セネガルを離任する際、小物が多すぎた私は、日本に持って帰るものを泣く泣く厳選せざるを得なかった。その中で、これだけは持って帰りたいと考えていたものの一つが、セネガルのガラス絵のお皿である。
ガラスの裏側に絵を描いて表側から見て楽しむもの。セネガルの言語ウォロフ語でsouweer(スウェール)と呼ばれる。フランス語ではPeinture sous verre。他のアフリカ諸国でも見られるのだが、セネガルのガラス絵は、デザインも色合いも独特で、特に人気がある。セネガル人は服飾でもそうなのだが、なにかと原色が好きで、鮮やかな色が好みの私ともぴったり合う。 ![]() ![]() ![]() この技術は、もともと西洋から中東を経て、マグレブに伝わり、20世紀初頭にセネガルに伝わったと言われている。私が購入したガラス絵のお皿は大量生産されている日常の小道具だが、セネガルのガラス絵は一つのアートとして非常に精巧で芸術的なものもあり、その道のアーティストもいるのだ。個展も開かれるほど。 まずガラスの裏に筆で輪郭を描き、乾いたらその上に色を塗り足していく。裏から見ると何の絵か分からないが、表から見ると完成している。最後に絵具を保護して出来上がり。作成工程の動画があったのでどうぞ。 私が持って帰ってきたお皿は洗いすぎると絵具が剥げてしまいそうな気がして、普段使いはしていないのだが、友人が家に来た時やクリスマスなど、イベント時にテーブルに置くと、とても華やかになる。本当に持って帰ってきてよかった。
by iihanashi-africa
| 2022-02-04 23:52
| セネガル
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