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赤い砂岩の尖塔、レッドツィンギ
<前回の続き>

赤い砂岩の尖塔、レッドツィンギ_c0116370_2152480.jpg今回のトレッキングコースはかなり長くハードだったため、途中2回休憩を入れ、車に戻ってきたときには既に1時半過ぎ。朝食が朝3時だったのでお腹は空いてるわ、疲れているわでへとへとだった。昼食はガイドのオリビエさんが作ってくれた。運転手兼ガイド兼料理人。体力的にきついでしょうこの仕事と尋ねたら、慣れているから平気。むしろいろんな人と出会えて話が出来て楽しいらしい。そう言ってもらえるとクライエントとしても嬉しい。


赤い砂岩の尖塔、レッドツィンギ_c0116370_220726.jpg食事のにおいを嗅ぎつけたキツネザルがやってきた。でもこの写真、実は12月のもの。今回行ったときはサルを見ることは出来なかった。最近は観光客が少なく、残飯が残らないため、サルが寄ってこなくなってしまったそう。別の餌場を見つけたのかも。


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12月に来たときは親子のサルが見られた。


赤い砂岩の尖塔、レッドツィンギ_c0116370_2305021.jpg食事の後に、巨大な洞窟を探検。といっても暗すぎて奥までは入れない。それにコウモリが天井にびっしり止まっており、糞が臭くて我慢できない。マダガスカルにGuanomadというコウモリの糞を使ったリン酸肥料がある。それだけマダガスカルにはコウモリが多いのだろうか。


アンカラナ特別保護区を後にし、ディエゴへ向かった。今回は疲れ果てていたために、ホテルへ直行したが、前回はレッド・ツィンギに立ち寄った。

ディエゴから70km程のところに石灰岩のツィンギとは異なり、小さな峡谷に赤いツィンギが見られるところがある。石灰岩のツィンギと異なり、砂岩のツィンギ。赤い色は硫黄と鉄が混ざって出来た色。到着して上から眺めたときは遠すぎて何かよく分からなかった。
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が、近づいてみたら、結構感動。高さ1~3m程度の小さい尖塔だが、優しい曲線で美しい。私は実は、アンカラナのツィンギより、レッド・ツィンギの方に強い感動を覚えた。
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日が暮れるころにホテルHotel La Note Bleueに到着。
ホテルの目の前には、ディエゴの象徴でもある神聖な島Pain de Sucre(マダガスカル語でNosy Lonjo)が見られる。100アリアリ札にも描かれている島だ。この島には、数々の神聖な儀式を行える許された者しか入れないという。
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今回もホテルには満足。
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テラスからPain de Sucreが見られる。
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ホテルの入り口。


            海で泳いでいるかのような感覚になれるプール。
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1日目は充実していたが、かなり疲れた。
よく休んで2日目のエネルギーを溜め込むことにする。

<次へ続く>

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by iihanashi-africa | 2010-05-17 04:13 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
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