カテゴリ:セネガル( 105 )
パリダカのゴール、ラックローズと外国人労働者
セネガルの観光地の一つに必ず入るのがラックローズLac Rose。ダカールから45kmと近く、半日で十分に楽しめるので、時間のない方にはゴレ島やンゴール島に次いでお勧め。正式名称はレバ湖Lac Retbaだが、「レバ湖に行こう!」と言ってもおそらく誰も分からない。ラックローズがセネガル人も含め皆が分かる共通名称となっている。英語だとピンクレイク。その名の通りピンク色をした湖だ。しかし、なかなかピンクにならないことでも有名である。ラックローズに行った人には、まず「ピンクだった?」と聞くのがお決まり。私は、これまでに3回ラックローズに行っているが、1回目は薄暗いピンク、2回目は濃いオレンジ、3回目はどこにでもある普通の湖の色だった。雨期中はなかなかピンクにならないらしい。ライブビデオみたいなものを設置して、ネットで今日の湖の色を確認できればいいのにと思ったりもする。

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1回目。
薄暗いピンクのラックローズ。
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2回目。
濃いオレンジ色のラックローズ。


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3回目。
全く色のないラックローズ。

3回目の湖が紺色だった日、水が枯れていた湖の端の部分がほんのりピンクだった。
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1970年以前、ラックローズは海と繋がっていたそうだが、その後切り離されて湖となった。そして、ある時突然朝起きたらピンクになっていたらしい。ラックローズは世界で最も塩分濃度の高い湖の一つで、1リットルの水から350gの塩をとれる。体が浮くことで有名な死海でも1リットル275gだそう。ピンク色になる詳しい理由は分からないが、この濃度の高さに起因する。
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ただし、すぐ横を掘ると淡水が湧き出てきて魚も泳げる。
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ピンク色になればとても美しい湖らしいが(私は綺麗なピンクを未だ見たことがないので・・・)、実はラックローズは過酷な労働が行われている場所でもある。

ラックローズは西アフリカでも有数の塩の採取場所である。毎年6万トンの塩が採取され、セネガル国内やアフリカ域内、ヨーロッパにまで流通している。
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ラックローズの塩は粒の大きさにより3種類に分けられる。大粒中粒の塩はそのまま販売され、小粒は食用としてヨード加工されて販売される。大粒の塩は昔からの慣習で、妊婦さんや年配の女性が長時間の車移動で足がむくんだ時にお湯に溶かして足を浸けると、むくみがとれると言われているそうだ。ラックローズの泥もまた美容のためのマスクとして使われるらしい。
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今、ラックローズで作業する人々の大半は、ギニアやマリ、ギニアビサウからの外国人労働者だ。かつてはセネガル人がほとんどだったが、2000年頃から外国人が増え始め、身体的にも過酷な労働をセネガル人は放棄し始めて、現在はほぼ全員が外国人労働者という環境にある。ただ、労働は過酷だが稼ぎはよく、一か月で30万セーファー(約6万円)稼ぐ人もいる。セネガルの平均収入と比べたら高い。
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湖に入る前に、男性たちはシアバターを全身に塗り、長い靴下とぴったりとしたズボンを身につける。肌を守るために念には念を入れる。皮膚病だけでなく、脱水や肺の病気を引き起こすこともある。塩の採取作業そのものが過酷なのではなく、塩水の熱さと肌の炎症に耐えることなのである。ラックローズ運営委員会は、週に3日を超える作業を禁止しており、女性が湖の中に入ることも禁止されているが、厳守されていない。むしろ、外国人労働者ということで労働者の保護を後回しにされているのが実態である。彼らもよりよい環境の働き口をいつも探しており、労働者のほとんどは2、3年仕事をして程度貯蓄できたら自分の国に戻って新たなビジネスを始めたりするそうだ。
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こういう話を知ると、ラックローズの観光が少し複雑な気持ちになる。

この記事を一部参照。
http://www.jeuneafrique.com/mag/340296/societe/senegal-lac-rose-forcats-sel/

ラックローズの塩は湖から運び出したものばかりのものはピンク色をしている(写真の右側の山)。しかし数日たつと左のように色がなくなってくる。
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一方で、ラックローズはパリ・ダカールラリーの終点地としても有名だ。パリダカ世代にとっては、ラックローズがピンク色でないと分かっていてもパリダカの聖地に行ってみたいと思うらしい。パリダカは、1978年に始まってから毎年コースが変わり、アルジェリア、チュニジア、リビア、モロッコ、マリなどを通るルートなど様々だったが、ほぼ全てのレースの終点はダカールだった。2007年頃からサヘル地域の治安が不安定になり、ダカールラリーという名前は残したまま南米開催に変更になったが、ラックローズの海岸沿いでは今も時々様々なラリーが行われているようだ。ラックローズでは、パリダカのコースだった海岸沿いの砂丘をピックアップやバギーで走ることができる。砂丘をバギーで走るのは、スリルもあって結構楽しい。
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パリダカが始まって50年の年に、創設者のティリー・サビン氏Thierry Sabineを讃えて設置された記念碑。
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1993年のパリダカのハイライト。



様々な顔を持つラックローズ。いろんな知識を持っていくと更に興味深く楽しめるかも。


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by iihanashi-africa | 2018-07-15 08:16 | セネガル | Trackback | Comments(0)
ラマダン中とラマダン明けの食事
今日はラマダン明けの休日だった。

今年セネガルでは5月17日に断食が始まり、昨日6月14日がラマダン最終日となった。そして今日はラマダン明けの祭り。

ラマダンの話はこれまで何度も記事にしており、読み返してみると年々情報に深みが増すのが分かる。2007年の記事を読むと、あ~この頃はこんなことも知らなかったかと若々しさを感じてしまう。

セネガルにおける今年のラマダン明けの日付の決め方(2017年のラマダンの話)
ラマダン前日の月(2017年)
ラマダンが明けましておめでとうございます(2012年)
断食明けの祭り(2007年)

セネガルでの私の勤務先は、周囲が全員セネガル人で、外国人は私だけ。普段のランチはアジア系のテイクアウトをオフィスで食べるのだが、ラマダン中はさすがに同じ空間にいるイスラム教徒の同僚の前では食べにくい。だからといって近くにレストランはない。そのため、私もプチ断食を決行。朝出勤前にいつもよりもしっかり朝食をとり、オフィスでは食事をせず(水だけは飲んでいたが)、帰宅後すぐに食事をするという、イスラム教徒にとってみればエセ断食。イスラム教徒でない私がこんなことをして神を冒涜しないか考えたが、興味本位で断食している訳ではなく、同僚へのささやかな配慮なので、大丈夫かなと勝手に納得している。それに、一緒に断食していると、セネガル人も「Tu nous accompagnes!(合わせてくれているのね)」と喜んでくれるのもちょっと嬉しい。

**********

ちょうど2週間前の週末、ラマダン中にプレゼントするパニエ(食材を詰めだカゴ)を持って友人宅を訪問した。友人の家の前に簡易なサッカーコートがあるのだが、ラマダン中は夜中にこのコートに集まって走る若者が大勢いるらしい。へーー、ラマダン中はやっぱり夜になって元気な時にサッカーするのかと思ったら、お腹に入れたものを早く消化させてもっと食べるために走っているのだそうな。

ラマダン中は、日没後すぐに食べる食事を「朝食」と呼ぶ。セネガルではンドグNdogouと呼ばれる。まずは、ほぼ世界共通だと思うがデーツ(ナツメヤシの実)を食し、その後はその国々の食習慣で違うようで、セネガルはフランスパンにチーズやハムやソーセージ(もちろん豚肉ではないもの)を入れて食べるのが慣習らしい。ラマダン中は、午後4時頃からパン屋に行列ができる。

2週間前、友人宅に行くために電話をしたとき、来るならンドグの時間に合わせておいでといわれ、夕方5時過ぎに到着した。

まず、デーツを食す。
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そして、ンドグの時間。まさに普段の朝食のように、コーヒーあるいは紅茶とパン。外が暗い中での朝食はとても不思議な感覚になる。
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私はこの後帰宅したが、彼らは午後7時半に朝食をとり、その後午後10時か11時頃にしっかりとした食事をとる。そういえば去年のラマダン中はこの遅い食事を一緒にとったので、その時の写真をアップ。私の最も好きなセネガル料理、白いチェブジェン。
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ラマダン明けの今日は、朝起きるとまず、デーツを奇数数食すそうだ。そしてお祈りをしてから、食事が始まる。私は、午後1時くらいに友人宅に到着し、まず「これは前菜だから」といって出されたのが、これ。どう見てもメイン。
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その後、メインはいつ出てくるのかと心待ちにしながら、一緒にワールドカップの試合を見たり、雑談をしていると、あっという間に午後6時。結局夕食の時間になり、やっとメインかと思ったら、前菜とほぼ同じメニュー笑。でも羊のグリルがナイフなしで割けるほどに柔らかく美味だったので、もう一回食べたいくらい。
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さて、今年のラマダンも終わり。来週からいつもの食スタイルに戻ることにしよう。


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by iihanashi-africa | 2018-06-16 10:23 | セネガル | Trackback | Comments(0)
守られない分刻みのアポ
これまでダカールには車検を行えるセンターが一ヶ所しかなかった。毎日、結構待っても数センチしか動かないような渋滞が発生しているこのダカールで、である。一説には30万台の車がダカール市内を走っていると言われるが、車検センターが一ヶ所しかないというのがダカールの車所有者の悩みの種だった。単純計算すると、1日500台以上の車検を行わなければならない形。まあもちろん、車検を受けない車も多く、500台が一気に集まるわけではないが、ハン地区にある唯一のセンターは、毎日早朝から車検を待つ車の渋滞ができており、予約なしでセンターに行くとどれだけ待たされるか分からない。

しかし、今年1月に、ダカールのンバオ地区に二つ目の車検センターが設置された。この二つのセンターが、大都市ダカールの車全てをカバーできるかというとそれも甚だ疑問で、2か所設置された現在もなお、センター横の長蛇の列は完全には解消されない。ただ、1ヶ所よりは2カ所あった方がもちろんありがたく、加えて全てのタクシーと8年以上の車は、ンバオの車検センターに行かなければならないという規則ができたため、少しだけ待ち時間が減った。


さて、先日、仕事で使用する車の車検を行うために、ハン地区の車検センターにアポをとった。電話をしたアシスタントが、「アポは今週金曜日の10時24分になりました」という。「は?24分???」ときょとんとした私に、アシスタントは「私も間違いかと思ったのですが、確認したらやはり10時24分と言われました」と話す。こんな分刻みのアポは初めてである。

24分という時間を設定してくるからには、どれほど分刻みの仕事をしているのかと思いきや、案の定、運転手は1時間待つ羽目になる。まさかセネガルで24分ぴったりには始まらないとは思ったが、最近は会議も時間通りに始まることもあるし、もしかしたら車検も10分くらいの遅れで始まることもあり得るかもという期待は多少あった。だが、大いに期待を裏切ってくれ(笑)、余裕の1時間の遅れ。分刻みのアポは一体何の意味があるのだろう。。。


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by iihanashi-africa | 2018-06-14 05:37 | セネガル | Trackback | Comments(0)
ダカール・ビエンナーレ2018
最近書きたいネタが列をなしており、時間が全然足りない。
ナイジェリアの話題も終わってないのだが、忘れないうちに一つダカールネタを。

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5月3日から6月2日までアフリカ現代アートのビエンナーレBiennale Dak'Artが開催されていた。今年で13回目。1990年に実施された第1回は文学に特化していたが、1992年の第2回に現代アートに限定され、1996年からアフリカ現代アートの祭典となったらしい。


初代セネガル大統領のサンゴールは作家でもあり、芸術に造詣が深く、多くの芸術家に奨学金を与えたと言われている。彼が大統領の時代に、一度アフリカンアートの祭典Festival Mondial des Arts Nègresを開催したが、長続きしなかった。その後、アブドゥ・ジュフ大統領の時代に芸術家が声を上げ、やっと1989年に開催が決定した。

毎年テーマが決められるのだが、今年は『L’heure Rouge(red hour)』。2008年に亡くなったマルティニーク出身の詩人エメ・セゼールの詩の表現で、「自由」を意味する。

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ダカールのビエンナーレには「IN」「OFF」があり、INはコンペに出展されたり招待された芸術作品が委員会の予算で展示され、今年は6カ所が公式会場となっていた。OFFは登録するだけで特に予算支援はないものの、様々な芸術家たちが自身のアトリエやその他の場所で作品を展示する。今年、INは33か国から75名のアーティストが参加しており、OFFは250の会場で行われていたらしい。


現代アートは、説明がないとあまり良く分からないものもあり、会場に入って何の説明もなく「はい、感じてください」みたいに放り出されても、う~~~んと数分考えてやっぱり何も感じられないこともあり難しい。それでも、見た瞬間に「あ、私これ好き」とどこか自分の感覚とぴったりはまるものもある。

私は、全ての会場に足を運べたわけではないが、コメントくださったDiawさんのお勧めも聞きながらいろいろと回ったので、撮りためた写真をアップしよう。

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by iihanashi-africa | 2018-06-13 06:41 | セネガル | Trackback | Comments(2)
バオバブジュースの材料
セネガルで一般的なローカルジュースといえばビサップジュースだが、Jus de Bouyeと呼ばれるバオバブジュースも広く一般に飲まれている。

こういう白い濃厚なジュース。
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このバオバブジュースは、バオバブの実から作られる。この実は、フランス語でPain de singeと呼ぶ。バオバブの実は割るとこのように白い果実が詰まっていて、酸味以外はほぼ無味のラムネのようである。甘さは全くない。白い塊をなめ終わると中から黒い種が出てくる。
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実をつける時期になると、こうして果実が売られている。
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これは種を取り除いて細かくしてあるもの。
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パウダー状のもの。
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バオバブジュースを作る際は、白い果実を軽く洗って汚れを落とし(入念に洗うと溶けてしまうので要注意)、湧かしたお湯に入れ、数分後に溶けてきたら濾して雑物を取り除く。そして、パウダーミルクを加えて混ぜ、砂糖、バナナジュースやパイナップルジュースなどのフルーツジュースも加えて出来上がり。

バオバブの実は、様々な形があるのだが、セネガルでよく見かけるのは、丸い実と楕円の実。私自身は木のいで立ちからは区別できないのだが、これが丸い実のバオバブ。
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こちらが楕円の実。
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ちなみに、マダガスカルのバオバブの実はもう少し大きくて、果実も少し異なる。でも味は同じ。
ペプシバオバブ


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by iihanashi-africa | 2018-05-10 02:18 | セネガル | Trackback | Comments(0)
セネガルのキリスト教とニアニアンの教会
セネガルはイスラム教徒が9割を占めると言われている。しかし、私の友人のキリスト教徒のセネガル人は、いやキリスト教徒は1割以上いる!と主張する。セネガルは、南部のカザマンス地方にキリスト教徒が多く、私はこの地域に行ったことがないので分からないが、カザマンスの人口の大半がキリスト教徒だとすると、数字は大きく変わってくると思う。ただし、ガンビアより北にいる限りは、イスラム教徒9割というのは肌感覚では間違っていないと感じる。


セネガルにおけるキリスト教は、15世紀のポルトガル人の来航から始まるが、戦略的な布教はフランスの植民地時代に行われた。既にイスラム教が浸透していた地域と海岸沿いのイスラム教と戦っていた地域とで布教戦略を変え、キリスト教の浸透を図っていった。

まずは、1819年にフランス領西アフリカの首都だったサンルイ。クリュニー修道院のシスターたちが学校と教会を設立する。クリュニー修道院については以下の記事を。
サンルイ島の植民地時代の建造物群

1822年にはゴレ島に修道女たちがやってきて、教会が建てられる。

1850年にはPetite Côteと呼ばれるダカールから南の海岸沿いでキリスト教が布教され始める。まずは、Ngasobilという町、そしてファディウート、ジョアル、ポポンギンへと広がり、1886年には南部のジゲンショールへと広がっていく。ファディウートのキリスト教については以下の記事をどうぞ。
貝とキリスト教の島、ジョアル・ファディウート

クリュニー修道会以外にも、マリストブラザーズ、ドミニコ会、聖心会、ベネディクト会などが各地に教会や修道院を設置しているが、その中で聖心会は20世紀になってニアニアンNianiangという町に、学校や教会を建設している。


そして今年2018年2月、ニアニアンに新しい教会Eglise Sainte Epiphanieが建設された。
フランスのNGOの支援によるものらしいが、高さ15メートルでドーム型の円天井が5層に重なったユニークな形をしている。建築家によると、ニアニアンの町が位置する海岸沿いは貝採取で有名で、貝で生計を立ててきた人が多いことから、貝をイメージして作られたそう。

ネット記事の写真を見た時に面白い形だなあと思い、先日ちょうど近くを通ったので立ち寄ってきた。
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by iihanashi-africa | 2018-05-07 19:32 | セネガル | Trackback | Comments(0)
カオラックにピラミッド?
さて、このピラミッドは何でしょう。
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少し近づくと分かるかな?
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もう少し近づいたら分かる?
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これでも分かりにくいけれど、正解はラッカセイの殻の山。セネガルの落花生栽培については、以前記事を書いたのだが(落花生の脱穀 in Senegal)、こうして殻を取り除き、山がいくつも出来上がっている。さて、この殻はどうするのだろう。。。
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ここから市場に出荷されるが、直接業者が買い付けに来ることも多い。
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by iihanashi-africa | 2018-05-03 02:27 | セネガル | Trackback | Comments(0)
セネガルのモンドセレクションのビール
セネガルでよく飲むビールにガゼルというビールがある。私はビールの味を表現できないので、一口飲んでディテール表現ができるムッシュSUZUKIの言葉を借りると、「変な甘さがなくて大人向きのビールで、軽いけれどビールらしい苦みがあるところがハートランドに似てる」らしい。
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先日、友人とこのビールを飲んでいて、友人がモンドセレクションのマークに気が付いた。これまで何度となく飲んでいたのに全く気が付かなかった。
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何が驚きって、日本でしか知られていないとも言われる「モンドセレクション」を、セネガルの会社が取得しようと思ったところ。モンドセレクションが日本の製品ばかりということが分かりやすく記述されているこの記事によると(↓)少し前の数字ではあるが、出品数の87%が銅賞以上を受賞していて、受賞した商品の8割がアジア。そして審査対象品の5割が日本からの出品らしい。アジアが多いのは、日本人をターゲットにしたい商品が多いからかも。審査料15万円を出せば、8割の確率で何かしらの賞を受賞できるらしい
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-4208.html


セネガルのガゼルビールが受賞している2017年の受賞リストを見てみると、JAPANからの商品が多すぎて驚く。
http://flipbook.monde-selection.com/201756142/mobile/index.html#p=1


ただ、その中でアルコール、とりわけビールだけはアフリカの製品が結構受賞している。2017年の受賞ビールをリストップしてみた。こうやって並べると、セネガルのガゼルビールの銀賞獲得!という特別感が薄れる(笑)。

【金賞】
ベナンのラ・ベニノワーズ(la Beninoise)ビール
ブルンジのアムステルロワイヤル(Amstel Royale)ビール
カメルーンのカステル(Castel)ビール
コンゴ共和国のスターク(Stark)ビール
エチオピアのアンバー(Amber)ビール
エチオピアのカステル(Castel)ビール
エチオピアのワリア(Walia)ビール
ガーナのスター・ラガー(Star Lager)ビール
ケニアのピルスナーラガー(Pilsner Lager)ビール
ケニアのタスカ・ラガー(Tusker Lager)ビール
マダガスカルのゴールド(Gold)ビール
ウガンダのナイル・ゴールド(Nile Gold)ビール
ウガンダのナイル・スペシャルラガー(Nile Special Lager)ビール
ウガンダのベル・ラガー(Bell Lager)ビール
ウガンダのタスカ・モルツラガー(Tusker Molt Lager)ビール

【銀賞】
アルジェリアのボーフォール(Beaufort)ビール
カメルーンのボーフォール・ラガー(Beaufort Lagar)ビール
コンゴ民主共和国のンコイ(Nkoyi)ビール
コートジボワールのボック・ソリブラ(Bock Solibra)ビール
ケニアのバロジ・ラガー(Balozi Lager)ビール
マダガスカルのTHBピルスナー(THB Pilsener)ビール
南アフリカ共和国のカーリング・ブラックラベル(Carling Black Label)ビール
セネガルのガゼル(Gazelle)ビール
タンザニアのピルスナーラガー(Pilsner Lager)ビール
タンザニアのセレンゲティ・プレミアムラガー(Serengeti Premiun Lager)ビール
タンザニアのサファリ・ラガー(Safari Lager)ビール


食品や健康食品、コスメなどの分野ではアフリカ製品がほぼ皆無なのに対し、ビールだけは豊富なのはなんだろう。ビールのモンドセレクション獲得は今ブームなのかな?セネガルで、モンドセレクションのマークを見て「お!!!」と思うのは日本人だけのような気もするのだが、ビールについては世界的なステータスになってきたということかな?まあ、アフリカのビール会社とはいいつつも外国資本で、モンドセレクションを獲得しようと考えること自体に、アフリカ以外の外国人の見方が少し入っている気がする。

ちなみに、ケニアのタスカ・ラガー(Tusker Lager)ビールは、モンドセレクションの中でも、最高金賞を3年連続で受賞するともらえる賞、International High Quality Trophyを受賞している。これだけ突出して特別っぽい。で、この話を、ケニアに長く住んだことのある方に話したら、「いや~~、それはないだろう!!」と話していた。やっぱり賞をとっているからと言って、それが自分の好みに合うとは限らないみたい。


2017年の受賞リストを眺めていて、マダガスカルのCaprice Bonbon AnglaisというジュースやJudor Cocktailというジュースが金賞を受賞していることに驚いた。マダガスカルにいたことのある方なら、え、なぜこの二つが金賞?????という疑問が頭の中を旋回し続けるのだが、全く回答が見つからない。こんな人工的な味のジュースがなぜだろう??受賞の基準はなんなのだろう。




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by iihanashi-africa | 2018-05-01 03:01 | セネガル | Trackback | Comments(4)
セネガル女性の結婚祝い、チュライとビンビンとベーチョ。
最近「女性」をテーマにした記事を続けて書いたので、もう一つだけセネガル女性の秘密をご紹介。

先日、久しぶりに会ったセネガル人の同僚の肝っ玉母さんのような女性が、第一声で「もう結婚したんでしょ?」と話しかけてくれた。結婚してからもう数か月経ち、あれ?そんなに会っていなかったかなと一瞬思い返しながらも、そうですよと答えようとしたら、その返事をする間もなく間髪入れずに「じゃあ、チュライとビンビンとベーチョを買ってあげるわ」と続けた。姪っ子でも結婚したかのようにルンルンとテンション高めで、自分のオフィスからチュライの瓶を持ってきて私に香りをかがせてくれた。

チュライビンビンベーチョ

この3つは、パートナーを喜ばせるグッズとして結婚する女性にプレゼントされるらしい。この話を聞いて、ふと思い出したのが、女性博物館で上映されていた映画『Dial Diali(ジャルジャリ)』。一つ前の記事で紹介したAnnette Mbaye d’Ernevilleの息子で映画監督のOusmane William Mbayeが、1992年に作成した短編映画。少し時代を感じる映像だが、これからパートナーとの夜を迎える女性が、周囲の女性たちのアドバイスを聞きながら準備する様子は、おそらく今も変わっていないと思う。

(映画はR-15指定になっています)


3つのグッズのうち、チュライThiourayeは以前ご紹介した。寝室に男性を喜ばせる香りを充満させるためのお香である。
セネガル人女性の魅惑の小道具チュライ


ベーチョBéthioとは、スカートの下につけるペチコートのようなセクシーな布。上の映画でも、7分30秒あたりからベーチョが出てくる。


そしてビンビンBine bineは、腰の周りに身につけるビーズの飾り。別名ジャルジャリDial Diali。上の映画のタイトルである。ビーズにも大きな玉と小さい玉とあり、大きいものはフェールferr小さいものをビンビンと呼ぶ。小さいものはプラスチックのビーズだが、大きいものはチュライのお香などを練りこんだ粘土で作ったものもある。またジャルジャリにはお守りとしての効果もあり、映画の中でも10分あたりから登場する女性がジャルジャリの意味を説明している。ビーズの色によっても効用が異なるようだ。生まれたばかりの子どもにも魔除けとしてつけることもあり、若い年ごろの女性もおしゃれの一つとして身につけている。
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映画の中では、この3つのグッズ以外にヘナも登場する。ヘナという植物を使った染料で、髪のカラーリングなどにも使用し、アラブ系の国々では手足にヘナタトゥーをする女性も多い。私も昔、モロッコに旅行した時に、ヘナタトゥーをしてもらったことがある。タトゥーといっても肌に色を染み込ませるだけのものなので2~3週間で消えてしまう。以前は西アフリカでも、上の映画の最初でも出てくるように、ヘナで足を染色する女性を見かけたが、最近はあまり見ない気がする。


さて、同僚からチュライとビンビンとベーチョを買ってあげると言われてから2週間が経ち、未だプレゼントはもらっていないのだが、使うかどうかは別として、滅多にもらうことのない代物なので、ちょっと期待して待っている。




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by iihanashi-africa | 2018-04-24 07:46 | セネガル | Trackback | Comments(0)
魅惑の小道具チュライの記事を更新しました
以前書いた「セネガル人女性の魅惑の小道具チュライ」という記事に、チュライのお香の原料の写真を加えました。



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by iihanashi-africa | 2018-04-24 07:22 | セネガル | Trackback | Comments(0)