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マバンバ村村議会
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by iihanashi-africa | 2007-08-29 22:17 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
森林資源減少の要因
私が現在調査を行うキゴマ州キボンド県は、難民が大量に流入する以前から、地域住民による人的影響で森林資源の減少は引き起こされていました。その主な要因は、木材・支柱用伐採、焼畑農業、森林火災、調理および木炭・焼レンガ製造のための薪用伐採などです。

① 木材用伐採
c0116370_16505821.jpgキボンド県南部や北西部のブルンジとの国境付近ではタンザニアの民間業者が他州での売却するため、あるいは近隣諸国への輸出するために森林伐採を行っています。森林保護区内の林木の伐採など違法伐採も多そうです。通常、地方政府が取り締まりを行うことになっているが、十分な取組みがされていないのが現状です。また、家屋や倉庫の建設の際の支柱として使用するために木が伐採されることも多いようです。キボンド県の家屋はレンガ製あるいは土製が大半を占め、土製家屋の場合、直径15cm程度の若木が支柱に使われます。家屋一軒の建設で、30~40本の支柱を使用しています。

② 焼畑農業
c0116370_16514946.jpgキボンド県では、焼畑農業が一般的に行われています。乾季には至る所で煙が上がっているのが見られます。現在は、有機栽培などの代用方法を模索・推進していますが、まだ普及はしていません。


③ 薪用伐採c0116370_16523263.jpg
地域住民の調理用燃料は薪です。キボンド市やその周辺など、人口が集中する地域では木炭の使用が一般化していますが、大部分の村では女性が数時間かけて枯れ木を収集に行くことが日課となっています。枯れ木が少ない土地では、生木が伐採されることもある。また、焼レンガや木炭の製作に使用される薪の消費も大きく、特に地域住民の間では焼レンガと木炭の需要が高まっており、それに合わせてキボンド市やその周辺では供給量も増加し、薪の消費も増しています。

④ 森林火災
乾季には森林火災が発生することがあります。ギリシャでも大きな山火事が発生して、被害が拡大しているようですね。ここでは、主に焼畑や蜂蜜収集、木炭製造の過程で飛火するのが原因です。狩猟の際の動物の狩り出しや害虫駆除などで草木を燻ることから火災が発生することもあります。一旦火災が発生すると、効果的な消火技術も持ち合わせていないため、被害が拡大することが多いのです。さらに、火災で草木がなくなると土壌浸食が引き起こされてしまいます。

私たちが視察した土地では特に頻繁に森林火災が発生します。その原因として、住民が故意に火をつけることも多いようです。というのは、タンザニア西部に住むワハ部族の間では、火をつけて火事が広がると長生きできるという信仰があるからなのです。現実と正反対の信仰ですね。

タンザニアは年間雨量1000mmを超えます。年間雨量300~500mmのチャドやブルキナファソと異なり森林資源は豊富です。しかし、日本でもそうですが、十分に資源があるときはその大切さ・貴重さを忘れがちになり、ここタンザニアでも3ヶ月で森林だったところが裸地になってしまいます。枯渇する前に、その重要さを理解する必要があるのです。

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by iihanashi-africa | 2007-08-28 16:54 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
アフリカで最も多くの難民を受け入れている国タンザニア
私は今、今年の4月から始まったタンザニアにおける難民キャンプ周辺荒廃森林復旧プロジェクトの追跡調査(モニタリング)を行っています。

UNHCR(難民高等弁務官事務所)によると、タンザニアはアフリカで最も多くの難民を受け入れている国です。日本でもスーダンのダルフール地方の話題は時々報道されますので、スーダン難民のことはご存知かも知れません。しかし、チャドのスーダン難民は約20~30万人であるのに対し、タンザニアは約60万人の難民を受け入れています。難民のほとんどはブルンジ(アフリカ東部の内陸にあるとても小さい国です)から来ています。一部、コンゴ民主共和国やルワンダ(この国は聞いたことがあるでしょうか)からもきています。ただし、60万人のうち、約20万人は70年代にやってきた難民で、すでにタンザニアに定住しています。でもまだ市民権は得ていません。そして別の20万人は難民キャンプで生活をしており、残りの20万人は支援を受けずに国境付近の村に滞在しています。

このブルンジという国、ルワンダと同じようにフツ族とツチ族の二つの部族がいて、ツチ族によるフツ族の迫害や虐殺が行われていました。しかし、近年は政情も安定してきており、難民の帰還が始まっています。先月7月には、2千人の難民が帰還したそうです。

私は今年の2月と3月に2ヶ月間、この難民キャンプ周辺の環境調査に参加しました。
アフリカの多くの国の特に地方では、調理をする際に木炭や薪を使用するのが一般的です。私がチャドで働いていたとき、難民キャンプ周辺は難民が調理用燃料として木を伐採してしまい、荒廃してしまっていました。ですので、ここタンザニアも難民が伐採してしまって森林が切り開かれているのかと思ったら、実は全く状況が違いました。

タンザニアはもともと雨量も多く、木も豊富にある国でした。近年は地元の住民により木材用や薪用に伐採されて、明らかに木は少なくなっているようですが、自然に再生しているところも多々あります。難民キャンプ内は確かに周辺に比べると木は少ないですが、キャンプが設置された当初から生木の伐採を禁止していたので、それほど悪影響は出ていません。キャンプを視察したときは、この荒廃森林復旧プロジェクトは必要ないのではないかと思ったほどです。

しかし、調査を続けていくうちに、一箇所だけ難民の影響で荒廃した土地がありました。それは、難民中継所(way station)といわれるところです。難民中継所とは、国境のすぐ近くにあり、難民がキャンプへ移動する前に、本当に難民かどうかの身分証明や健康診断が行われるところです。通常、2週間から1ヶ月間滞在してキャンプへ移動します。とはいえ、難民はこの間、自分たちで調理をしなければなりませんので、薪が必要です。そのため、彼らは周辺の木を切っていました。UNHCRも難民キャンプでは環境保全活動に力を入れていましたが、難民中継所では環境に関する方針がありませんでした。

私たちは、調査の結果、この難民中継地跡の森林復旧プロジェクトを実施することにしました。実際に活動を行うのは、タンザニアのNGO、REDESO(Relief to Development Society)です。次回、活動内容を報告します。

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by iihanashi-africa | 2007-08-25 17:12 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
出勤
ダルエスサラームの朝
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by iihanashi-africa | 2007-08-25 16:56 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
ホテルの窓から
ダルエスサラームの市街地のほんの一部
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by iihanashi-africa | 2007-08-25 16:48 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
第2の都市ムワンザを上空から
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第2の都市ムワンザは、アフリカ最大の湖、ビクトリア湖に面しています。この湖は、ケニア、タンザニア、ウガンダに囲まれています。最近は、放流された巨大魚ナイルパーチが生態を破壊する他、人間の生活にも様々な問題を引き起こすことを取り上げた「ダーウィンの悪夢」というドキュメンタリー映画でも話題になりました。
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by iihanashi-africa | 2007-08-25 16:36 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
第1の都市ダルエスサラームを上空から
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タンザニアの人口は3,457万人(2002年国勢調査←これが最新の公式データですが、現在はもう少し増えていると思われます)で、第1の都市ダルエスサラームとその近郊には126万人が住んでいます。日本の場合、東京だけで人口の10%が集まっているので、それに比べるとタンザニアは人口密集地の人口割合が4%と小さめですね。

タンザニアの人口は約130の部族から構成されています。95%以上はスクマ族、ヘヘ族、ゴゴ族、ハヤ族、ニャムウェジ族等のバントゥー語系で、最大のスクマ族も10%には至りません。これらアフリカ人の他にアジア系・アラブ系・ヨーロッパ系の住民も居住している。東アフリカの国々はそうなのかもしれませんが、特にインド人が多いのも特徴です。街中でもインド系の人々を良く見かけますし、テレビでもインド系のチャンネルが多いです。

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by iihanashi-africa | 2007-08-25 16:24 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
赤道直下、只今気温29度。
一昨日、ダルエスサラームに到着しました。

気温は午後3時で29度。じわーっと暑さを感じる程度で汗を掻くほどではありません。タンザニアは現在乾季の真っ只中。赤道直下とも言える南緯1度から12度の間に位置する国ですので、乾季ならさぞかし暑いだろうと思われるでしょうが、今年の日本の夏よりも遥かにすごしやすいのです。もちろん、日差しは痛いほど強いのですが、日差しさえカットすれば快適に外を歩けます。出来ることなら日傘を差したいですが、ここで日傘を差したらタンザニア人はどう思われるでしょう。

本日、ビクトリア湖の畔にあるタンザニア第2の都市ムワンザに移動します。

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by iihanashi-africa | 2007-08-21 17:27 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
こんなお土産はいかが?
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by iihanashi-africa | 2007-08-19 11:01 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
ドバイ空港
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絨毯は砂漠をイメージしていると思われます。

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まだ朝5時。乗り継ぎ便を待つ人は皆お疲れです。
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皆床に寝転んで寝ています。
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大型ショッピングモールのような雰囲気。空港の掛け時計は全てロレックスです。
ワイヤレスインターネットも無料で繋げます。


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by iihanashi-africa | 2007-08-19 10:39 | タンザニア | Trackback | Comments(0)