Hanzaという植物
先月7月にニジェールへ出張した際、首都ニアメの空港で、コーヒーを飲もうと立ち寄った売店にHanzaという見たこともない食べ物を発見した。なにやらカタツムリのように渦を巻いていて、色はピーナッツのような色。大きさは小指の爪くらいの小さなもの。コーヒーを頼むついでに、売店のおじさんにこれは何かと尋ねると、「ハンザ」だという。他の名前はないのかと聞いてもハンザということしか分からなかった。ただ、ちゃんと容器にHanzaと書いてあったので、調べるのに時間はかからなかった。
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実はもう一つアップしたい果実があるのだが、未だに名前が分からないため情報を得られず、アップできていない果実がある。ローカルネームを聞いたままにメモしてきたが、綴りが違うのか全くネットでヒットしない。だから、こうしてローカルネームでも綴りが分かるとありがたい。

脱線したが、私が購入したHanzaはキャラメルコーティングされており、ほんのり甘かった。でないと苦くて食べ続けられないかもしれない。
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さて、Hanzaの学名は、Boscia senegalensis。フウチョウソウ科。西アフリカのサヘルが原産地らしい。あまり知られていない植物だが、栄養価は高く、伝統的に食されている果実の一つ。年間降雨量100~500mmの地域で生育するようで、かなり乾燥した砂地でも育つ。現に降雨不足で穀物不足になった時に、現地の方々の代替食品としてかなり活躍しているらしい。WikipediaにHanza以外の様々な呼び名が明記されており、バンバラ語、フラニ語、ザルマ語、タマシェック語など、やはりローカルネームが存在するのはサヘル地域の言語だ。とりわけ、ハウサ族やフラニ族にとっては重要なエネルギー源らしい。
https://en.wikipedia.org/wiki/Boscia_senegalensisより~

ハンザは、果実も食べられるという。銀杏くらいの大きさの果実ができ、生でもドライフルーツとしても食べられる。この銀杏程の果実の中に、私が食べたくるっと渦を巻いた種子があるそうだが、果実と種子を分離させるのが大変な作業らしい。いつか機会があれば果実も見てみたいなあ。

ニジェールでは、様々な調理方法があるらしい。これはwikipedeiaに掲載されていたスープの写真。
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この他にも、ペースト状にしてクスクスにしたり、クッキーにしたり、パンの材料としたりと最近はレシピも豊富らしい。


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by iihanashi-africa | 2018-08-27 17:28 | ニジェール | Trackback | Comments(3)
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Commented by 兵庫花子 at 2018-08-27 21:08 x
貴重な情報提供ありがとうございます!

実は私は・・・アマチュアで小説を書いています。
この春、ある小説誌の新人賞に、北方民族を
素材とした小説を応募しました。結果は
一次予選通過の二次予選落ち。

本当は近未来のアフリカを舞台にした
小説を書きたいと思っていました。
日本人が現代の地球で生きる意義を
読者と共に考えるような小説を
目指しています。

ええっと・・・小説用のペンネームは
もっと違ったものです。
Commented by iihanashi-africa at 2018-08-28 19:09
小説を書かれているのですね。私の個人的関心を書き記した記事も少しは参考になるとよいのですが。是非、目指されている小説、書いてください!!いつか読むのが楽しみです!!
Commented by 兵庫花子 at 2018-08-28 21:54 x
応援ありがとうございます!!!
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