カテゴリ:セネガル( 54 )
アフリカで蔓延する偽薬
先月、セネガルに出張した際、あるセネガル人女性に「あなたの国にはやせ薬はあるの?」と聞かれた。

痩せ薬???

私:「う~~ん、あると言えばあるのかもしれないけど、知らないなあ。何、痩せたいの?」

女性:「痩せる薬を探しているんだけど、最近友人から(ダカールの)街中で中国人が痩せる注射を打ってくれると聞いたの。」


ああ、なるほど。私を中国人と間違えたのね。

女性:「友人によると、その注射は効果があるらしくて、この間中国人に電話して詳しく聞いたのよね。そしたら丁度昨日その中国人から電話があって、『注射が手に入ったから打ちに来ていいよ』って言われて、行こうか悩んでいるの。1回1万fcfaなんだって。」

私:「へえ、そんなのがあるのね。。。痩せるならやっぱり食事制限と運動だと思うけど、運動は嫌い?」

女性:「その注射はすぐに効果があるらしいから」


なんとか女性が注射を打たずに済むように、その後も少し話を続けてみたが、やはり速攻で効く薬の情報を信じ込んでいて、私のやんわりとした説得は効力がなかった。

***********************

この話をしながら思い出したのが、アフリカで蔓延する「偽薬」の問題

American Journal of Tropical Medicine and Hygienによると、2013年に偽薬が原因で亡くなった方は122,350人。その内、多くは偽のマラリア治療薬が原因らしい。なんと、アフリカで流通するマラリア治療薬の3分の1は偽薬だという報告もある。ガーナでは40%、ナイジェリアでは64%にも上るらしい。もちろん、しっかりと登録された薬局は問題なく、インフォーマルマーケット内で流通しているものがほとんど。

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以前、ブルキナファソのガウアという街のマーケットで、こんな写真を撮った。こうして薬が販売されている。これが全て偽薬だとは断言できないが、かなりの確率で含まれているのではないかと思う。マーケットでトマトやタマネギなどを買う感覚で、これらを購入する。


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ちなみに、デドゥグという街のマーケットでは、ヒップを大きくする薬なるものも売られていた。
ヒップアップの薬?


WHO(世界保健機関)によると、アフリカで流通する偽薬の30%は中国とインドから輸入されているそうだ。そして、最近はナイジェリアで製造される偽薬も増え始め、5%近くを占めるようになってきたらしい。それでも、近くに登録された薬局がなかったり、インフォーマルマーケットの薬の方が安かったりすると、それにすがって買ってしまうのは理解できる。

しかし、最近はマラリアのような必需の薬だけでなく、ダイエット用の偽薬が目に付く。アフリカでもダイエットをする若い女性が増えてきて、その波に乗っかって儲けている人々がいるに違いない。効力のないダイエット薬品は世界中にあるだろうが、偏見かもしれないが、アフリカで流通しているものは、健康に害をも及ぼすのではないかと思ってしまう。

セネガルのダイエット注射はそうでなければよいが。。。


そういえば、ブルキナは漢方もあったなあ。
ブルキナ版漢方?

マーケットにはこんな売り場もある。
煎じて飲むと、、、何に効くのだろう。
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by iihanashi-africa | 2016-04-21 23:50 | セネガル | Trackback | Comments(2)
セネガルのイチゴ
ブルキナファソでは、イチゴが有名だった。

1940年頃にNikiemaさんのお父さんがイチゴ栽培を始め、1970年にはNikiemaさんが跡を継いだ。栽培を始めた当初、複数の品種を試験的に栽培し、現在生産するスペインの品種が選定された。栽培方法も、長年の経験からこの地に適した形に工夫されている。非常に鮮やかな赤色で、パフェやショートケーキにしても美しかった。

ブルキナ、イチゴの季節が終わりました
いちご生産のポテンシャル

セネガルにもイチゴがあるとは聞いていたが、こんなに大量に生産されているとは思わなかった。多分、ここ数年で生産量が増えたのだと思う。さて、これはどこで生産されているのだろう。

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意外に悪くない見た目。
でも甘味はそんなでもなかったなあ。
苗はどこから来ているのだろう。


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スーパーで購入したイチゴ。
いくらだったかな?
スーパーのイチゴは高いけれど、路上で販売しているものは同じ質でもずっと安い。


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スーパーの中ではこうして販売されている。

ん??

隣はトマト?



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こちらも見たことがないトマトだったので。一個購入してみた。
通称「牛の心臓:Cœur de beuf」と呼ばれるトマト。かなりジューシーで美味しかったな。



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牛の心臓言えば、同じ通称の果物があった。
その記事がこちら。カスタードアップル。
「牛の心臓」という果物



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by iihanashi-africa | 2016-04-17 18:58 | セネガル | Trackback | Comments(0)
セネガルの憲法改正の争点
今、セネガルに滞在中。

街のあちらこちらに「OUI(YES)」というポスターを見かける。
3月20日に憲法改正の国民投票が行われるらしい。これらのポスターは「YESに投票を」という与党のキャンペーン。

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私が出張中に面会するはずだった行政の方々の中にも、地方の市長を兼任している人がおり、20日までは選挙キャンペーンで首都にいないらしく、面会できないかもしれない。それにしても、省庁の局長ポストと市長ポストをどうやったら兼任できるのだろうか。

さて、今回の憲法改正では、15の条項の変更を提案している。

主な議論になっているのが、大統領の任期を7年から5年に短縮するという提案。実は、セネガルでは、2000年にワッドWade氏が大統領に選出された翌年に、大統領の任期を7年から5年に短縮し、上院を廃止するという憲法改正の国民投票を実施しており、大多数の支持を得て改正されている。しかし、2007年にワッド大統領が2期目に再選してすぐに荒っぽい決断が散見されるようになり、一旦廃止されたはずの上院が2007年に復活し、65名の上院議員を自分で任命し、2008年には自分が提案した7年から5年への大統領任期短縮を、国民投票もせずにまた7年に戻すという強引な決定をしていた。

セネガルの現大統領マッキー・サルMacky Sall氏は、2012年にワッド大統領を破って第4代大統領に選出されたが、その際の公約の一つが、より民主的な国家実現のために自分の大統領任期を再度7年から5年に短縮することであった。そして、今、公約実行に至っている。ちなみに、サル大統領は大統領就任後すぐに、上院を廃止している。

こうして記述すると賞賛に値する決断のようにも見えるが、なぜ野党はここまで反対しているのかがとても疑問だった。

そして出張に同行してくれているセネガル人に聞いてやっとその理由が理解できた。

野党も大統領任期短縮を反対しているわけではないらしい。
争点は、この任期短縮の決定がいつから効力を発するかという点

2012年の大統領選当初から、サル大統領は「自分の任期を短縮する」という発言をしていた。つい一か月前までそのような発言を続けていた。しかし、先月2月16日に、憲法評議会が現行の任期には適応されないという判断を下したとして、現在の自分の任期は7年のままで2019年まで続くと発表したのだ。憲法によると、憲法評議会の決定は大統領権限で変えられないことになっており(一部の憲法専門家は異論を唱えているが)、今回の判断は仕方ないというのだが、野党や国民は騙された感があるのだろう。野党は、公約を守るのであれば、5年が経過時点で一旦辞任し、再度選挙に出馬するべきと主張している。

憲法改正案をよくよく見てみると、民主的な改正案が並ぶのだが、大統領任期にだけ焦点が当たっており、残念ながらあまり議論になってはいない。

なので、ご参考までに憲法改正案と現在の憲法のサイトを紹介しておく。

現在の憲法
http://www.gouv.sn/IMG/pdf/constition_sn.pdf

2016年の憲法改正案
http://www.au-senegal.com/IMG/pdf/projet_constitution.pdf


******************

3月22日

得票率65%を得て「YES」が勝利した。


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by iihanashi-africa | 2016-03-13 22:58 | セネガル | Trackback | Comments(0)
無垢な笑顔
最近はアフリカの農村部へ行く機会が減り、子供たちとも触れ合う機会が減ったのだが、久しぶりに子供たちの笑顔が撮れた。セネガルのティエス周辺に行った際に、「撮って撮って~」と寄ってきた子供たち。
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外国人の私にこんなにも、心を開いてくれてありがとう。
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この無垢な笑顔は元気をくれる。
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そして、子供たちがこれだけ笑顔の国には希望を感じる。


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by iihanashi-africa | 2015-11-21 23:01 | セネガル | Trackback | Comments(0)
セネガルのヒップホップグループKeur Gui来日
パリのテロには想像以上のショックを受けた。シャトレ近くのレストラン周辺の映像もどこかしら見覚えがある。本当に悲しいと同時に恐怖でぞっとする。。

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さて、少し希望のある話題を。

以前、セネガルのヒップホップグループKeur guiクルギの記事を書いたことがある。

Cine Droit Libre3:セネガルの「Y'en a marre!」運動

2012年3月、セネガル大統領選でワッド前大統領が敗れ、マッキー・サール大統領が政権を奪取したが、この政権交代の背景に「Y’en a marre(もううんざりだ)」という運動があった。この運動をリードしたのがKeur guiである。

ブルキナファソにいた頃に、彼らのドキュメンタリー映画「Boy Saloum」を見た。

映画上映後には、Keurguiの二人が登壇して討論会が行われたが、鳥肌が立つほどに彼らに魅了され、特にThiatの論理的で説得力のあるスピーチには、観客全員聞き入ってしまった。本当にカリスマ性があった。


そのKeur guiが来日するらしい。

友人のブログ記事
http://ameblo.jp/sorachari/entry-12095250757.html

11月23日 東京外国語大学
11月24日 馬喰町
11月26日 仙台
11月28日 沖縄 琉球大学

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私は出張中でどれも行けないのだが、関心のある方、是非是非行ってみてください。


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by iihanashi-africa | 2015-11-15 23:58 | セネガル | Trackback | Comments(2)
コーヒーに入れる砂糖の量
セネガルの首都ダカールで宿泊したホテルで頼んだコーヒー。

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いやいや、砂糖多すぎでしょう。

でも、セネガルに限らずアフリカの多くの国の方々にとっては、この量が普通なのだ。


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by iihanashi-africa | 2015-08-08 22:12 | セネガル | Trackback | Comments(2)
Cine Droit Libre3:セネガルの「Y'en a marre!」運動
『Boy Saloum』

監督:Audrey Gallet(フランス)
72分、2012年


2012年3月、セネガル大統領選でワッド前大統領が敗れ、マッキー・サール大統領が政権を奪取した。選挙前や期間中に反政府デモ隊と憲兵隊との衝突はあったものの、クーデタではなく民主的に政権が交代したことは世界的にも評価され、アフリカの民主国家の代表国の一つというイメージを確かなものとした。

しかし、この政権交代の背景に「Y’en a marre」という運動があったことをご存じだろうか。この運動がなければ、ワッド前大統領は憲法を改正し、そのまま政権に居座り続けたかもしれない。「Y’en a marre」とは、「もううんざりだ」という意味。

この運動をリードしたのがKeur guiクルギというセネガルのラップ音楽グループである。ドキュメンタリー『Boy Saloum』は、Keur guiの歩んできた道と「Y’en a marre」運動中の彼らの動きを追ったものである。

Keur guiは、ThiatKilifeuのデュオ。1996年に二人の出身地であるKaolackカオラックで結成された。結成当初から、不当で不平等な社会への不満と抵抗を歌い、カオラックでの影響力は相当のものだったらしい。このドキュメンタリーは「Y’en a marre」運動が始まる6年も前の2005年に撮影が開始している。Audrey Gallet監督が、彼らの影響力に惹きつけられてKeur guiというミュージシャンを撮影することから始まったのだ。「Y’en a marre」運動を追う目的で撮影が開始されたわけではないのだ。監督が映像に残したくなるほど、彼らは魅力的だったのだと思う。

ダカールに上京してからも、彼らの人気と影響力は増していった。そして、2011年1月、毎日続く停電と権力にしがみつく大統領にうんざりした彼らは、若いジャーナリストFadel Barroと彼らの友人Safiaのサポートもあり、「Y’en a marre」運動を立ち上げた。

彼らは、数ヶ月で全国各地の35万人の若者のネットワークを作り抗議運動を開始。最終的にワッド前大統領退陣まで追い込んだ。

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写真の右端がThiat、右から二人目がKilifeu

映画上映後に、Keurguiの二人が登壇して討論会が行われたが、これまた鳥肌が立つほど彼らに魅了され、特にThiatの論理的で説得力のあるスピーチには、観客全員聞き入ってしまった。問題の根底を理解していて、納得のいく主張が出来る人だった。本当にカリスマ性があった。

彼らだからこそ動かすことのできた運動だったにちがいない。
言い換えれば、他のミュージシャンではこれだけの大きな運動は起こらなかったと思う。

Thiat本人が言うに、マッキー・サール政権で大臣にならないかと打診を受けたらしい。しかし、「自分は大して学校も出ておらず、どうやって大臣を務めるのだ。自分の居場所は音楽なのだから、音楽を通じて主張していく」と断ったそう。「今回は、ワッド前大統領を退陣させるための運動であって、サール大統領を応援していたわけではない。今後は現政権の動きを見ながら、必要を感じたらまた運動を起こす」と話していた。


この日、彼らの話を聞いたブルキナファソの若者は、どう感じたのだろう。

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by iihanashi-africa | 2013-07-02 06:34 | セネガル | Trackback | Comments(0)
ユッス・ンドゥールが大統領選出馬表明
セネガルの国民的歌手、Youssou Ndourユッス・ンドゥールが大統領選挙に大統領選に出馬することを表明した。Yahoo Japanにも「グラミー賞歌手、大統領選に出馬へ」と大きく出ていたので、日本でも知っている人は多いことだろう。私としては驚きと共にやっと出馬するかという思い。

以前、ユッス・ンドゥールに関する記事を少しだけ書いた(→「マリの言葉でMiyoko」)。素晴らしいミュージシャンで、私も彼の音楽は大好き。毎年パリのBercyでコンサートを開催し、その映像がDVDになっているが、一番好きだったのは2005年のコンサート。2008年になってからフランスのCDショップやインターネット販売で2005年のコンサートDVDを探したのだが、出回っておらず、わざわざセネガルの友人から購入して送ってもらったりもした。

ユッス・ンドゥール、現在52歳。今はミュージシャンの顔だけでなく、セネガルNo1テレビ・ラジオ局創設者、マイクロクレジット会社の設立など様々な顔を持っている。

彼は、数年前特にテレビ・ラジオ会社の設立時頃から、セネガル現ワッド大統領との確執が見え隠れするようになった。その頃から政治への興味を示しだし、2010年のJeune Afriqueインタビュー記事でも、「次の大統領選挙に出馬する意向はあるのか?」との問いに、「個人的な野心はないが、周囲が国民が私を必要としてくれているのは感じ取っている。政治に介入しないとは言わない」と答えている。私がやっと出馬するかと思ったのはこの記事を読んでいたから。

ワッド大統領は、今回大統領に再選されたら3期目となる。アフリカ諸国ではよく見られることだが、大統領の任期を2期に限っている憲法を改正して、自分の3期目の出馬を可能にした。私はセネガルの政治には精通していないので、ワッド大統領を正しく評価できないが、批判は多い。

だからといって、政治行政の経験が全くないユッス・ンドゥールが、大統領としてセネガルを発展させていけるかにも疑問はある。

ただ、彼の人気は根強いもので、立候補の届出が受け入れられれば、ワッド大統領を脅かす一人の対抗馬にはなるはず。

2月26日が大統領選。結果に注目したい。

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by iihanashi-africa | 2012-01-05 04:47 | セネガル | Trackback | Comments(4)
マリの言葉でMiyoko
美代子さんという親友がいます。

先日、インターネットでセネガルの国民的歌手ユッスンドゥールの曲をダウンロードしていたら、同じアルバムの中に「Miyoko」という曲を発見しました。視聴してみると、なんとサビの部分で「Miyoko Miyoko Miyoko」と繰り返します。これは友人の美代子さんにプレゼントしなければと、ダウンロードし、CDに焼いて渡しました。テーマソングにするとのこと。

ただ、Miyokoの意味が分かりません。それによくよくサビを聴くと、「Miyoko Miyoko Miyoko Akiyama」って言っているように聞こえます。ミヨコアキヤマ?日本人みたい。セネガルのウォロフ語にも日本語のような言葉があるんだな。

美代子さんに「Miyoko」をプレゼントしたからには、Miyokoの意味も教えてあげる必要があります。早速セネガル人の友人ムスタファ君に電話しました。

私「ユッスンドゥールの曲にMiyokoという曲があるけど知ってる?」
ムスタファ「ああ、昔の曲にそんな曲があったな、たしか。」
私「Miyokoってどういう意味なの?」
ム「・・・・・・」
私「・・・・・・」
ム「多分ウォロフ語じゃないよ。分からないから明日友人に聞いてみる。」


- - - - - - 翌日

ム「何人か友人に聞いたんだけど誰も知らなかった。でも誰かがMiyokoはマリの言葉だって言ってたよ。Codouに聞いてみたら?」
私「そうなんだ。マリの言葉か。じゃ、Codouに聞いてみるよ。」


Codouというのは、ムスタファと私の共通の日本人の友人で、今マリで働いています。セネガル在住歴の長い方で、Codouというセネガルの名前を持っています。私もセネガルにいるときはSodaと呼ばれていました。

昨日、Codouとスカイプでチャットをして知りました。Miyoko Akiyamaとは秋山美代子さんという日本人のフォトジャーナリストのことだったのです。日本におけるユッスンドゥールの後見人的立場の方だそうです。82年、パリのアフリカン・コミュニティでユッスを聴いて惚れ込み、来日に尽力を続け、またコスチューム・デザイナーでもある彼女は、テキスタイル・デザイナーのユッスの妹と組んでユッスのステージ衣装のデザインを担当してきたんだそう。

へ~~~
こんな方がいたんだ。そういえば、ユッスンドゥールって何度も来日してコンサートを行っており、何でこんなにも日本で有名になったんだろうと不思議に思っていました。2月にも「ユッスー・ンドゥール 魂の帰郷」というドキュメンタリー映画が公開されています。まだやっているのかな?私がマダガスカルへ来る前からいろんなところでチラシをもらいました。見てみたい。

それより、なぜセネガル人は知らない!マリの言葉って・・・

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by iihanashi-africa | 2009-04-04 03:20 | セネガル | Trackback | Comments(2)
ムーリッド宗派の聖地
先日、チャドのスーダン難民女性の写真を掲載しましたが、そういえば私もこんな格好をしたことがありました。日焼け防止で布を纏うことはしばしばありますが、イスラム教の儀礼で布を巻いたのはこれが初めてでした。セネガルにいたときのことです。
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セネガルの首都ダカールから内陸へ150kmのところに、トゥバという街があります。イスラム教の一派、ムーリッド宗派の聖地・総本山です。セネガルとガンビアに広く信者がいます。ムーリッド宗派は、20世紀初頭に、Cheikh Amadou Bamba(左写真)によって設立されました。まだそれほど長い歴史はありません。写真が残っているくらいですから。
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トゥバの街は、モスク(↑)を中心に広がっています。セネガル一大きいモスクで、アフリカでも最も大きいモスクの一つです。このモスクの建設は、1926年にCheikh Amadou Bambaにより決定されましたが、その後着工され完成するまでに37年の年月がかかっています。中央の最も高い塔は、80mの高さがあります。下を歩く人と比較したら、いかに大きいかが分かると思います。

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入口。
私はイスラム教徒ではないので、この先には入れませんでした。
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イスラム教徒でなくても見学可能な場所のひとつ。年に一回行われる巡礼では、100万人以上がトゥバを訪れ、その際にはここもお祈りの場所になるそうです。
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イスラム独特の天井。


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モスクの隣には、ムーリッドのカリフ(首長)のお屋敷があります。最初の私の写真はここで撮られたものです。私が訪れた当時(2006年7月)は、6代カリフSaliou Mbacké。2007年12月末に逝去され、現在は7代目がおられますが、思い返せば6代はこの当時から体調がよくなかったのかもしれません。通常なら外からカリフを拝むことが可能なはずでしたが、待てど暮らせど出てこられませんでした。お庭では、このように常に信者が集まってお祈りをしています。
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by iihanashi-africa | 2008-12-20 04:01 | セネガル | Trackback | Comments(2)