セネガルのキリスト教とニアニアンの教会
セネガルはイスラム教徒が9割を占めると言われている。しかし、私の友人のキリスト教徒のセネガル人は、いやキリスト教徒は1割以上いる!と主張する。セネガルは、南部のカザマンス地方にキリスト教徒が多く、私はこの地域に行ったことがないので分からないが、カザマンスの人口の大半がキリスト教徒だとすると、数字は大きく変わってくると思う。ただし、ガンビアより北にいる限りは、イスラム教徒9割というのは肌感覚では間違っていないと感じる。


セネガルにおけるキリスト教は、15世紀のポルトガル人の来航から始まるが、戦略的な布教はフランスの植民地時代に行われた。既にイスラム教が浸透していた地域と海岸沿いのイスラム教と戦っていた地域とで布教戦略を変え、キリスト教の浸透を図っていった。

まずは、1819年にフランス領西アフリカの首都だったサンルイ。クリュニー修道院のシスターたちが学校と教会を設立する。クリュニー修道院については以下の記事を。
サンルイ島の植民地時代の建造物群

1822年にはゴレ島に修道女たちがやってきて、教会が建てられる。

1850年にはPetite Côteと呼ばれるダカールから南の海岸沿いでキリスト教が布教され始める。まずは、Ngasobilという町、そしてファディウート、ジョアル、ポポンギンへと広がり、1886年には南部のジゲンショールへと広がっていく。ファディウートのキリスト教については以下の記事をどうぞ。
貝とキリスト教の島、ジョアル・ファディウート

クリュニー修道会以外にも、マリストブラザーズ、ドミニコ会、聖心会、ベネディクト会などが各地に教会や修道院を設置しているが、その中で聖心会は20世紀になってニアニアンNianiangという町に、学校や教会を建設している。


そして今年2018年2月、ニアニアンに新しい教会Eglise Sainte Epiphanieが建設された。
フランスのNGOの支援によるものらしいが、高さ15メートルでドーム型の円天井が5層に重なったユニークな形をしている。建築家によると、ニアニアンの町が位置する海岸沿いは貝採取で有名で、貝で生計を立ててきた人が多いことから、貝をイメージして作られたそう。

ネット記事の写真を見た時に面白い形だなあと思い、先日ちょうど近くを通ったので立ち寄ってきた。
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by iihanashi-africa | 2018-05-07 19:32 | セネガル | Trackback | Comments(0)
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