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ドバイの表と裏を知る旅 1日目・2日目
アフリカで働く人にとって、ドバイと言えば便利なトランジットの地というイメージしかなく、エミレーツ航空にお世話になっている人々は多い。そのエミレーツ航空に大学の時の友人がCAとして勤務しており、彼女を訪ねに行こうと思いながら3年くらいが経過してしまった。そしてやっと自由な時間が出来たので、1月13日~20日までの1週間で念願のドバイ旅行を決行した。

早速ガイドブックを購入しUAE(アラブ首長国連邦)という国の歴史を読み始めたのだが、5~6世紀から19世紀までの記述が異様に短い。これは、UAEに限ったことではなくアラビア半島のオマーン、カタール、バーレーン、サウジアラビア、クウェート、イエメンなど全ての国に共通している。特にサウジアラビアとクウェートに至ってはこの間の記述が全くない。大体共通して言えるのは、6世紀以降、インド洋、紅海、パレスチナを通って地中海へ結ぶ交易路として栄え、7世紀にイスラム教が誕生して一気に勢力を伸ばしてイスラム帝国がアラビア半島を覆い、8~10世紀には海のシルクロードとして中国とも交易が盛んになり、16世紀以降はポルトガル、続いてイギリスの進出を受け、19世紀あたりから首長が台頭し、20世紀に入って石油が開発されてから産油国として変貌する。アラビア半島の中世の歴史はあまりよく分かっていないらしい。

今回行く先々で感じたのが、本当に歴史が浅い。古代遺跡はあり世界遺産に指定されているものもあるが、規模が圧倒的に小さく、やはりエジプトやトルコやローマ、そして対岸のイランやイラクの魅力には到底かなわない。歴史を観光の売りに出来ないため、油田開発で財政的に豊かになったことを利用して豪華なドリームランドを造り、そしてショッピングの中心地とすることで人が集まるようになったのかな。

急速な開発は本当に目を見張るものがあるが、その裏で働く移民たちの労働条件は実はとても厳しい。しかし、UAEの約1千万人の住民のうち、UAE国籍の人々は19%のみ。残りは移民労働者で、インド・パキスタン系が50%と多く、アジア系やアラブ系も20%以上を占める。でも、この国を統治するのは19%の人々と一部のインド・パキスタン系。そしてこれら経営者が相当の権力を握り、労働者は組合を作ることも許されておらず、移民労働者が非人道的な扱いをされている状況も垣間見た。その一方で、UAE国籍を持つ国民は政府の手厚い保護があり、教育と医療は無料、所得税なし、低所得者への住宅や給付金もある。今のところ、国民も少なく全員に利益が行き渡っているようなので不満もないかもしれないが、UAE国民が増えて行って政府の負担が厳しくなっていったときに、転機が訪れるような気がする。私にとって今回の旅行は、豪華絢爛なイメージの裏の部分を知れたことがとても大きな収穫だった。

友人が教えてくれたドバイを舞台とした映画City of Lifeがドバイの現実を如実に表現している。本当のドバイを知りたければ、是非見てほしい。

その他ドバイの印象は、
・年間降水量100mm程度なので雨対策が出来ておらず非常に雨に弱い国である
・実はドバイは想像するより大きい街である
・あらゆるところに無駄なスペースが多く歩行者は疲れる
・天井もやたらに高い
・公共交通機関があまり発達しておらず、これまた歩行者に優しくない
・運転が荒い
・インド・パキスタン人街の活気がすごい
・人にもよるが全般的にお客さんへの対応はよい


他にもある気がするが、感じたことを所々に記述していこうと思う。

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1月13日(火) 1日目

ドバイ旅行の日程を決めるに当たって友人にフライトのない日を聞いたら、1月15日~17日は3日間空いているということだったので、それに合わせて行くことにした。しかも前日は成田便だったので、友人が乗る便で私も一緒にドバイに飛ぶことにした。

友人はファーストクラス担当なので、機内で話すことは出来ないだろうと思っていたら、なんとこの日ファーストクラス搭乗者はいないというベストタイミング。エコノミークラスも横になって寝られるほど搭乗客が少なくCAさんたちも少し余裕があったようで、早くも機内でお互いの近況のキャッチアップを始められた。

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1月14日(水) 2日目

ドバイの表と裏を知る旅 1日目・2日目_c0116370_2355117.jpgドバイ空港に到着。
そして、早速、荷物引き取りのレーンに私の荷物がないというアクシデント発生。最後に残ったネイビーカラーのスーツケースは私のものと似ているが違う。ロストバゲージの書類を記入して探してもらおうとしている時に、もしやと思い、カウンターの方に「あそこに私のスーツケースと似たものが残っているのですが、もしかしたらあのスーツケースの持ち主が間違って私のものを持って行ってしまったかもしれないので、連絡してもらうことは可能ですか?」と聞いてみた。そして、紆余曲折あったものの携帯に電話がつながり、幸運にもドバイ在住の方だと分かり、空港から15分くらいのところに住んでいるということだったので、すぐに持ってきてもらった。最初カウンターの方からは「見つかったら連絡する」と言われたが、引き下がらずに別の担当者に掛け合ったことで早く解決した。よかった~


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仕事が終わった友人とエミレーツ航空の本社にて。


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友人宅に移動。
空港の近くに住んでおり、周囲はこんな感じ。高層ビル街以外は平坦な街である。


ワフィ・モール Wafi Mall

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少し休息したら、お腹がすいてきたのでワフィ・モールというショッピングモールへ。なんかあらゆる装飾が巨大だ。


ワフィ・モールのシンボルでもあるステンドグラス。
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ドバイの表と裏を知る旅 1日目・2日目_c0116370_23591363.jpgワフィグルメというレストランでアラブ料理を食す。
レバノン料理レストランはアフリカにも沢山あり時々行っていたが、こんなに美味しいレバノン系のアラブ料理を食べたのは初めてだった。ヒヨコ豆のペーストのハモスやタブーレサラダ、レンズ豆のスープ(ショルバトゥアダス)が驚きの美味しさだった。やはり本場で食べる料理は美味しい。


ドバイ・モール Dubai Mall

ドバイの表と裏を知る旅 1日目・2日目_c0116370_00768.jpgドバイで最大のショッピングモール。1200もの店舗が入っているらしい。今回の旅の目的はショッピングではなかったので大して回らなかったが、それでも迷う。方向感覚は良い方なのだが、エスカレーターが地下階まで続いていなかったり、あと外への出口が少ない。メトロへの入口も1ヵ所しかなく、それも20分以上歩く。これまでは駅からモールまでの通路がなく、大変だったらしい。やっぱり車を持っていないと大変な街である。


上述の通り、ドバイはどこもかしこも天井が高く、空間をとても贅沢に使っている。お店がとても広く明るく見えるが、場所によっては無駄にも思えてしまう。これは日本人の感覚。
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モールの中にスケートリンクがある。


バージ・ハリファ Burj Khalifa

地上828m、160階建ての世界一の超高層ビル。とても幻想的。
ドバイの中心部には高層ビルが多いが、どこもバージ・ハリファの半分くらいの高さだと思う。とび抜けて高い。それも東京やニューヨークの様にビルがひしめきあって空が狭いということもなく、結構開放的だ。
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ドバイ・モールやバージ・ハリファなどを囲むように人工湖があり、午後6時から11時までの間、30分おきに音と光と水の噴水ショーがある。
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人工湖の周辺は本当にドリームランドだ。
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バージ・ハリファを撮るならここがベストスポットと言って友人が教えてくれたのがここ。ドバイ・モール駅の入口。
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2日目へ続く。


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by iihanashi-africa | 2015-01-21 00:07 | UAE | Trackback | Comments(2)
Commented by K◎ at 2015-01-21 01:57
こんばんは!
荷物 見つかって ホントによかったですネ!
せっかくのドバイ旅… 見つからなかったら
テンション下がっちゃいますもんネ!
よがった~! よがった~♪
あ、つづき 楽しみにしています! ワクワク!
Commented by iihanashi-africa at 2015-01-22 20:13
ありがとうございます!海外では、前のめりな交渉が必要ですね。すぐに見つかって本当によかったです。
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