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チュニジアで急成長するサプリメント市場
先日、チュニジアの大学の先生と話をしていたとき、興味深い話を聞いた。

先生の知り合いが、緑豆のスプラウトの生産ハウスを建設し、今ではかなりの収益を上げているという。値段は決して安くないが、「栄養価が高い」「健康に良い」と評判になり、需要が伸びているらしい。最近では、他の栄養素と一緒にカプセルに加工し、サプリメントとしての販売も始めているのだとか。

その話の流れから、チュニジア人は意外とサプリメント摂取率が高いことを知る。サプリメントはあくまで「補助的な食品」だし、ものによっては嗜好品とも言える。価格も安くはないはずなので、あまり普及していないかと思いきや、チュニジア人は日々の食生活の中で栄養が不足していることをよく理解しており、特に中〜高所得層を中心に、不足分をサプリで補う人が少なくないと、先生は言う。正確なデータは分からないが、都市部では結構多そうである。

調べてみると、2024年1月のこんな新聞記事が出てきた。
「Compléments alimentaires : Une aubaine pour l’économie tunisienne
サプリメント市場、チュニジア経済を潤す成長分野に」

https://lapresse.tn/2024/01/25/complements-alimentaires-une-aubaine-pour-leconomie-tunisienne/?utm_source=chatgpt.com

サプリメント市場は世界的にも拡大しているが、チュニジアでも成長著しいという記事。今やアフリカ全体においても「リファレンス市場(模範的市場)」とまで言われる存在なのだとか。

記事によるとチュニジア国内に120の製造ラボが存在し、サプリメントの製造により約6万人の直接および間接雇用を生み出しているそうだ。2022年末のeコマース報告書では、チュニジア国内のオンライン販売サイトで、第2位がサプリメント系の販売サイトだったそう。

私が話した大学の先生は、栄養補完の目的で摂取しているが、チュニジアでは医師からの勧めで摂取を始めるケールも多いらしい。血液検査で鉄分やビタミンDの不足が見つかると医師から勧められたり、禁煙後にビタミンCのサプリを推奨されたりと。あとは美容サプリやスポーツ系サプリもかなり多いらしい。マーケティングに上手くはまってしまった市場と言えなくもないが、アフリカの中で意識高い系とも言えるか。

今度チュニジアを訪問する機会があったら薬局に立ち寄ってみようかしら。
ちょっと気になる。


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by iihanashi-africa | 2025-10-05 22:37 | チュニジア | Trackback | Comments(0)
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