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アフリカ人の花粉症
先日、あるガーナ人と食事をしました。彼は席に座るや、ティッシュを取り出し鼻をかみ、「花粉症で...」と一言。胸ポケットには目薬を、別のポケットには喉に吹きかける薬を、常時持ち歩いているそうです。日本人の私は花粉症じゃないのに。。。アフリカ人だって長期間日本に滞在すれば花粉症になるのです。

フランス在住のあるカメルーン人は、フランスに来て2年が経ったころから眼鏡をかけ始めました。アフリカ人が眼が良いというのは確かに本当ですが、それはアフリカにいるアフリカ人。それも職場でパソコンを使って仕事をしている人は除きます。先進国の狭い部屋でテレビを見て、ずーっと電気をつけた生活をして、どこかしらでパソコンを使う生活をしてれば、そりゃー眼は悪くなります。

アフリカ人の筋肉のつき方は違うなあとよく感じますが、体質にそれほど大きな違いを感じたことはありません。かかる病気は同じだし、症状も同じだし、アレルギーがある人もいるし。その国特有の病気というのがあり、花粉症も日本特有(他の先進国でも多少ありますが、日本は特に杉が多いですからね)ですが、日本人が花粉症にかかるのではなく、日本という国が花粉症を誘発する環境にあるのであって、国籍を問わず誰もがかかるんですね。当たり前ですが、改めて認識しました。

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by iihanashi-africa | 2008-03-10 14:15 | 日本 | Trackback | Comments(2)
Commented by 薬作り職人 at 2008-03-15 00:15 x
人間の体も「郷にいれば郷に従え」ですね。
どんな環境でも適応しようとしてしまうので、余計な病気までももらってしまう。不思議なものです。応援ポチ!

Commented by iihanashi-africa at 2008-03-16 23:50
薬作り職人さん、こんばんわ。
全く人間の体って素直ですねえ。私はアフリカで仕事をするために6種類の予防接種をしましたが、アフリカ人でこんなに予防接種をしている人はなかなか見かけません。でも病気にかからないわけではなく、結構みんないろんな病気にかかっています。私たちよりも抵抗力があるとはいえ、かかるものはかかってしまうんですね。

そういえば私は帰国直後の今年の1月に、アメーバ赤痢と診断されました。お医者さんに「持ってきちゃったねえ」と言われましたが、私はあまり納得がいかず、、、というのも以前アメーバ赤痢にかかったときは、ものすごーくおなかが痛くて下痢もひどかったのに、この時はちょっと胃に違和感があるくらいの症状だったのです。でもお医者さんには「抗体が出来ちゃっているのかもねえ」と言われました。アメーバの抗体って出来るものなのか?????
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