カテゴリ:フランス( 9 )
フランス映画「La Tête Haute」
映画の話題が続いたので、流れに乗ってもう一つだけ紹介。

アフリカ映画ではないけれど、最近見た中でとても完成度が高く、とても感動した映画。今年のカンヌ映画祭のオープニング上映作品。

「La Tête Haute」
監督:Emmanuelle Bercot(エマニュエル・ベルコ)

主人公の男の子マロニーの6歳から18歳までの教育の過程を描く映画。息子のことは好きだが育児能力が欠落したダメダメの母に育てられて、問題児に成長したマロニー。そのマロニーに愛情を持って接する女性判事、辛抱強く付き合う保護観察官、そしてこの二人に反発したり頼ったりと感情を閉じ込めることなく全てを表現してしまうマロニー。最後は心温まる。

マロニー役のロッド・パラド、判事役のカトリーヌ・ドヌーヴ、保護観察官役のブノワ・マジメル、母親役のサラ・フォレスティエの4人の演技が本当に本当に圧巻である。

日本ではいつ上映されるかな。




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by iihanashi-africa | 2015-12-11 22:35 | フランス | Trackback | Comments(0)
パリを上空から
仏語圏アフリカへ行く場合は、ほぼ必ずと言っていいほどパリの北に位置するシャルル・ド・ゴール空港で乗り換える。そのため、パリを空の上から見ることは多々あるものの、綺麗に写真にとれたことがなかった。

今回、ダカールからパリへ向かう便でいい写真が撮れたので、アップしてみる。

まずは、ヴェルサイユ宮殿。
十字型の水路ですぐに分かった。長さ1.6kmもある。
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パリ市内。
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エッフェル塔を上から。
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シテ島周辺。
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そういえば、ここ何年もパリ市内に行っていないなあ。
次にトランジットするときは、久しぶりに出てみようかな。


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by iihanashi-africa | 2015-08-10 21:54 | フランス | Trackback | Comments(3)
エールフランスの機内安全ビデオのセンスがいい
今、パリのシャルル・ド・ゴール空港でコートジボワールの首都アビジャンへ向かう飛行機を待っている。

エールフランス航空に乗るのは8か月ぶりだが、この間に大きく変わったことがある。それが、離陸前に上映する機内安全ビデオ

通常は真面目で堅実な安全ビデオだが、確かに年に何度も飛行機に乗る人はビデオを見なくなる。上映しているのに、そちらには目もくれずに新聞や本を読む(←私の経験)。でも、今回はなんともオシャレなビデオにくぎ付けになってしまった。70年代のフレンチポップスを思い起こさせる映像。

探したらYoutubeにアップされていた。


トイレでの喫煙はだめよ。このシーンはユーモアセンス抜群。葉巻やパイプまで・・
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酸素マスクはこうしてつけるのよ。
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非常出口のマークはこれ。
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非常口はもしかしたらあなたの後ろ側にもあるかも!
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救命胴衣の場所は、あなたの前の説明書に書いてあるわ。
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この本がラップトップになったり、携帯になったりする。
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それでは、素敵なフライトを。
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さすがエールフランス。センスがよい。
今回はこれまでいまいちだった機内食もとても美味しかったし、最近はサービスのクオリティを上げている。


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by iihanashi-africa | 2015-07-08 19:21 | フランス | Trackback | Comments(0)
ニースとマルセイユの夜景
気分転換に、休暇中に訪れたニースとマルセイユの夜景をどうぞ。

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by iihanashi-africa | 2010-11-08 07:49 | フランス | Trackback | Comments(0)
エメ・セゼール逝去
4月16日、詩人、劇作家、政治家であるエメ・セゼール氏が94歳で亡くなりました。

かつてのフランスの植民地、現在のフランス海外県であるカリブ海のマルティニーク島出身で、1945年から2001年までの55年間、マルティニーク島首府であるフォール・ド・フランスの市長を務めた方です。植民地主義を批判し、マルティニークを始めとするアンティル諸島のフランス領土の海外県化を推進、またセネガル人のレオポルド・センゴール(セネガル初代大統領で2001年に逝去。)と共に、ネグリチュード(黒人性)というコンセプトを確立しました。

高校生の頃から飛びぬけて成績優秀で、退屈な授業の最中はギリシャの悲劇を真似して悲劇の1幕を書いていたと言います。1931年に政府奨学金留学生としてパリのルイ・ル・グラン高校に入学し、初日に生涯の友センゴールと出会います。セゼールは高校でアフリカ人学生、黒人系アメリカ人学生、アンティル諸島の学生など多様な黒人学生と出会い、自分のマルティニーク人というアイデンティティーの中にアフリカ的要素を見出していき、黒人であることとは如何なることかを考えるようになります。

彼自身こう言っています。「Pour comprendre la Martinique, les Antilles, il fallait commencer par l’Afrique.(マルティニーク、アンティル諸島を理解するには、アフリカを理解することから始めなければならなかった。)」

1935年に高等師範学校に合格し、「帰郷ノート」を執筆し始めます。その後マルティニークに戻り結婚し高校で哲学の教師を務め、1945年、フランス共産党から立候補し、フォール・ド・フランス市長に当選します。

エメ・セゼールに会った人は口を揃えて、小さい体に驚くほどの強さと影響力がみなぎっていると彼を描写するそうです。幼少期から止まることなく走り続けた革命家。市長や国会議員という顔を持つ間も、心の奥底では権力を嘲っていたとセゼールの友人は話しています。だからこそ政治的オーラがあったのだろうと。

あるインタビューで、「どうやって、生涯にわたり政治と詩を結びつけることが出来たのですか?」という質問に対し、「私の漠然とした詩の中にこそ自分自身を発見し見出すことが出来るからかもしれない。」と言っています。

昨日、マルティニーク島で、内務大臣時代に暴動を起こした若者を「社会のくず」呼ばわりしたことでセゼールに面会を拒否されたことのあるサルコジ現フランス大統領も出席して国葬が行なわれました。

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by iihanashi-africa | 2008-04-22 06:20 | フランス | Trackback | Comments(0)
レモンの香りのティッシュ
フランスであるカメルーン人の男性に出会いました。彼はフランスに来て7年になります。先日、彼が初めてフランスに来たときの話をしてくれました。

来仏してまだ間もない頃、レストランに行きグリルした魚を注文しました。塩気が足りないと、まずテーブルに置いてあった塩を振りかけます。それでも何か足りないと考え込み、おもむろにポケットからティッシュを取り出し、魚の上でティッシュを絞ろうとします。実は彼が持っていたティッシュはレモンの香りのするティッシュ。パッケージには「Mouchoir au Citron(レモンのティッシュ)」と書いてあったそうです。

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by iihanashi-africa | 2008-04-22 05:59 | フランス | Trackback | Comments(0)
チェックインカウンターのお姉さん
パリのシャルル・ド・ゴール空港で乗り継ぎ便を待っています。
現在、午前8時。
寒い。気温は5度。
皆、分厚いジャケットを纏い、マフラーはもちろん、ニット帽を被っている人もいます。

昨日、成田空港でチェックインをした時のことです。
「荷物はどちらまで?」と聞かれたので、「ワガドゥグまでお願いします。」と言うと、
「はい??」とカウンターのお姉さん。ワガドゥグを知っている人はそうそういないことは分かっているので、「あの、パリで乗り換えてパリからアフリカのワガドゥグまで行くので、荷物はそこまでお願いします。」と言い直すと、「あ、はい、分かりました。」とお姉さん。チェックイン手続きが終わってから、「こちらがパリまでの搭乗券で、こちらがパリからワガ...ワガ...」「(私)ワガドゥグですね」「・・までの搭乗券です。荷物は最終目的地のワガ...(結局、荷物のタグを私に見せて)こちらまでになります。」「(私)ありがとうございます。」

最後まで、ワガドゥグと言えなかったお姉さん。別れ際に名札を見たら、『研修生』と書いてありました。とても微笑ましかったですが、もう少し経験を積んだらアフリカの都市名も言えるようになるでしょうか。


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by iihanashi-africa | 2007-10-23 15:00 | フランス | Trackback | Comments(1)
フランスの黒人の地位
フランスに住むアフリカ人の友人の一人で建設会社を経営している人がいます。彼はカーボ・ヴェルデ人です。カーボ・ヴェルデは、アフリカの西沖、セネガルの西に位置する島国です。私の友人は、何年もの下積みの後、自分で会社を立ち上げ、モダンなビルの建設を下請けるまでに成長しています。

彼はプジョーとベンツの2台の車を所有しています。私がもう少し車に詳しければ、種類や型も説明できるのですが、如何せん車には疎いものでブランド名しか分かりません。とにかく、プジョーは仕事場、つまり建設現場に行くとき、ベンツは週末に出かける時に乗るそうです。

ある日、プジョーを修理に出し、ベンツで仕事に出かけた彼。帰宅途中に警察の検問に遭いました。彼が、免許証や必要書類を警官に見せた時、警官はこう言ったそうです。

「宝くじでも当たったのか?」

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by iihanashi-africa | 2007-07-25 15:05 | フランス | Trackback | Comments(5)
アヴィニョン演劇祭
c0116370_14531065.jpg8月中旬から1ヶ月ほどタンザニアへ出張するため、7月18日にブルキナファソを発ち、帰国の途に着きました。その帰路、パリで幾つか行わなければならない手続きがあったため、休養(休暇?)も兼ねて5日間フランスに滞在しました。昨日帰国しました。

フランスでは、週末を挟み丁度良い機会でしたので、南フランスのニームにホテルを1泊予約し、アヴィニョンの演劇祭へ行ってきました。フランス南部に位置するアヴィニョンでは、毎年7月に、約1ヶ月間に渡り演劇祭が開かれます。演劇、ダンス、パフォーマンス、音楽が約20ヶ所の劇場で上演され、また路上でも本上演の広報や小パフォーマンスがあちらこちらで見られます。劇場内の上演を観賞するには入場料が必要です。演劇によって異なりますが、小劇場では大体10~15ユーロ(1660~2490円)、ノートル・ダム・ド・パップ寺院の演劇は30ユーロ(4980円)です。私は、1999年の7月にここを訪れ、奮発して数多くの演劇を見た記憶があります。今となっては内容も覚えていません。。。私にはよくあることですが、過去に見た映画の内容をほとんど覚えていません。時には、見たかどうかも忘れてしまいます。「見ているときはあれだけ感動するのに」といつも思います。脱線しましたが、今回アヴィニョンでは、時間がなかったので祭りの雰囲気を味わうにとどまりました。

今年、アヴィニョン演劇祭には、デュードネ・ニアングナ(Dieudonné Niangouna)というコンゴ共和国の演出家の作品が上演されました。ジュンヌ・アフリック(Jeune Afrique)というアフリカの話題を取り上げる雑誌を読んでいて、彼のことを知りました。1976年生まれの若い演出家です。コメディアンとも紹介されています。今年の演劇祭では、彼の作品が数本上演されましたが、私が特に興味を持った一作があります。不法滞在者の感情や身振り、人工的に引かれた国境に閉じ込められた人間の孤独さを表現した作品です。残念ながら、私がフランスに到着する以前に上演が終わっており観劇できませんでしたが、8年前とは異なった視点でアヴィニョンを歩いた気がします。

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by iihanashi-africa | 2007-07-25 15:02 | フランス | Trackback | Comments(3)