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ブルキナファソでまたテロ
8月13日(日)の夜、ブルキナファソの首都ワガドゥグでテロが起きた。今日はバルセロナでもテロがあったため、ブルキナファソの報道は小さくなったが、かつてブルキナファソで働いていた私にとってはこの衝撃は大きかった。またか、、、というため息と同時に肩を落とした。

約1年半前の2016年1月15日の夜、ワガドゥグ中心街のスプレンディッドホテルと道路を挟んで目の前にあるカプチーノというカフェが襲撃にあった。
【アラート】ブルキナファソでもテロ

そして、襲撃にあったカプチーノカフェから200mと離れていないAziz Istanbulカフェが8月13日の夜、襲撃にあった。空港からも100mと離れていないため、一時空港閉鎖になっている。

http://edition.cnn.com/2017/08/13/africa/burkina-faso-attack/index.html

13日の夜9時15分頃、バイクに乗った二人の武装テロリストがAziz Istanbulカフェにやってきてカフェの前に止まっていた車にバイクをぶつけ、バイクから降りると同時に銃を取り出してお客を襲撃しだした。従業員や一部の客は裏口から何とか逃げており、空港の横にある空軍基地に逃げ込んだ人もいたらしい。

9時半には、警察そして憲兵隊の突入部隊(USIGN)が到着し射撃を始めた。この突入特殊部隊は、2016年1月の襲撃の際も活躍したが、この時は仏軍の援護もあった。今回は部隊が軍の援護を受けながらも単独でオペレーションを行った。テロリストは建物内の階段で上層階へ行き、人質を取ったため時間がかかったものの、午前2時頃に一人が射殺され、3時頃にはもう一人も射殺された。

現段階では犯行声明は出ておらず、バックがどの組織なのかは不明。

このテロの犠牲者は18名。
半数がブルキナファソ人で、フランス人、クウェート人、レバノン人、トルコ人、カナダ人も犠牲となった。私自身が直接知っている方はいないが、カナダ人の犠牲者は友人の友人だった。それも結婚したばかり。いろいろ想像すると胸が締め付けられる。

ついさっき、テレビでクウェート人の犠牲者の家族がインタビューを受けていた。
「襲撃した人など知りたくもない。イスラム教徒と言うなどもってのほか。アラーの庇護など受けているはずがない。悪魔でしかない。」
同じイスラム教徒とは絶対に語ってほしくないのだと思う。
このテロで、何人のイスラム教徒が亡くなったのだろう。。。


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by iihanashi-africa | 2017-08-18 10:30 | セネガル | Trackback | Comments(0)
サルーム・デルタのマングローブ
セネガルの世界遺産の一つにサルーム・デルタSaloum Deltaがある。

セネガルのサルーム川、ジョンボ川、バンジャラ川およびそれらの支流によって形成された面積50万ha(5000km2)の三角州である。西アフリカ屈指の野鳥の繁殖地になっており、敷地の一部がサルーム・デルタ国立公園やラムサール条約登録地を含む生物圏保護区となっている。それと同時に、数千年にわたって漁撈採集を営んできた人々が作り上げた巨大な貝塚群が独特の文化的景観を形成している地域でもあり、2011年にはそれが評価されてユネスコの世界遺産リストに文化遺産として登録されている。(wikiより)


c0116370_6283158.jpg少し前の話だが、Fimelaフィムラという小さな町に旅行した。Souimanga lodgeというとっても素敵なロッジがあり、ここでゆっくり2泊したのだが、観光シーズンではなかったこともあり観光客も少なく、マングローブの林を見ながら部屋でとれる素敵な朝食とおいしい夕食を楽しみながら、普段の疲れが癒される時間を過ごした。
http://www.souimanga-lodge.com/



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フィムラから南に走るとNdanganeダンガンという街がある。小さな船着き場がありマングローブツアーを行う舟が並んでいる。

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https://cybergeo.revues.org/25671

上の植生図のように、サルーム・デルタは濃淡はあるものの全体にマングローブ林が広がっている。一時は薪として伐採されることが増えて面積が減少したが、現在は保護区となった上に、人工的な植林も行われており、その減少を抑えている。

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マングローブの林の中に唯一たたずむバオバブの木。
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c0116370_6351588.jpgバオバブの木の下をよく見てみると、地面が牡蠣の貝殻でできていることが分かる。この辺りの村は昔から干し貝作りで生計を立てていた人が多かった。マングローブの根にはマングローブガキが大量にへばりついている。また、干潮時の干潟でとれる小さなフネガイの仲間やイェットと呼ばれる大きな巻貝なども採集でき、それらを乾燥させて販売して収入を得ていた。そのため、この辺りは自然にできた貝の山や島があり、こうして貝の上に新たな植生が生まれることもある。


マングローブの根にへばりつく牡蠣。
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c0116370_6395987.jpgちなみにセネガル料理は西アフリカでもブランド化するくらい味わい深いおいしい料理として知られているが、多くの料理にこの干し貝が使われている。特にオクラソースのスープカンジャと呼ばれる料理には、多種の干し貝が入っており、こうしてスープカンジャ用の干し貝セットが販売されているほど。左上が牡蠣、右上が小さく切った大巻貝。



サルーム・デルタは渡り鳥や海鳥も多い。雨期は野鳥の数が少なくなるが、それでもサギやワシ、ペリカン、フラミンゴ等を見ることができた。

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フラミンゴの動画



今度はマングローブの林が更に生い茂るところへ行ってみたい。


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by iihanashi-africa | 2017-08-14 06:42 | セネガル | Trackback | Comments(0)