2018年 10月 22日 ( 1 )
セネガル最大のダーラの家畜マーケット
セネガルから265kmのところにダーラDahraというコミューンがあるのだが、ここで毎週日曜日に開催される家畜マーケットはセネガル最大だという。西アフリカでも最大級と言われる。1日の取引額が10億セーファー(2億円)に達することもあるそうだ。セネガル国内だけでなく、モーリタニアやマリ、ガンビアなどからも家畜が集結する。

ダーラはルガ州の東側に位置するが、ダーラやそこから更に東のリンゲールという街は畜産で有名である。この地域を車で走ると見事に畑がなく、雨期後の10月は草が青々と地面を覆って家畜の餌の宝庫となる。特にリンゲールの牛は質が高いことで有名だ。
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毎週日曜日のマーケット(ルマLoumaと呼ばれる)の日、ダーラには近隣の村から多くの方々がやってきて、一週間で最も活気のある日となる。そのため、銀行も郵便局も市役所も、日曜日は営業・開館している。この街は、金曜日と土曜日が休みらしい。セネガルでは珍しい。

この日、落ちるんじゃないかと心配してしまうほど大勢の人が乗った車や馬車がダーラの街に向かっていた。
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家畜マーケットは、かなり広く、歩いて見るには時間がかかる。そんな事前情報も何もないままに到着した私たちの近くに、偶然にも馬車を持っているというお兄さんが危険だから案内するよと話しかけてくれたのだが、この馬車での案内が本当によかった。今までに経験したこともない光景を見られ、こういう案内がなければ絶対に入ることもできなかった牛のマーケットもぐるっと一周できた。本当にすごい迫力なのだ。

家畜マーケットは、牛、羊、馬と場所が異なる。特に牛は体が大きい上に、気性が荒い牛もおり、一般客が入るのは危険なため、高い塀で囲われている。
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こんな状態だとどれが誰の牛なのかも分からなくなりそうだが、この雑踏の中で取り引きされているのだからすごい。

赤毛の茶色い牛は、モーリタニアから来た牛で、白い牛はセネガルのルガ州の牛だという。大きくて立派な牛は300万セーファー(60万円)で取り引きされることもあるが、平均的な牛は、10万~30万セーファー(2万~6万円)程度。馬車で案内してくれたお兄さんは、この日、17万セーファー(3.5万円)で牛を1頭購入したらしい。やはりダカールと比べると格段に安い。
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バイヤーは、トゥバ、ルーガ、サンルイ、ダカール、ケベメール、ジュルベルなど、様々な街からやってくる。売られた牛は、一旦行き先ごとに別の区画に入れられて、トラックが来るのを待つ。




購入した牛を車に積む人々。
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こっちは羊のマーケット。
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そして、こちらは馬のマーケット。
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牛乳やヨーグルトを販売する人もいる。
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マーケットの方々用に食堂もあり、こうして調理された肉も売られている。
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最終的にこういう大きなトラックで、ダカールやトゥバまで家畜を運ぶ。
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案内してくれたお兄さんと相棒の馬。ベッキーという名前らしい。
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偶然にもダーラに行った日曜日がマーケットの日だと知り、偶然にもセネガル最大の家畜マーケットだと教えてもらい、偶然にもベッキーに出会えたおかげで、週末プチ旅行が更に充実したものになった。いや~、本当に見ごたえがあったなあ。


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by iihanashi-africa | 2018-10-22 09:21 | セネガル | Trackback | Comments(3)