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今度はコートジボワールで襲撃か…
悲しいとしか言いようがない。

あまりこういう胸が痛む話はブログに書きたくはないのだが、マリ、ブルキナファソに続き、コートジボワールでも起きてしまった。

もしかしたら次のテロの標的はセネガルではないかと思っていたが、コートジボワールだった。

今日3月13日(日)午後1時過ぎ、中心都市アビジャンから40kmほど東のグラン・バッサムGrand Bassamで襲撃は起きた

http://www.ledauphine.com/france-monde/2016/03/13/cote-d-ivoire-des-tirs-entendus-sur-une-plage
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160314-00000004-asahi-int

グラン・バッサムは、アビジャンから近く、砂浜海岸があり、素敵なホテルが並び、またフランス植民地時代に数年間だけコートジボワールの首都だったこともあり、当時の建物が残っていて歴史を感じる街らしい。私は行ったことはないが、ブルキナファソにいた時の友人たちが「近場で海を楽しんでくる!」とこの辺りに旅行に行った話は聞いたことがあった。

報道によるとテロリストは6人。グラン・バッサムの3つのホテルと海岸で乱射したらしい。現時点で、一般市民14名と軍関係者2名が犠牲になったとの発表が出されている。

マリ北部で活動するイスラム過激派のAQMIが犯行声明を出している。
今年1月に発生したブルキナファソのテロもAQMIだった。

【アラート】ブルキナファソでもテロ
マリ北部のイスラム過激派グループとは


今回セネガルに出張に来て、スーパーやホテルなどの入口で、とても警備が厳しくなったと感じた。外国人がよく行く大型スーパーでは、ナイロビ同様に車の下、中、乗車している人のカバンの中までくまなく調べる。これまではサクッと駐車場に入れたのに、今や入口で渋滞する。私が泊まっているホテルも、空港でよくみる金属探知機で全身をチェックする。やはり1月のブルキナファソのテロ以降、セネガルでも警戒し始めたようだ。

世界各地でのこのテロの発生はどこまで進み、どこで終息するのだろうか。

このままテロの頻度が高くなり、その内ちょっと大きめの交通事故が発生したような感覚で報道されるようになるのではないかと怖くなる。

仕事も旅行も本当にやりづらくなった。

今日はトルコでもまたテロがあった。
あんなに魅力的な国トルコにも、もうしばらくは旅行できない。


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by iihanashi-africa | 2016-03-14 05:06 | コートジボワール | Trackback | Comments(2)
Commented at 2016-03-14 10:14
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by iihanashi-africa at 2016-03-15 04:50
ほんとですね。これから世界各国でこういう突発的な襲撃と共存していかなければならないのですかね。。。
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