一時帰国中に、ユージン・スミス写真展に行ってきた。 生誕100年らしく、東京都写真美術館で1月28日まで開催されている。 ユージン・スミスは、1936年にアメリカで刊行されたグラフ雑誌『ライフ』で数多くのフォロエッセイを発表した。単純な写真による解説の域を超え、対象やテーマへの深い理解と解釈を持ちながら、それを表現するための一つの方法として編み出されたフォトエッセイ。複数の写真を組み合わせてストーリーを持たせ、視覚的なもの以上に内面的な真実へ迫ろうとする。スージン・スミスの写真は、いつも何かを物語っている。
ユージン・スミスは、『ライフ』の仕事でガボンのランバレネにも滞在し、シュバイツァー博士をカメラに収めている。アフリカの聖人と言われた偉大な方だが、医療活動の現場は非常に厳しいもので、博士の偉大さをおさめるのではなく、現場の厳しさを伝える写真を撮り続けたそうだ。 写真展は、ユージン・スミスの人生に沿って、『ライフ』の時代から「水俣」の写真を撮るまで、時系列で飾られており興味深い。 ![]() にほんブログ村
by iihanashi-africa
| 2018-01-15 15:53
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