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チュニジアでBoltを使用できなくなった
チュニスに到着した日、外出しようと、いつものようにタクシーアプリBoltを開いた。
すると、なぜか
「Bolt is not available in this region. Please select another region.
(Boltはこの地域では利用できません。他の地域を選択してください)」

と表示されてしまう。
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そういえば前回の出張時から今回の出張の間に機種を変更したから、それが影響して何か設定が変わったのかもしれない。改めてアプリを開き直してregionを選ぼうとしても選択肢にチュニジアが出てこない。ネットワークの問題かもしれないとホテルのWifi最強地点であるロビーに移動して再挑戦するも、結果は変わらず。やはりこういう画面が出てくる。

チュニジアでBoltを使用できなくなった_c0116370_21500516.jpg

何かがおかしいと思いネット検索してみると、チュニジアでBoltが使用不可になったという記事に行き当たった。
私がこれから出かけようとする先は運転手に口頭で説明するのは難しい。きっと他にタクシーアプリがあるに違いないとgoogle playを覗くと、真っ先に表示されたのは「wassali」というアプリ。ただ、これでよいのか判断がつかず、ホテルの受付に尋ねると「inDrive」という別のアプリを教えてくれた。後々、Wassaliはアプリはあるが登録タクシーも少なくリビングデッド状態ということが分かる。


早速inDriveをダウンロードし登録を試みた。このアプリはチュニジアの携帯番号がないと登録できないらしい。幸いチュニジアのSIMは持っているが、緊急時に電話で受け答えするだけの番号なので、2台ある端末の内、普段使わない方に挿入してある。結構奮闘したのちに、「アプリを入れる端末でチュニジアの番号が有効であること」が必要だと判明。試行錯誤の末、ようやくセットアップが完了した。使い方はBoltとそれほど変わらないので慣れれば不便はない。

チュニジアでBoltを使用できなくなった_c0116370_22394419.jpg

さて、なぜBoltは消えたのか。

それが気になる。
今回の出張であちこちで話題にでた。

簡単に言えば、現政府に目をつけられたのだ。
ただもっともらしい理由は、「タクシー料金が高騰し、庶民が使えなくなった」というもの。確かに、Boltは15%の手数料に加え、ダイナミックプライシングによって高額になることも結構あった。そのため運転手がBoltの客ばかりを優先し、流しのタクシーがつかまりづらくなっていたそうだ。事実、今回使ったタクシー運転手の一人が、inDriveよりもBoltの方が儲かったと話していた。こうなると、学生や郊外の住民がタクシーを拾えずに困る。バスや電車等の公共交通インフラが不十分なチュニジアにおいて、タクシーは公共交通機関のようなもので、この料金がつり上がるのは由々しき事態。

ただ、実際のところはよく分からない。政府と何か揉めたのでは、という陰謀論めいた話も囁かれる。いずれにせよ決定は急だったそうだ。ある日突然、発表があり翌日から運用停止になったという。

さて、inDriveはというと、細かい点で惜しい。GPSの反応が遅く、5秒くらい前の位置が表示されるので、目的地を行き過ぎることもあった。タクシー運転手によると、手数料の回収もまだ抜け穴があって運転手が支払っていない例もありそうだ。あと、最初に基本料金が表示されるが、混雑時は下の写真の+プラスボタンを押して少し高めで提案しないと来てくれない。なんかオークションに参加している気分である。こんな感じだと、そのうちboltと同じように値がつり上がっていくのではと老婆心ながら心配になる。

チュニジアでBoltを使用できなくなった_c0116370_22045607.jpg


とはいえ、2,3回使えばinDriveでも何とかなるし、もう私はタクシーアプリがないことのほうがストレスになるらしい。


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by iihanashi-africa | 2025-09-28 22:43 | チュニジア | Trackback | Comments(0)
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