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Facebookの怪しいアカウント観察記
Facebookに限らず、SNSを利用していれば一度は怪しいアカウントからの友達申請を受け取ったことはあるだろう。私の肌感覚だとFacebookは特に多い。ここ最近はやや減ったものの、一時期は頻繁に申請が届いていた。カンボジアの大規模な詐欺拠点が摘発された後、少し下火になった印象もあるが、これは気のせいか。

私は友達の友達であっても、直接の面識がなければ申請を承認することはない。もっとも、友達の友達からの申請はそもそも稀で、実際には大半が不審なアカウントからである。そして私は、そうしたアカウントのプロフィールや投稿を眺め、詐欺の手口を推測することにちょっとした楽しみを覚えている。

1.顔ぶれの変遷
かつては美男美女の外国人の写真を使ったアカウントが多数派だったと聞く(私はあまり経験がない)。しかし近年私に届くものは、裕福そうな日本人男性や年配の女性を装うケースが多い。名前は純粋な日本人風なのに、日本語の文章に微妙な不自然さが漂う。
アカウントのスクリーンショットをそのまま使用するのは憚られるので、AIに指示して類似アカウントの写真を作成してもらった。漢字の間違いが多々あるが、その辺りは見逃してほしい。おおよそのイメージです。この記事にある全ての写真はAI作成のものです。
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2.共通の友達の有無
申請が届いた際、私がまず確認するのは共通の友達の有無である。怪しいアカウントはほとんどの場合、共通の友達がいないが、稀に一人くらいいることがある。その場合は、その友人がうっかり承認した可能性が高い。さらに、怪しいアカウントは友達数が100人未満と少ない傾向がある。

3.プロフィール紹介文の異世界感
プロフィール欄も観察のしがいがある。
自分を律し他者を思いやる、みたいな宗教的・自己啓発的な文章が目立つ。これらの紹介文は不自然すぎて読むのが興味深い笑。日本人は書かないような芝居がかった文章が多い。

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4.投稿内容から見える自己演出
投稿内容も興味深い。特徴をまとめてみた。
①自己顕示欲が強め:高級車や高級料理を生活の一部のように紹介する。でも最近は高級な家具を買ってしまったのでしばらくは自制しなければ、というような演出もある。
②親しみやすさの演出:うっかりミスをあえて披露し、庶民的な親しみやすさを装う
③海外感の強調:海外出張や外国人との交流を見せる
④時折の英語投稿:グローバルな自分を印象づける

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高級な●●買いました、行きました、食べました、もらいましたの記事を、日常の一部であるかのようにさらりと投稿するが、写真や文章の端々に借り物めいた空気はやっぱり漂う。

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怪しいアカウントは時代とともに進化しており、AIの進歩によって日本語がより自然になれば、見抜く難易度は上がるのかもしれない。でも現時点では、やはりどこかに微妙な違和感や不自然さが残っているので、皆様もどうぞお気を付けを。私はこういう怪しいアカウントから最新動向を学び、同時に探偵的な知的好奇心も満たしてくれている。


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by iihanashi-africa | 2026-01-13 21:37 | 日本 | Trackback | Comments(0)
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