木として崇められている。

c0116370_03191369.jpg










若いカポックの木は幹が鋭いとげで覆われている。

c0116370_03192260.jpg


c0116370_03193280.jpg




よく見ると、とげがなくなっている部分があるのだが、実は、この辺りでは子どもが生まれると、カポックのとげをネックレスにして子どもにつけ魔除けとするらしい。このとげは、木が大きくなるにつれてなくなっていく。これがまた不思議である。



にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村


by iihanashi-africa | 2017-10-21 03:10 | セネガル | Trackback | Comments(0)
セネガル最大のバオバブ
Joalジョアルという街から内陸に15キロ行ったところに、セネガル一大きいと言われるバオバブがある。周囲32メートルで推定樹齢850年

私が訪れた日は快晴だったため、カラーで写真を撮ると日影が黒く映ってしまう。唯一綺麗に取れたのが白黒の写真だったので、それを載せることにする。バオバブの根に座ってくつろぐ人々と比べるとその大きさが分かるだろうか。
c0116370_7493728.jpg


c0116370_7504167.jpgバオバブは木の中がスポンジのように柔らかい繊維でできている(珊瑚礁と太いバオバブの旅最終日)。そのため、何百年も経って大きくなったバオバブも木の中は繊維が乾燥して空洞になる。このバオバブも例外ではなく大きな穴があり、木の中にも入れる。入口が非常に狭いため、中に入る時も外に出るときも手伝ってもらわないとならなかったが。



c0116370_7511418.jpgセネガルでは、特に神聖なバオバブは、グリオのお墓となっていた。グリオとは伝統的な伝達者のことで、楽器の演奏し、歴史上の英雄譚や生活上の教訓などをメロディーに乗せて人々に伝える人のことである。このバオバブも、穴の中にグリオが埋葬されていたらしい。ただし、独立後のサンゴール初代大統領が、人々は全員土に埋葬されなければならないとして、これまで穴に葬られていたグリオの遺骨がバオバブから出され、土に埋葬されている。現在、バオバブの空洞の唯一の住民はコウモリ。独特の臭いがあり、あまり長く居られないが、今でもこの空洞のなかで祈祷が行われる。


他にも、セネガル国内のバオバブたちの写真を少しおすそ分け。
c0116370_7574960.jpg


c0116370_7581034.jpg


c0116370_7583223.jpg



倒れてもなお生きるバオバブ。バオバブは根が深くまで張らないため、嵐などで意外とすぐに倒れてしまう。でも、少しでも根が土に埋まっていれば枯死することはなく、生命力は強い。そういえば、マダガスカルで倒れたバオバブが再び立ったというニュースを聞いたことを思い出した。
え?バオバブが生き返った?
c0116370_811020.jpg



バオバブと言えば、マダガスカル。この種類の豊富さは世界でここだけ。
バオバブおまけ写真
最大級のバオバブ
バオバブ七変化
珊瑚礁と太いバオバブの旅3日目


にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村
by iihanashi-africa | 2017-07-25 08:03 | セネガル | Trackback | Comments(2)
ポフタンという植物
先日、友人の農園でポフタンという植物を見た。初めて見たわけではないのだが、自然に生えており、特に何かに使うわけでもないので、こうまじまじと見たのは初めてである。

ポフタンPoftane学名はCalotropis-procera別名Pommier de Sodameともいうらしい。

c0116370_720798.jpg


乾燥したサヘルの砂地を好む。
キョウチクトウ科で、有毒性のある乳液を含んでいる。アレルギーのある方は触らない方がよいと言われている。薬用に使われたり、葉っぱをマッサージに使うこともあるらしいが、セネガルの方々に聞いて最も多い使用方法が、出産した時に使う方法。

子どもが生まれると、子どもが寝る部屋の4方向の角にポフタンの葉を貼り付けるそう。こうすることで悪い霊が入ってこられないようにするのだという。女性はこの言い伝えを信じて貼り付ける人が多いが、意外に男性は信じていない人が多い。なので、男性にポフタンの使い方を聞くと、「女性は、・・・・したがる」という言い方をする人が結構いる。

c0116370_720388.jpg


c0116370_721548.jpg


こんな実がなる。風船ように軽い。中にワタのようなものが入っているが、ワタを触ってから目を触ってはいけないと言われた。
c0116370_7214066.jpg


既に乾燥した実の中。
c0116370_7241338.jpg


友人の農園のポフタンを見てからというもの、出張中に道路脇に生えているポフタンが気になるようになった。乾燥地には本当に多い。誰が植えているわけでもないのだが、そこかしこに見られる。

c0116370_7274928.jpg


c0116370_728615.jpg



にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村
by iihanashi-africa | 2017-03-31 07:28 | セネガル | Trackback | Comments(0)