昨年末、夫の友人のフィリピン人家族が日本を訪れた。子どもを含め6人と大人数での旅行だったので、主である夫の友人は疲れたに違いないが、子どもたちはディズニーシーを満喫し、歌舞伎町でゴジラを見たりと存分に楽しんだようだ。
私たちは8人乗りのアルファードを借りて、一緒に河口湖周辺へ日帰り旅行した。そのお礼というわけでもないが、フィリピンのお酒をもらった。 フィリピン・ケソン州の伝統的な蒸留酒で、ココナッツを発酵・蒸留して作られているそうだ。英語ではココナッツワインとある。アルコール度数は42%。ストレートで飲むのが一般的らしいが、私は無理だった。香りはよいので、水割りにして味わうのがよいかな。 ラベルを見ると、Manufactured by Capistrano Distilleryと記載があり、ウェブサイトを除いてみると、ランバノグの産業としての歴史は意外に新しいことが分かる。 https://www.capistranodistillery.com/ ランバノグは伝統酒ではあるものの本格的な生産が始まったのは1960年。1983年に化学工学を学んだイレネオ・A・カピストラーノがCapistrano Distilleryを創業し、ここから産業化して「ブランド」をつくり上げていったそうだ。1990年代に入ると、政府機関がランバノグ産業の育成に本腰を入れ始める。政府のバックアップでMallariマラリ、Buncayoブンカヨ、Capistranoカピストラーノの3社が、蒸留所としての品質基準や市場戦略を体系化し、フィリピンを代表するスピリッツとなったそうだ。 ![]() Capistrano蒸留所の所在地をマップで確認すると、あれ?以前フィリピン旅行で夫の友人に会いに行った場所と近い。どうやらこのお土産をくれた友人の地元がLambanogの産地のようだ。そういえば、当時食した料理はほとんどがココナッツベースだったし、帰路で購入したブコパイもココナッツパイだった。 フィリピン・ルソン島北部の旅:6日目(セントロ市場日帰り) このブログ記事を書くにあたり、夫からもなかなか興味深いレクチャーを受けた。フィリピンの農林水産物輸出量で最大の品目はココナッツだという。ココナッツ油が1位だが、そのほかにココナッツ油の原料になるコプラという乾燥させたココナッツも含めると、相当な規模のようだ。農業省の管轄下にはThe Philippine Coconut Authority(フィリピン・ココナッツ庁)があり、組織上は農業省の一部だが、実態としてはかなり強い独立性と影響力を持つ組織らしい。 さてさて、このランバノグ飲み終わるにはもうしばらくかかりそうだ。 もう一つ、こちらのお菓子もいただいた。二人暮らしの我が家には多すぎる笑
by iihanashi-africa
| 2026-01-10 20:54
| フィリピン
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