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セネガルの地方都市の町並み
セネガル出張前に、アフリカにおける農業支援について一般の方々を対象にお話しする機会が2回あった。一つは大学生、もう一つは横浜市民の方々。

最初に大学生向けにお話しした時は、背景を説明しながらもいきなり農業支援の話をした。みなさん、途上国支援の知識や貧困についての一般知識はあったため、十分に話についてこれているように見えた。質問もとても鋭く、さすが大学生だなと思ったほど。ただ、質問の中で、「貧困という言葉は聞いているのですが、実際アフリカの貧困の方々はどのような生活をしているのですか?」という質問があった。なるほど、勉強はしているけれどイメージが湧かないのか。

私もおそらくアフリカで仕事をする前はこういうふわっとしたイメージしか持っていなかったはずだが、もうその感覚を忘れてしまっていた。

そこで、横浜でお話しする時は、農業支援の話をする前に、アフリカで農業がどのように営まれているのか、アフリカの農村の方々がどのような一日を送っているのか、ある一家族の生活を写真で疑似体験しながら紹介した。

そのプレゼンを作成する際に感じたのだが、私は普段大量に写真を撮っているはずなのに、農村の一般の生活を撮った写真がとても少ない。何気ない村の様子、町の様子を撮った写真がない。既に見慣れすぎていてなんの新鮮味も感じない日常風景が、こういうプレゼンを作るときに重要になってくることを今回実感した。

なので、早速、セネガルの地方都市の写真を撮ってみた。

写真は、ティエス州チワワン県ダルフドス市Darou Khoudoss の町並み。県都ではないため「都市」というのは大げさかもしれない。「村」よりは大きく「街」より小さいくらいの大きさかな?
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この写真はダルフドス市の市役所の入口。
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これはダルフドス市から5kmくらい離れた村の風景。
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これは別の市のある農家さんのお宅の写真。
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ちなみに、ダカールの写真もどうぞ。
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今後もこういう地方都市の写真は撮りためておこう!!

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by iihanashi-africa | 2016-07-26 07:39 | セネガル | Trackback | Comments(0)
コロッソルの木
サワーソップ(仏語ではCorrosolコロッソル)という果物がある。バンレイシ属。

以前、「牛の心臓」という同じ属性の果物を紹介した時にちょこっと写真を載せた。
「牛の心臓」という果物

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コロッソルはアフリカの各地で見られるが、私が滞在したことのある国の中で、特にカメルーンやマダガスカルはコロッソルが大量にマーケットに出回っていた国だった。上の写真はカメルーンで撮った写真。

今回セネガルの出張で、初めてコロッソルの木を見た。
フランス語でコロッソルの木をCorrosolierと呼ぶらしい。

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特に特徴のある木ではないので、実がなっていなかったら通り過ぎるところだった。

Wikipediaにコロッソルの花の写真があるが、花はかなり特徴がありそうだ。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Corossol#/media/File:Fleur_corossole2.JPG


近くのマーケットに行ったら、小売りのおばさんが野菜に紛れてコロッソルを売っていた。
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by iihanashi-africa | 2016-07-24 21:00 | セネガル | Trackback | Comments(0)
スマホの画面が割れた時にはマウスを使う
セネガルに到着して以降、フランスのテロ、トルコのクーデター未遂、ドイツのテロと、テレビをつけるたびに、はぁ今日は何が起きたのだろうかとドキドキしながらテレビをつける。

こういうニュースを見ると、もう一歩も外に出たくなくなる。悲しい。

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もう一つ悲しいことがあった。

セネガルで地方の現場視察の際、スマホを落として画面が割れてしまった(涙)。

結構派手に蜘蛛の巣状に割れた。
かなり下の方までひびが入り、タッチパネルが全く反応しなくなってしまった。

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割れた画面の先にメッセージが入ってきているのは分かるが、タッチが反応しないから開くこともできない。そして電源を切ることもできない。電源を切るには、スマホの右脇のボタンを押し、画面に出てきた「電源を切る」というところをタッチしないとならないが、タッチができない。パソコンの強制終了のように右脇のボタンを長押ししてみたが、スマホは強制終了をできないらしい。

なぜ電源を切りたかったかというと、毎朝目覚ましアラームが7時に鳴ってしまうのだ。7時に起きる必要がない時もアラームが鳴るので起きてしまう。アラームを消すこともできず、電源も切れず、あとはバッテリーが切れるのを待つのみ。スマホも全く使わないと意外にバッテリーがもってしまう。

日本に戻ってから修理しないとならないが、日本で携帯が使えないのは不便なので、セネガルで修理できないか日本人の友人に聞いたら、やっぱりやめた方がいいという。特に私のスマホはXPERIAで、セネガルではあまり出回っていないため、修理するとなると似たようなスマホの画面をはめることになり、接触が悪くしっかりと反応しないこともあるらしい。まさに友人自身の経験である。なので帰国まで待つべきだとアドバイスをもらった。

そして、なんとマウスを使って操作できることを教えてもらった。

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知らなかった~~~

友人がUSBホスト変換アダプタケーブルを持っていたので、借りて使うと、、できた!!!パソコンと同じように操作ができる。上の写真にカーソルが写っているのが分かるだろうか。

帰国したらこのケーブル買っておこう。

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by iihanashi-africa | 2016-07-23 07:14 | セネガル | Trackback | Comments(0)
何歳という問いに生まれ年を答える
セネガルの現場視察に同行している農業省の方の見た目が若く、またその上司の局長も非常に若く見えるので、出張者の中で何歳だろう、40代後半だろうか、局長も同年代だろうかと想像しながら話していた。

よし、ご本人に聞いてみようということで、
「ケベさん、何歳ですか?」
と聞いてみた。

すると、
「私は68だ」
という。

えっ、なんですと?

「えっ? では、局長は何歳?」

「局長は65のはずだよ」

は???? 45歳に見える方が68歳の訳がない。
最初は冗談で言っているのかと思ったのだが、一瞬考えて「あっ、なるほど生まれた年か」と分かった。つまり、ケベさんは48歳、局長は51歳。

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出張中、レンタカーの運転手がユッス・ンドゥールというセネガルの超有名歌手の音楽を聴いていた。

「ユッス・ンドゥールって何歳だか知ってる?」

「確か59だったはず」


へえ、そんな歳になったのか。。。あれ?なんかおかしいな。

「それって、1959年生まれということ?」

つまり56歳か。

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実はフランス語だと、

私は56歳は「j'ai 56」
私は56年生まれは「je suis de 56」

結構違うのだが、年齢を聞いたら年齢を答えるだろうという先入観から56歳とふと勘違いしてしまう。

セネガルで年齢を聞いて、生まれた年を話す人に2人もあった。
これってセネガルでは一般的なのかな?


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by iihanashi-africa | 2016-07-16 07:33 | セネガル | Trackback | Comments(0)
砂地で車がスタックした時の脱出方法
セネガルの首都ダカールに行くと、砂地の土地に来たことを実感する。もともと砂地なのだが、砂漠に近いからではなく、海岸沿いだから。

以前の出張で、セネガルの第2の都市ティエス付近のKayar(カヤール)というコミューンに行った。ここは海の近くのため砂丘が続く。

そこで、車がスタックした。。。

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後ろのタイヤは半分近く砂に埋まってしまい、前にも後ろにも進まなくなってしまった。経験の少ない運転手だと、ここで更にエンジンをふかしてジタバタと脱出しようとして深みにはまる。


今回も深みにはまってしまった。そして何をしたかというと、まずはタイや周辺の砂を手でかき分け、タイヤと砂の間に滑り止めとして様々なごみを置く。

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何を置いたのかと思ったら、、、、


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靴だった。


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布きれという手もある。


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とにかくこうして各タイヤの下にものを置き、脱出作戦が開始する。


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運転手はゆっくりとアクセルを踏み、他の人たちはこうして車を押す。
ハイテクのあがきを、ローテクの馬車が達観している。


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意外にも苦戦。


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やっと車は脱出したのだが、同じ車でこの先にある野菜の畑へ視察に行くのは困難として、馬車で行くことにした。


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馬車の荷台に乗って約30分。
砂丘の中に野菜畑が見えてきた。
この辺りは、水はけがよすぎるということもあり、栽培できる作物が限られている。多くは、ジャガイモとニンジン。


今回お話を聞く農家組合の代表の畑。1ヘクタールのジャガイモ畑。
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収穫後はこうして近くの市場まで持ってくるが、やはりこの辺りはロバではなく馬が多い。


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by iihanashi-africa | 2016-07-14 03:33 | セネガル | Trackback | Comments(0)
「依存症という病」
昨日羽田を出発し、セネガルに向けて移動中。
久しぶりの出張は3週間。こんなに慌ただしく出発することは滅多にないのだが、出発前が怒涛の忙しさだった。

さて、セネガルの話題に入る前に、日本の記事を一つアップしておこう。

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先月、山梨県中央市で開催された第6回山梨ダルクセミナーに参加してきた。

ダルクDARCとは、Drug Addiction Rehabilitation Center(薬物依存症回復施設)の略で、日本で最初に開設された、民間薬物依存症リハビリテーションセンター。創立者の近藤恒夫(現在日本ダルク代表)の本「薬物依存を越えて‐回復と再生のプログラム‐」は、過去の記事でも紹介した。

『薬物依存を越えて』

ダルクは、1985年の東京都荒川区東日暮里での開設を皮切りに、現在全国に40ヶ所53施設がある。責任者・スタッフ・利用者全員が当事者であり、薬物依存症者が薬物依存症者の回復を手助けする治療スタイルをとっている。

欧米諸国ではドラッグコート(薬物専門裁判所)が設けられ、刑務所「犯罪→矯正」ではなく、薬物依存プログラム「病気→治療」にシフトした対応が施される。残念ながら日本は精神論が根強い。再犯率60%と言われる覚せい剤事犯。国家の矯正教育を繰り返し受けても何も変わらないという結論に至ってもおかしくない。ここ10年、刑務所で行う薬物乱用防止教育をダルクが請け負うケースが増えた。欧米諸国に数多く存在する薬物依存症治療施設は、そのほとんどが国家運営である。しかし日本には、そのような施設がダルクという民間施設しかないのが現状である。
(一部、平成21年3月16日の山梨日日新聞に掲載された山梨ダルク施設長の記事を引用)

c0116370_93436.jpg山梨ダルクhttp://yamanashi-darc.jp/)は2008年2月に設立された。私の両親は山梨ダルクの設立当時から支援しており、現在は母が理事を務めていることから、様々なセミナーの開催のお手伝いをしている。母自身、精神科の病院で勤務した後に保健所に長く勤め、その間に様々な依存症の方々のお世話をしてきた経緯がある。多くの方は、ダルクの活動を理解することはあっても、深く関わることは避けてしまいがちなところ、支援しようと躊躇せずに思ったのはこれまでの母の経験が活きていたのだと思う。私も山梨ダルクのみなさんのご尽力を機会ある毎に聞いており、何が出来るわけでもないが、山梨に戻れるときはセミナーに参加している。


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先月6月11日のセミナーは、山梨県中央市立玉穂総合会館で開催されたのだが、祝辞で話された市長が「この会場にこんなの多くの方が入られたのは初めてかもしれない」と話されていた。同じことが数年前に山梨市の会場でも起きていた。のど自慢でも起きなかった立ち見が出た。

この集客力は全てダルクのみなさんが足で稼いだもの。
山梨市で行った時は、商店街を一軒一軒歩いてポスターを張っていただくようお願いしたのだそう。母が知り合いのところにポスターを持っていったら、「もう来たわよ」と言って既に店頭に貼ってくれていたらしい。

今回のセミナーはプログラムもよかった。

様々な自助グループに参加する方々の発表だけでなく、川崎ダルクメンバーによる琉球太鼓演舞富山ダルクメンバーによる和太鼓の演奏もあり、イベントとして楽しむこともできた。そして同時に、依存症に苦しんでいる当事者やそのご家族が会場にいたとしたら、ここだったら入ってみてもよいか、ここだったら預けてみたいと思ったと思う。

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今回、私は埼玉県精神医療センターの成瀬先生のプレゼンから多くを学んだ。

①本音を言える場所

依存症に共通した人間関係6つの問題
1.自己評価が低く自分に自信を持てない
2.人を信じられない
3.本音を言えない
4.見捨てられる不安が強い
5.孤独で寂しい
6.自分を大切にできない

依存症からの回復とは、人の中にあって癒されるようになることである。それは、この6つの問題と向き合って、解決していくことであり。しかし、6つはどれも大きな問題であり、簡単に解決するとは思えない。しかし、その突破口となるのが「本音を言えない」である。「本音を言えるようになること」つまり、「正直な気持ちを、安心して話せるようになること」を徹底して行うことが回復への突破口となるのである。

その突破口の鍵となるのが、自助グループである。
「正直な気持ちを安心して話せる場所」をもてれば、そこで人は癒される。人に癒されるようになると、酔う必要はなくなる。

セミナーで、25年間アルコールを絶っているというアルコール依存症の方が話されていた。25年もアルコールを飲んでいないので、既にアルコールの味すら忘れてしまっているのだが、それでも今も定期的に自助グループに通って、昔の話をしていかに自分の素行が悪かったかを思い出す必要があると。

依存症がアルコールや薬物を使うのは、単に面白おかしく快楽を求めると思われがちですが、実は、人に癒されることができず生きにくさを抱えた人の、「孤独な自己治療」という視点が大事なのだそう。

②薬物依存の治療は「誰が」治療を行うかが重要


薬物依存の治療の成否は、「どの治療法を行うか」ではなく、「誰が治療を行うか」にかかっている。

「誰が」とは、「共感性が高いこと」「偏見や陰性感情から解放されていること」を示す。「患者を治してやろう」、「変えてやろう」、「正してやろう」という思いは、患者との信頼関係を築くこととは逆の考え方である。変わるかどうかは、患者自身の問題。治療者が患者を変えようとすることは、「コントロール」であり「支配」になる。変えてやろうとすると、変わらない患者に対し怒りが出てくる。許せなくなり排除しようとする。つまり患者を傷つけ見捨てることになる。

③共依存とは

先生の話の中で、「共依存」という言葉が出てきた。
私はこの言葉を間違って解釈していた。家族に依存症患者がいて、何らかの理由でその家族も薬物依存あるいはアルコール依存などの依存症になってしまうことだと思っていた。それも含まれているが、実はもっと広い意味を持っていた。

ギャンブル依存の旦那さんがいるとする。旦那さんは毎日ギャンブルをするためのお金を探す。奥さんは旦那さんがお金を使わないように、様々な手を使ってお金を隠す。そんなイタチごっこ状態が続くと、毎日奥さんは、今日はどのようにお金を隠そうとか、どんな嘘をついてくるだろうとか、四六時中いかに旦那さんにお金を渡さないようにするかということばかりを考えるようになる。それもまた依存症なのである。これが、まさしく共依存である。



私のブログは、熱が入ると長く書きすぎるのがたまにキズ。

また9月に山梨ダルクがセミナーを2か所で開催する。

是非皆さんもご参加ください。

意識が大きく変わります。


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by iihanashi-africa | 2016-07-11 09:13 | 日本 | Trackback | Comments(0)
高知FDのラシィナ選手が急成長 ~高知新聞の記事~
先日ラシィナ選手の記事(高知旅行⑤:高知ファイティングドッグスのブルキナファソ出身ラシィナ選手)を書いたが、昨日7月1日付の高知新聞の記事でも、ラシィナ選手が取り上げられており、それも内部にいる方でないと分からない目線で記述されており、そしてラシィナ選手の気持ちがそのまま表れており、感無量である。

高知新聞の記事
http://www.kochinews.co.jp/article/32201

なるほど、あの時の本塁打はこういう心境だったのかと。
ラシィナ選手の練習に取り組む姿勢が、彼の将来の可能性を感じさせるようだ。

是非一読を。

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by iihanashi-africa | 2016-07-02 23:53 | ブルキナファソ | Trackback | Comments(0)