カンボジア旅行5日目前半:繁栄の水利都市アンコールをささえる寺院
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5日目 午前

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4日間毎日東南アジアの味を食していると、やはりこういう食事がとりたくなる。今日はパイナップルパンケーキ。バッタンバンのホテルもそうだが、どこも朝食の質が高かった。私は朝食をしっかりとるので、非常に重要なポイント。


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プノン・クーレン

アンコールが王朝最盛期の都として栄えた背景には、巧みに設計された水路と貯水池からなる治水灌漑システムの存在があった。そのおかげで、乾季には貴重な雨水を蓄え、雨期には余分な水を分散させることが出来たと言われている。

アンコールのなかでも特に神聖とされている聖地がクーレン丘陵にある。プオック川とシェムリアップ川の源流がある場所だ。雨期に、クーレン丘陵から流れ出る大量の水を制御し、利用することで、アンコールとその支配者たちは繁栄を遂げた。9世紀初期に王朝の基礎を築いたジャヤヴァルマン2世の時代からずっと、王国の発展は豊かなコメの収穫に支えられてきた。(National Geographicより)

クーレン丘陵は、高さ4400mほどの砂岩でできた連山で、ライチの木が多いことから「ライチの山(プノン・クーレン)」と呼ばれるらしい。

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ここがクーレン丘陵の麓の入口。
ここから山道を登る。


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クーレン丘陵周辺。


c0116370_230721.jpgプノン・クーレンでは、川底に無数のリンガが見られる。リンガとは、ヒンドゥー教の創造と破壊の神であるシヴァ神の象徴で、男性器の形をしている。
何故川の中に神像を造ったのか。
リンガの上を流れた水は聖なる水となると言われており、川底に無数のリンガを作れば、よりパワーのある水になると考えられたそう。そして、神々のパワーが水を介してより多くの人々のもとに行き渡るようにという思いがあったとされている。


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大きな四角の岩が分かるだろうか。
通常、リンガは四角い台座のような形をしたヨニ(女性器の象徴)の上に置かれている。


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訪れた時は雨期の真っ最中だったため、少し水が濁っていて見えにくい像もあったが、浅いところはこうしてリンガが大量にあることが分かる。


c0116370_2305354.jpgプノン・クーレンでは、このような黒い木を見かけた。お香のようなかなり強い香りがし、何かと問い合わせると、木自体がこのような香りを持っており、水につけて部屋に置いておくととてもよい香りがするらしい。そして、売り手の話だと永久に匂いが消えないと。
結局なんだかよく分からず、帰国してからネット検索もしてみたが、未だに何か分からず。。。知っている方がいたら教えてください。


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クーレン山の中は本当に山道。


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クーレン丘陵の頂上には、プリア・アントンと呼ばれる涅槃仏のある寺院がある。私にとっては、シェムリアップ滞在中に訪れた場所の中でも特に印象的だった場所の一つである。遺跡ではなく、現在もカンボジアの人々がお参りする寺院のため、皆さんが様々な思いを持って遠いこの地を訪問しているのが分かり、自分自身も身が清まる思いがする。


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まずここでお祈りをする。


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リンガの彫られた石台で手を洗って清める。


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このような大きな岩の上に寺院が建てられている。


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その中に大きな涅槃仏がある。
16世紀にアンチャン一世が造らせたものだそう。


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この辺りは奇岩が多く、それぞれの岩に仏像が置かれている。


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実は寺院の外で、線香やろうそくと共に、こうして500カンボジアリラのお札の束が売られている。最初はお土産用の偽物のお札かと思ったのだが、中に入って分かった。


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なるほど、こうして新しいお札をお参りで使うようだ。


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この寺院だけではないが、様々なところでお札を使った占いをしている。
まずは束になったお札を頭にのせ、なにやら束に突き刺す。


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その突き刺したところの札を読んで、それに合わせてお祈りをする。


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その際に蓮の花の浮かんだ水をお清めに使う。


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この日のお昼は、バナナとサツマイモの揚げ物を買って水辺に座ってピクニック気分。


プノン・クーレンの川には2段の滝がある。上流部に小滝、そのすぐ下流部分に大滝があるのだが、小滝の上の平坦な水場は身分の高い人専用、その先に約20mの落差の大滝があり、滝つぼの浅瀬は兵士の水浴び場だったらしい。現在は、地元の方々の絶好の水遊び場となっている。

これだけはしゃいでいる姿は、見ている方も楽しませてくれる。

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こうして川辺に海の家ならぬ川の家のようなお休み処がある。大勢でランチをしていたり、こうしてハンモックでお昼寝したり。


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ハンモックについては、各家庭に最低2~3個はありそうな勢い。
これは別途記事を書くことにする。



午後は東のアンコール、ベン・メリアへ。



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by iihanashi-africa | 2016-09-10 23:15 | カンボジア | Trackback | Comments(0)
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