カテゴリ:アフリカ全体( 33 )
黄熱病注射の有効期間が10年ではなく一生涯になった件
今更だと思われるかもしれないけど、私は、この件、つい数日前に友人から聞いて初めて知った。

野口英世が研究していたことでも知られる黄熱病
アフリカの特に中西部アフリカ諸国は、現在も黄熱病に感染する危険があるとされている国が多い。入国の際にイエローカードという黄熱病予防接種証明書がないと入国できないことが多い。持っていないと、その場で注射を打たれる国もある。以前は、アフリカの大半の国でイエローカードがないと入国できなかったが、セネガルのように不要とする国も出てきた。一方で、これまで必要ないと言っていたのに、やっぱり方針を変えた国もあり、気にしていないとアップデートが追いつかない。

これまで黄熱病予防接種の有効期限は10年とされてきた。

私がアフリカに関わり始めたのは2002年。その年に黄熱病の予防接種を受け、2012年に2回目を受けた。次の接種は2022年...とずっと思っていた。なが~くアフリカに関わっている方と話すと、「もう4回も黄熱病を打ったよ」という会話があったりし、黄熱病を何回打ったというのが、長期間アフリカで勤務することの代名詞だった。

しかし、この会話がそのうちできなくなるようだ。2016年7月11日から、これまで10年とされていた有効期限が、「生涯有効」に変更されていたらしい。1年以上も前の話なのに、私は知らなかった。過去に接種して記載されている有効期限が経過したイエローカードも、生涯有効なものとして取り扱われるそう。そういえば最近は空港でイエローカードを提示しても、中をしっかり確認しなくなったかも。

厚生労働省のサイト
http://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html

実は、この一生涯有効になることは、2013年には決まっていたようだ。
1930年に黄熱病の予防接種が始まって以来、世界で6億人が予防接種を受けているが、予防接種後に黄熱病を発症した例は12例しかない。この12例はすべて予防接種後5年以内に発症しており、免疫が時間と共に落ちていないことが分かったそうだ。

WHO(世界保健機関)のサイト
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2013/yellow_fever_20130517/en/

黄熱病は、未だに毎年20万人ほどが発症している。そのうち15%は深刻な病状に発展し、その半分が亡くなってしまう。予防接種を一回打てば一生涯安心なのであれば、これまで使っていた予算でなんとか受益者を拡大できないものか。



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by iihanashi-africa | 2017-11-28 06:57 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(0)
祝!ブログ10周年。
そういえば、少し前に10年経っていました。

2007年5月にブログを書き始めた時はブルキナファソにいました。当時アメリカにいた弟が最初にブログを始め、毎日「元気です」というメールを書くわけでもない家族に普段の無事を伝えるいい手段だなあと思い、始めたのがきっかけです。これが意外と私の性に合い、投稿ペースは開設当初より減ったもののマイペースに個人的に関心を持った記事を書き続けています。今や趣味の一つかもしれません。

当初からできるだけ日記形式は避けて、テーマを決めて記事を書こうと決めていました。仕事をしていると特に毎日ブログに書くような出来事が起こるわけでもなく、ネタがなくて困って、ああ更新しなきゃというストレスがあると続かないと思っていました。このスタンスが、持続性に繋がったのかなあと。

記事を書くときは、テーマによってはかなり調べてから書きます。そのため、帰宅後の短い時間を使って数日かけて記事を書くこともあります。気分が乗らないと、タイトルだけ書いて数週間、あるいは数か月も放っておくこともあります。で、こうしてお蔵に入ったまま日の目を見ないテーマも。結構マニアックなテーマもありますが、同じように関心を持って読んでくださるコアな読者の皆さんに本当に感謝です。

もう一つ念頭に置いていることは、可能な限り自分が見て体験して感じたことを書くこと。それがいつまでできるかは分かりませんが、できるまでは引き続きマイペースで続けたいと思います。

そして、とても久しぶりに10年前の初投稿を読み返してみました。10年も前だとやはり文章が若々しく、読むのはとても恥ずかしいので、自分でもこの頃の記事はあまり読み返さないのですが、久しぶりに読んでみて、当時の思いは今でも変わらないなあと改めて思いました。

ブログのタイトルの「思いやり」は父のモットーです。仕事においても、全ては相手を思いやることから始まるという父の言葉を借りてタイトルをつけました。これからも、アフリカに「思いやり」。


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by iihanashi-africa | 2017-10-01 03:31 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(2)
サヘルの写真家、大塚さんの訃報
8月25日、写真家の大塚雅貴さんがコンゴ民主共和国で亡くなられました。

8月初めにコンゴ民主共和国の首都キンシャサに入り、コンゴ河上流にむかって移動しながら取材を進めていたようですが、8月25日の夕方、小休止の折、何か気になるものがあって森の中へ少し入ったとき、突然倒れかかってきた折れた木の下敷きになり亡くなられたとのことでした。

私が大塚さんに出会ったのは、NGO緑のサヘルの忘年会。毎年行われる忘年会の中で、私が最も楽しみにしている忘年会で、写真家、民間企業の社員、NGO職員、コンサルタント、大学関係者、学生など様々な業種の方々が一堂に会するので、普段聞けない話が飛び交って本当に楽しいひと時なのです。大塚さんとはこの忘年会で出会いました。大塚さんが個展を開かれた時には、まだ駆け出しのころの大塚さんを知る方々が、とても感慨深く話されていたのを覚えています。

私自身、サヘル地域でかれこれ15年近く働いてきたこともあり、各国に知り合いが多くなってきました。昨年末の忘年会でコンゴ行きを検討していることを大塚さんから聞き、キンシャサで働いている知り合いを紹介したのですが、それ以来、こまめに連絡をいただき、治安の関係上、少し渡航を延期せざるを得ないこと、やっと8月に渡航ができるかもしれないこと、取材許可がなかなか下りずに苦労していること、など、逐次経過について把握できたので、同じように一喜一憂していました。そして、大塚さんのFacebookでコンゴ入りした後の写真が掲載され、ほっとしていたところでした。

訃報は、大塚さんと親しい方がFacebookに記事を載せたことで初めて知りました。

その方も書いていましたが、「大塚さんはこれまでにも取材中に危険な目に遭ったことは何度かありましたが、その都度切り抜けてこられています。コンゴも治安がよいわけではないですが、紛争やテロに巻き込まれたわけでも、強盗に襲われたわけでも、風土病にかかったわけでも、交通事故にあったわけでもなく、まさかとしか思えない事故で命を落とされたことに」、私もショックを受けています。

好奇心の塊のような大塚さんらしい最期ともいえるかもしれませんが、サハラ砂漠のあの美しい写真を時間をかけて撮られる希有な写真家を、こんな早くに失ったのは本当に残念です。

ご冥福をお祈りいたします。

大塚さんのホームページ
「SAHARA」という写真集をぜひご覧ください。壮大なサハラ砂漠とそこに暮らす方々の自然と一体となった生活を感じられます。



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by iihanashi-africa | 2017-09-18 21:19 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(0)
ナイジェリアとカメルーンの滑走路修繕工事
個人的に最近ちょっと気になっていたニュース。

ナイジェリアの首都アブジャの国際空港カメルーンの経済都市ドゥアラの国際空港滑走路修繕工事が、ほぼ同時期に行われている。この間、アブジャにもドゥアラにも飛行機が発着しないということで、両方とも大きな都市ということもあり、かなり物流に支障をきたしているのではないかと想像していた。

そして、実は、5月初めに予定していた私のナイジェリア出張もこの工事のために延期されていた。5月であれば、空港が再開しているはずの時期ではあったのだが、当初予定の6週間で工事が終わらない可能性が高く、やはりこの時期は避けた方がよいとのことであった。

ナイジェリアの首都アブジャのNnamdi Azikiwe国際空港は、ここ最近、複数の航空会社から「危険な滑走路」と分類されていた。昨年8月には、南アフリカ航空の飛行機が傷つき、10月にはエミレーツ航空がアブジャへの就航を一時中止した。他の航空会社も、滑走路の改善がない場合は就航を取りやめるおそれがあったため、急遽今年1月に滑走路工事を実施する旨が発表される運びとなった。

工事は、3月8日から4月18日までの6週間で実施されており、この間は空港が閉鎖されている。この間、航空会社によっては、行き先を250km離れたカドゥナ、あるいは750km離れたラゴスへ変更して対応していたらしい。最近の記事では、工事は順調に進んでおり、予定通り19日には空港を再開し、20日から各航空会社の飛行機が戻ってくるようだ。

http://www.deplacementspros.com/Aeroport-d-Abuja-le-chantier-est-dans-les-temps-Lufthansa-s-y-posera-le-20-avril_a42730.html
http://www.agenceecofin.com/gestion-publique/0201-43524-nigeria-l-aeroport-d-abuja-va-etre-ferme-pour-6-semaines-pour-reparer-la-piste

他方、カメルーンのドゥアラ国際空港もまた、滑走路の状態が悪いことから3月1日から21日まで工事を行っていた。一旦は工事が終了したかに見えたのだが、先日、再び4月11日から18日までの間、午前4時から8時の4時間は空港が閉鎖になることが発表されている。複数の航空会社から依然として状態が悪いことが指摘されたらしい。

ナイジェリアも、質が担保された形で工事が終わるか、注目してみていようと思う。

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by iihanashi-africa | 2017-04-13 07:30 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(0)
最近流行りのナイジェリア音楽
アフリカ各国には独特のリズムがあり、それぞれとても魅力的である。カメルーンにいた頃にカメルーン音楽やコンゴ民主共和国の音楽を知り、Lokua KanzaRichard Bonaの曲をずっと聞いていた時期がある。その後セネガルでは、ユッス・ンドゥールを初めとする独特のセネガル音楽に魅力を感じ、マリのサリフ・ケイタに酔いしれ、そしてフランス留学をしたときにはコートジボワールのズグル音楽を知り、一時期片っ端からダウンロードした記憶がある。私は仏語圏アフリカへ行くことが多いので、英語圏アフリカの音楽はよく知らないのだが、各国に魅力的な音楽があるのだと思う。

アフリカ仏語圏(独特の音楽文化があるセネガルを除く)の現地のダンスバーやディスコなどで近年一世を風靡していたのがコートジボワール音楽。2004年頃からMagic Systemという4人組のアーティストが、フランスの音楽チャートで曲を発売する度に上位に入っており、私も彼らの『Un gaou à Oran』という曲のミュージックビデオに衝撃を受けて何度も見た。初めて聞くリズムだった。メンバーの平均年齢は徐々に高くなっているにも関わらず、相変わらず新鮮味のある曲を出す。どの国のクラブに行っても彼らの音楽を初めとするコートジボワール音楽がかかっていた。かなり文化の異なるマダガスカルでもアフロビートメインのディスコではコートジボワール音楽が主流だったのを思い出す。



私がコートジ音楽を好きになったきっかけの『Un gaou à Oran』のミュージックビデオ。アラブ系のミュージシャンとのコラボがいい。



しかし、2014年初め頃、私がまだブルキナファソで働いていた時から、同僚のブルキナファソ人に「もうコートジボワール音楽の時代じゃない。今はナイジェリア音楽だ」と聞いていた。そして、今や本当にどこへ行ってもナイジェリア音楽が流れる時代になった。昨年出張に行ったニジェールでもレンタカーの運転手が聞いていたのがナイジェリア音楽だったし、ケニアのテレビで流れていたのもナイジェリア音楽だった。

ただ、私自身、ナイジェリア音楽といってもピンと来ないので、いろいろと調べてみた。近年、ナイジェリア音楽は様々な音楽賞を総なめするほどに注目されているようだ。しかし、その音楽を聴いてみるとアメリカのR&Bやラップに似ており、これといったオリジナリティがあまり感じられない。ただ、欧米の曲と比べても遜色ないほどに完成度の高い曲が多く、ミュージックビデオも素晴らしい。それだけナイジェリアの技術が上がったということなのだろう。それでも、私はやっぱり独自性のある曲に興味を惹かれる。そして、やっと興味の湧く音楽に出会えた。

それが、これ。

Wizkidは今、最も人気のあるミュージシャンの一人だろう。中でもこの曲がいい。



Davidoも検索すると沢山引っかかる。かなり欧米のビートっぽいが、この曲はよかった。ミュージックビデオもいい。



いろいろと動画を辿って行ったらAzonto Danseに辿り着いた。ガーナ発祥のダンスだが、今や欧米にも広まっている。他国が知るきっかけを作ったのがWizkidのAzontoという曲らしい。この動画はAzonto Danseコンペで優勝した作品。



ナイジェリア人歌手Iyanyaの代表曲『Kukere』をAzontoダンスで楽しむ。




探したらきりがなくなってしまうので、この辺で。
いやー、ナイジェリア音楽、層が厚く深い。


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by iihanashi-africa | 2016-01-05 22:47 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(2)
ウガンダ映画「Boda Boda Thieves」
最近飛行機の中で見たアフリカ映画を2作紹介する。

一つは、既に様々な国際映画祭で上映されているウガンダの映画「Boda Boda Thieves」

http://www.bodabodathieves.com/
http://www.theupcoming.co.uk/2015/02/12/berlin-film-festival-2015-the-boda-boda-thieves-review/


1948年のイタリア映画「The Bicycle Thieves」からヒントを得て作成されており、自転車ではなくここではバイクが盗まれる。ウガンダ首都カンパラは、他のアフリカ諸国の首都同様、毎日ひどい渋滞のため、バイクタクシーが最も早く目的地に着く手段。このバイクタクシーをBoda Bodaと呼ぶそう。

映画は、15歳の男の子Adelとその家族の物語。Adelの父親は金持ちのオーナーからBoda Bodaを借りて生計を立てており、母親は鉱山で石を砕いて小銭を稼いでいる。仕事を求めて地方から都市に移住しながらも、なかなか貧困から脱却できない状況は他のアフリカも同じで、私自身はウガンダには行ったことがないが、状況はとても理解できるため映画に入り込むことができた。

ある日、Boda Boda運転手の父が交通事故に遭ってしまい、しばらく仕事が出来ず、収入がなくなってしまう。父はまだ15歳の息子に仕事を任せるのは反対だったが、息子が勝手にバイクを使いだす。最初は見よう見まねで仕事をしてみるが、経験もなく、苦労することに慣れていない15歳は、悪い遊び仲間と簡単にお金を稼げる方法に手を付けてしまう。

しかしある時、父がオーナーから借りている大事なバイクを盗まれてしまう。

自責の念で自分でなんとか解決しようとするが、空回りしてしまう。

若気の至りで悪さに手を付けてしまうが、家族に対して時折見せる悪いことをしてしまったという顔に、少し心が温まる。アフリカの都市郊外の若者の典型的な姿を見ている気がする。



映画の完成度としては、個人的にはとくによかったと感じたわけではないが、ストーリーとAdelの演技が興味深い。


二つ目のタンザニア映画はまた次の記事で。


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by iihanashi-africa | 2015-11-30 02:17 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(0)
「売るために作る農業」アプローチ
少し前だが、読んでおかなければと思い、世界銀行が毎年出している世界開発報告World Development Reportの2015年版を読んだ。2015年のテーマは、「心、社会、行動」

http://www.worldbank.org/en/publication/wdr2015

同報告書では、開発に影響を与える心理的・社会的要因の適切な診断・解明し、人間の行動を正しく理解することで、生産性向上、何世代にもわたる貧困の悪循環の打破、気候変動への対応といった困難な開発課題に取り組みやすくなるとしている。


実はこの報告書が出される2年前、JICAではケニアで成果を上げた小規模園芸農家支援プロジェクトの成功要因を分析し、経済学的側面と心理学的側面の両面を考慮していることが効果的であったとし、それをコンセプトとしてまとめた。それがSHEPアプローチである。

SHEPアプローチ(Smallholder Horticulture Empowerment and Promotion)というのは、小規模園芸農家にマーケットで売れる作物の選択や栽培の技術手法を指導し、「売るために作る農業」の考え方を浸透させて、農家の収入向上を目指すアプローチである。ケニアのSHEPプロジェクトでは、小規模農家が市場に対応した課題に取り組めるよう、農家の能力強化を支援した結果、対象農家の大幅な所得増加に成功した。この所得向上の貢献要因として、開発協力の基本でもある「人が自ら気付き、考え、決定し、行動していくために動機づけを行う仕組み」が重要であったと整理された。

SHEPに限らず途上国の農業開発技術協力に携わる多くの専門家は、農家の自立を意識しながら活動しているが、それを他人と共有するのは難しく、その仕組みの大半は専門家やC/P個々人の暗黙知としてのみ共有されているのが現状だった。

そのような中、SHEPでは農家の行動変容や心理的変化を調査して、経済学の「情報の非対称性理論」心理学の「自己決定理論」という二つの学術的理論に基づく実施メカニズムを、組織全体に広められるよう形式知として具現化することに取り組んだ。農家自身が、マーケットの調査を実施し、達成感や「自分でも出来るのだ」という有能感を積み重ねていく過程を重視している。

このアプローチは、今、ケニアだけでなく他のアフリカ諸国でも実施し始めている。

そして私も今その一端を担わせてもらっている。

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by iihanashi-africa | 2015-11-29 07:08 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(0)
パッションフルーツ
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南国フルーツの一つパッションフルーツ。


品種によって味が異なり、口がしぼむほど酸っぱいものもあるが、久しぶりに酸味が抑えられた甘いパッションフルーツに出会った。中身もみっしりと詰まっている。そういえば、以前ブルキナファソにいた時に、コートジボワールからの出張者がパッションフルーツを持ってきてくれたことがあったかも。コートジボワールのものは本当におすすめ。
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ちなみに、これはパッションフルーツの木。ケニアで撮影したものなので、おそらく別の品種かな。
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by iihanashi-africa | 2015-07-20 20:24 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(2)
空からサハラ砂漠縦断
パリから西アフリカへ向かう便はほぼ必ずサハラ砂漠を縦断する。今回はアビジャンへ向かうため、アルジェリアとマリを縦断した。砂の砂漠はアルジェリアが最も美しいと聞いたことがあるが、上から見ても本当に美しい。

これは、アルジェリア中部で砂漠の中にふと現れたワジ。
チャドのワジ(涸れ川)
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下に降り立ってみたい。
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砂漠のど真ん中にあるアルジェリアのAdrarという街の上を飛行。
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これがAdrarの街。一見なぜこんなところに街が?と思ってしまうが、やはり人は水の近くに集まることがよく分かる。写真の上の矢印の黒い影は、雨が降ると水が溜まる場所。一部は通年水が溜まるようだ。
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水場の周りにはこうして街ができる。
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GoogleEarthでみると、こんな感じ。
c0116370_2331358.jpg



Adrarの街の写真を発見。
http://lexicorient.com/e.o/adrar.htm


本当はこの後、マリのトンブクトゥという街の上空を通ったのだが、雨期のため雲に覆われていたので見られなかった。次はトンブクトゥを見たいなあ。

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by iihanashi-africa | 2015-07-19 23:31 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(0)
リベリア最後のエボラ患者退院
「リベリア最後のエボラ患者退院、1カ月発生ゼロなら終息宣言へ」
http://jp.reuters.com/article/jp_ebola/idJPKBN0M12O720150305

2か月前に書いた記事
エボラはいつ終息するのか


記事によると、リベリアで3月5日、エボラ出血熱の感染が同国で最後に確認された患者が退院した。同国では過去13日間、新たな感染者が出ていない。このまま、あと1カ月間新たな感染者が出なければ、流行の終息が宣言される、とのこと。

一方、ギニアとシエラレオネでは、先週1週間で、計132名の新たな感染者が確認されている。終息に向かいつつあるリベリアはシエラレオネに次いで感染者の多い国だった。そして、ギニアはリベリアの3分の1の感染者数。他の2カ国とは一線を画し、リベリアだけがここまで食い止めることが出来たのはなぜなのだろう。政府の対応に違いがあるのだろうか。気になる。


また、上述の記事を見ても分かるが、この3カ国での中国人医療団の活躍が光る。各国に100人単位の医療関係者を派遣している。国境なき医師団に匹敵する人数ではないだろうか。人数だけでは評価はできないが、それでもこうして人を派遣してくれるということは現地政府にとっても頼もしいはず。たとえ中国政府の隠れた意図はあったとしても、かなり治療に貢献していたと想像する。

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by iihanashi-africa | 2015-03-10 23:24 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(0)