カテゴリ:セネガル( 74 )
セネガル産米と中国産プラスチック米
3日前からニジェール出張に来ている。

セネガルからニジェールに向かう直行便はないため、ブルキナファソ経由となる。トランジット後の搭乗券はブルキナファソに着いてから渡されるということだったので、到着後に空港職員に先導されてチェックインカウンター連れていかれた。ニアメ行き便に乗り換える乗客は私を含め20名ほどおり、既に搭乗券が準備されていたため、1人ずつ名前を呼ばれて搭乗券が渡されたが、なぜか最後まで私の名前が呼ばれない。一人残されたので、「すいません、私もニアメに行くのですが...」と言うと、「あ~、これがあなたの搭乗券ね」と渡されたのがこれ。美しい手書きの搭乗券。美しい走り書き。自分で書いたのに、私の名前が読めなかったらしい。

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ブルキナファソからニジェール行きの飛行機で隣に座っていた方と、セネガルのコメについて話をしてかなり盛り上がり、飛行時間45分があっという間だった。

隣の方は、ニジェールに事務所を構える国連組織の一つで働いているセネガル人男性だった。セネガル人はコメがないと生きていけない国民なので、もちろん首都ニアメでもコメを購入するそうだが、ニジェール産のコメは固いという。固いというのが乾燥のしすぎなのか品種なのかよく分からないが、ニジェール産のコメはセネガル料理には合わず、時々休暇でセネガルに戻る際にセネガル産のコメを持って帰ってくるらしい。前回は陸路で3日間かけてニアメからダカールまで移動し、帰路は自分は飛行機で帰り、運転手がコメを沢山積んだ車を運転して陸路で戻ってきたという。セネガルからニジェールまで陸路で移動するには、マリとブルキナファソを横断するのだが、唯一マリでは検問で警官から賄賂を要求されるらしい。「陸路はマリで賄賂を要求される以外は、道路の状態もいいし問題ないよ」とさらっと言い流していたが、私はその言葉に引っかかった。マダガスカルでもクーデタ後の経済悪化の時期に賄賂を要求する警官が増えたが、マリも同じような状況なのではないのかと。

さて、本題のコメに戻ると、隣のセネガル人男性の家族は3~4年前からセネガル産のコメを食べ始めたという。それまでは輸入米ばかりを食べていたが、近年セネガルの精米技術が向上し、質の良いコメが流通し始めたため、セネガル産米を食べるようになったらしい。

私がセネガルに10年前にいた頃は、セネガル産米は首都ダカールではほとんど販売されていなかった。当時稲作の調査をしていた専門家によると、モーリタニア国境のセネガル川沿いの灌漑区では稲作が行われていたものの、砕米も完全米も全て混ざっており、収穫後の技術がマーケットニーズに追いついていなかったらしい。しかし、10年たった今、どのスーパーでもセネガル産米を見かけるようになった。

先月4月に開催された農業フェア(FIARA:Foire internationale de l'agriculture et des ressources animales)に行った時に、セネガル産米のブランドが多いことにとても驚いた。

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それに加えて、ここ最近、「中国産のプラスチック米」が流通しているという噂がSNS上で話題となり、新聞にも取り上げられ、農業省にも問い合わせが殺到したのだが、この噂が功を奏したのか、周囲でセネガル産米を食べる人が多くなったと、飛行機で隣だったセネガル人は話す。

プラスチック米の真相はよく分からないが、ナイジェリアでは昨年末にプラスチック製の偽米102袋を押収したという事実があるようだ。
http://www.afpbb.com/articles/-/3112154

よく分からない噂がローカル米の消費を増やしたと聞くと、関係者の策略かとも想像してしまうが、いずれにせよ、セネガル産米の消費が増えることは政府の目指すことろでもあり、いい傾向かもしれない。


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by iihanashi-africa | 2017-05-24 23:24 | セネガル | Trackback | Comments(0)
ゲジャワイ市の開発スピード
セネガルにIntermondesというローカルNGOがある。

現在も代表を務めるMamadou Ndiaye氏がENDA Grafから独立して、ENDA Intermondesを設立し、さらにENDAから独立してIntermondesに改名した。

http://www.intermondes.org/

私は2006年に5か月間、ENDA Intermondesでインターンをしていたのだが、この時に代表のMamadou氏から学んだことは、今とても大きかったと感じている。開発支援において受益者との対話能力にたけた方で、今まであまり多くを語らなかった村人も、Mamadouと話すと本音が出てくる。セネガル人の知り合い中で最も尊敬する方の一人である。

Intermondesの建物は、ダカール市に隣接するゲジャワイ(Guediawaye)市に位置する。2006年初めにベルギーの民間企業連合体からの支援で建設されたIntermondesの建物には、インターン生が宿泊できる部屋があるのだが、私は最初の宿泊者となった。当時、日没後は絶対に歩いてはならないと言われ、街中からタクシーで戻る際も必ず建物の前まで送ってもらうようにと言われるほど、この辺りの治安は悪かった。タクシーで帰る途中に、目の前で女性のカバンが引ったくられたのを見たこともある。同時ゲジャワイに住んでいると言ったら、「すごいところに住んでいますね。大丈夫ですか?」と言われる場所だった。

先日、11年ぶりにIntermondesを訪ねてみたのだが、周囲が見違えるほどに開発されておりびっくり。

11年前は、高い建物と言えばIntermondesしかなく、目の前は更地だった。

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当時の建物。


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Intermondesの前の更地。


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海側の更地。


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もちろん前の道路は舗装されていなかった。


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それが、11年たった今、前の更地はこのような住宅地へと変容した。ダカール市内の住宅地と遜色ない美しさである。これがゲジャワイと言って信じる方は多くないかもしれない。


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この更地は未だ開発途中。


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今やIntermondesの建物も周囲の建物に埋もれて目立たなくなった。


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そして前の道路も綺麗に舗装された。




私のセネガル人の友人が、この近くに住んでいるのだが、2008年に225平方メートルの土地を3200万fcfa(約640万円)で購入している。しかし、9年たった今、この土地を売却するとしたら5000万fcfa(約1000万円)は下らないという。

この高騰がずっと続くとは思えず、そのうちバブルがはじけるのだとは思うが、ダカールは郊外に向かって開発が進んでおり、先見の明がある人たちはかなり儲かっているようだ。


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by iihanashi-africa | 2017-05-22 05:56 | セネガル | Trackback | Comments(0)
葦の使い道
先月、サンルイのジュッジ鳥類国立公園に向かう途中、路上で葦を乾燥させて販売している場所があった。セネガルだけでなくアフリカ各地で見られるが、ローカル出荷場を見たのは初めてだったので、写真に収めてみた。

これは川沿いの葦。
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ここで乾燥して束にする。
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路上で販売している。いくらなんだろう。
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葦で作ったござ。
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葦で作った家。
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生活必需品である。


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by iihanashi-africa | 2017-05-08 06:58 | セネガル | Trackback | Comments(0)
上も後ろも満員バス
サンルイからダカールへ戻る幹線道路で、こういうバスを追い越した。
このような光景はたまーに見かけるが、車の上の荷台にここまで人が乗るのはなかなか見ない。それも車の上に立って乗るなど。。。それも時速100kmの車が追い越すのを横目に見ながら。このまま数時間かけてダカールへ向かうのだろうか。

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by iihanashi-africa | 2017-05-05 06:25 | セネガル | Trackback | Comments(0)
ジュッジ鳥類国立公園
サンルイから60kmのところのセネガル側沿いに、ジュッジ鳥類国立公園(Djoudj National Bird Sanctuary、Parc national des oiseaux du Djoudj)がある。幹線道路から公園事務所までもしばらく未舗装道路を進むため、1時間半はかかる。サンルイ街中のSyndicat d’initiativeの観光オフィスで、公園までの移動から公園入園料やボート乗船料金など全て込みでアレンジしてくれる。

面積は16000ha。世界3位の面積を誇る鳥類国立公園だそう。下の画像の赤線で囲われたところが公園の敷地。セネガル川の支流や小さな湖に野鳥が集まるのだが、本流と異なり流れが緩やかで、生息しやすいところなのかもしれない。多い時は300種類以上、3百万羽の野鳥が集まるらしい。公園自体は1971年に設置され、1981年にUNESCOの世界遺産に登録された。
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    http://www.au-senegal.com/parc-du-djoudjより

この国立公園、雨期の6月~10月は閉鎖するらしい。雨期だからということもあるが、雨期は野鳥がいなくなるらしい。ジュッジ国立公園の野鳥は80%が渡り鳥のため、12月に戻ってきて4月か5月には旅立つ。特に2月~3月が最も多くの野鳥を見られる時期とのこと。

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国立公園入口のオフィス。
ホテルにもなっており、プールもあって快適そうではあったかも。ただ、サンルイからそれほど離れていないため、宿泊客はそんなに多くなさそうな雰囲気。


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オフィスからまた車でボート乗り場まで移動する。


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セネガル川の支流とはいえ、かなり広い。


乗り場に到着して早速出会ったのが、イボイノシシ
公園内には数多く生息しており、ボートからも多くのイボイノシシを見た。


鷲。正式名称も聞いたのだが、忘れてしまった。
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サギの仲間かな。
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ペリカンは大群で見られる。
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ペリカンは皆が同じ動きをする。しめし合わせたかのように一緒に魚を捕る。


何百羽も群れになって移動する様は圧巻。


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奥の方にペリカンが交尾する場所を設けており、その周囲にはまだ若いペリカンが集まっている。灰色のペリカンはまだ若いペリカンたち。


ガイドさんがOiseau Serpent「ヘビ鳥」と呼んでいた鳥。水面を移動するときに首が蛇のように見えるためにこう呼ぶらしい。
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ワニも数匹見かけた。水に隠れて目と鼻だけ水面に出すワニが見えるだろうか。
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この鳥もサギの仲間かな。
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オオトカゲも発見!
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ガンビアガモの大群。
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嘴がしゃもじのような平たい形をしているヘラサギ


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セネガル川周辺は稲作の灌漑区が広がっている。病気よりも害虫よりも何よりも鳥害が酷いらしい。苦し紛れにこうして鳥除けのためにビニールを掲げる。それでもなかなか防げない。


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by iihanashi-africa | 2017-05-02 09:48 | セネガル | Trackback | Comments(0)
サンルイ国際ジャズフェスティバル25周年
サンルイの国際ジャズフェスティバルは今年で25周年を迎えた。

http://www.saintlouisjazz.org/

毎年かなり名の知れたミュージシャンが参加するそうなのだが、私はそんなに詳しくないのでラインナップを見てもよく分からない。今年唯一知っていたのが、コンゴ民主共和国出身のロクア・カンザLokua Kanza。ロクア・カンザのCDは最近のもの以外は多分ほとんど持っているのかもしれないくらい一時期ハマって聞いていた。Lokua Kanzaが2日目に来るくらいなので、他の日の方々もそうそうたるメンバーなのだろうと、Lokua Kanzaを基準に考えていた。残念ながらKokua Kanzaが出演する日はサンルイへ行けないため、週末に会わせてフェスティバルへ行ってみることにした。

まずホテルを探すことから始めたのだが、これが見つからない。ようやくサンルイの街外れのホテルに部屋を見つけたのだが、前日になっていきなり、2泊のうち1泊がキャンセルになってしまったと連絡があった。昨年ジャズフェスティバルに行った方も、ホテルに到着したら予約がキャンセルされていたらしく、やっぱりこの時期は予約が混み合い、こういうことがよくあるようだ。最終的に予約をキャンセルしたホテルに別のホテルを探してもらい、なんとか事は収まったのだが、しっかり予約できていても安心できないことはよく分かった。

昨年のジャズフェスティバルは、安全対策が議論になり、一時期中止になるかどうかという話にもなったようだ。それもあってか、今回サンルイの街と会場に着いてから分かったのだが、これでもかというほどに軍と警察と一般警備会社の方々が警備していた。といっても、もちろん油断はできないし、会場警備の一部は音楽に聞き入っていたのだが笑。

ジャズフェスティバルは、これまで滞在した国でも開催されていた。ブルキナファソでも毎年ジャズフェスティバルがあり、ジャズ大国マダガスカルでは大きなフェスティバルが開催されていた。やはりどこにもコアなファンがいるようだ。
アフリカで3本の指に入るジャズ大国マダガスカル
JAZZ in TRAIN


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ジャズフェスティバルは、VIP席、A席、B席とあり、後ろに行くにしたがって安くなる。滅多に来ない機会なので、前の席のチケットを購入。



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Alune Wade
セネガル人ベーシスト。

セネガル軍オーケストラに属していた父の指導で、6歳の頃からベースやピアノ、ギターを習っていた。セネガル人ミュージシャンのイスマエル・ロを師と仰ぐ。





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Nancy Murillo
コロンビア出身のサルサシンガー

サルサの女性シンガーは本当に格好いいのだが、この方も体が小さいのにエネルギッシュでパワフルで、ステージに上がってきた時からオーラがあった。





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Stanley Clarke
アメリカ出身のベーシスト

わざわざこう書く必要もないほどに名声を上げている方だが、私は存じ上げず。。。いやー、やはり観客を楽しませようと意識しながら最も見せるステージをされる方で、最も興奮したステージかも。








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この期間、数多くのスポンサーが様々な協力をしているが、その一つミネラルウォーターのKIRENEはラベルがジャズフェスティバルバージョンになっていた。


街全体がお祭りモードで街を探索するだけでも楽しい。


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by iihanashi-africa | 2017-05-01 09:12 | セネガル | Trackback | Comments(0)
レブ族の守り神Ndeuk Daourの宿るマドレーヌ諸島
ダカールは半島になっており、その周辺に4つの島がある。最も有名なゴレ島、ンゴール島、ヨフ島、そしてこのマドレーヌ島。その内、ヨフ島とマドレーヌ島は昔から無人島で、今まで人が住んだことがない。

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マドレーヌ諸島は二つの島からなり、大きい方の島をマドレーヌ島(Ile de la Madeleine:かつてはサルパン島と呼ばれていた)、小さい島をルーニュ島(Iles Lougnes)と呼ぶ。マドレーヌ島は面積17haで全長600m。ルーニュ島は更に小さな島からなり合計面積6ha。ルーニュ島は岩山なので、島に降りるのは難しい。周囲の海も含めて約45haが海洋国立公園に指定されている。

現在まで様々な鳥類、海洋生物、植生が保護されきたのは、これまで人間による侵食がなかったという理由が大きい。なぜこれまで無人島で居続けられたのか。それは、ゴレ島とは異なりマドレーヌ島の周囲が高波になることが多く、船の着岸が難しかったことが一つの理由ではあるが、最大の理由はダカールに多いレブ族の守り神Ndeuk Daourが、人間が島に居住することを反対していたからだと言われている。フランスの植民地時代に一度島に建物を建設しようとし、現在でもその跡が残っているが、建設しようとすると毎回不幸に見舞われ、最終的に完成しなかったらしい。

といっても、今から千年あるいは2千年前には人間が住んでいたという説もある。調理のくずや土器のようなものも発見されてもいるようだ。

マドレーヌ島は無人島だが、朝9時半~16時半まで船が出ており、島を探索したり、泳いだりすることができる。ピクニックもできないことはないが、日陰がないので少し暑いかも。私たちは午前中2時間だけ滞在して帰ってくることにした。

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コルニッシュ・ウエスト通りにこういう入口がある。毎日通勤で通っているのに全く気が付かなかった。


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道路からは見えないが、階段を下りると結構しっかりとした建物がある。オランダの支援で建てられたらしい。
ここで、乗船料金一人5000fcfa(約1000円)とグループ毎にガイド料金5000fcfaを支払う。


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こういう船が待っている。この一隻が一日中往復するようだ。


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マドレーヌ島の全貌。


マドレーヌ島に近づくと、大きな難破船が見えてくる。2013年に難破したスペインの船らしい。嵐の日の高波に襲われてしまったようだが、幸いなことに死者は出なかったとのこと。島の沖合にはロシアの船も沈んでいるらしく、この破片がマドレーヌ島の浜辺に打ち上げられている。
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ルーニュ島の岩山。
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ガイドさんが、「あの先にライオンが2頭寝ています」と指さしたのが、この岩山。おっ、ほんとだ。
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これはお気に入りの一枚。
マドレーヌ諸島は、このような不思議な岩から出来上がっている。かつては火山があり、噴火直後にすぐに冷却されたマグマはこのような形を作るらしい。細長い筒状の岩を沢山重ねて断面を切った感じ。
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島の入り江に到着。


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ここからガイドが島を案内してくれる。
まず植民地時代にフランスが建てようとした未完成の建物。


島の上から見たダカールの街。
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綺麗な入り江だが、さすがにここでは泳げない。


とっても面白い形をしたバオバブがあった。Baobab nain(背の低いバオバブ)と呼ばれている。マドレーヌ島は風が強いためか、木が6m以上には成長しないらしい。どのバオバブも横に広がっている。こんなバオバブはかつて見たことがなかったなあ。
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最後は帰りの船が到着するまで、この美しい入り江で泳ぐことにした。が、砂浜ではないため歩きにくく、それも苔で覆われた岩のため、滑りやすくてとても危険。さらに、入り江とはいえ、少し進むともう足が全くつかなくなるほどに深い。ちゃんとシュノーケルセットをもってこないと、深いところを泳ぐのが怖い私はこの先に進めないと思った。でも、水は本当に透き通っていて美しい。
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今回、一つだけ残念だったことと言えば、Phaeton a rouge(ネッタイチョウ)と呼ばれるマドレーヌ島のシンボルとなっている鳥を見られなかったこと。尾が長く特徴的で、セネガルやカーボベルデあたりでしか見られないらしい。この鳥は頻繁にみられるのかなあ。



こんな魅力的な島だとは思っておらず、意外にも楽しく過ごせた。今度はシュノーケルセット持参だな。


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by iihanashi-africa | 2017-04-28 08:54 | セネガル | Trackback | Comments(0)
キンキリバを煎じて飲む
セネガルだけではなく、ブルキナファソにもあったのだが、キンキリバ(キンケリバ)という葉っぱのお茶がある。学名はCombretum micranthum。セネガルでは朝食の時に飲む方が多いが、夕食後に飲む方もいるようだ。

https://en.wikipedia.org/wiki/Combretum_micranthum

乾燥したキンキリバの葉はこうして売っている。
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えっ?どれ?と思われた方。あるいは真ん中にある黄色のビニール袋に入っているものと思われた方。ビニールの中身もキンキリバの葉だが、両端に立てかけられている棒状に巻かれたものもキンキリバである。
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まずは葉をしっかりと洗って砂埃や汚れを落とす。


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そしてお湯で煎じて飲む。ウーロン茶あるいは麦茶のような色をしている。


セネガルでは、大量の砂糖を加えて甘くして飲むのだが、私は砂糖を加えなくても飲めたかも。ただ、一緒にいた男性陣は苦みがきつくて苦手だという方もいた。一緒にいた運転手によると高血圧に効くらしい。


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by iihanashi-africa | 2017-04-22 06:14 | セネガル | Trackback | Comments(0)
第1回ダカールマラソン
先週末の4月16日に、第1回ダカールマラソンが開催された。
http://www.marathondedakar.com/

昨年も新しくできた高速道路でマラソン大会があったと聞いていたのだが、はて「第1回」とはどういうことなのかと疑問に思っていたら、実は国際陸上競技連盟(IAAF)に認定されてから初めてのマラソンだったらしい。このマラソンを「国際」マラソンと呼ぶには、IAAFの規定に従って連続して2回マラソンを実施しなければならないそうだ。もうすでに、来年に向けて動き出している。

今回のオーガナイザーはZénith Sport。スポーツマーケティングエージェントで、スポーツ関連の国際イベントなどを企画し、運営している。今大会は多くのスポンサーがついていて、携帯会社のOrangeや、保険会社のAXAやSar、レンタカーのHertz、スポーツショップのAdidasやCity Sport、ケーブルテレビのCanal+、スーパーマーケットのCasinoなどなど。全部挙げたらきりがないほど多くのスポンサーがついていた。

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記念すべき第1回のスタート地点に、首相とスポーツ大臣も来られていた。


朝8時スタートかと思って、7時半頃にはスタート地点に着いていたのに、到着してからスタートは8時半とアナウンスがあり、眠い目をこすりながら朝早く起きた私は、スタートを待つ間に眠気が襲ってきてしまった。

それでも何とか体を動かしながら眠気を乗り越え、いざスタート!
この日は、フルマラソンの部、ハーフマラソンの部、10kmの部があり、全員一緒にスタートしたものだから大変。スタート地点では大混雑だった。全部で6千人の参加者がいたようだ。私は、、、もちろん10km。セネガル着任前からもう3カ月くらい走っておらず、ハーフに出る勇気はなかった。
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10kmのトップランナー。


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ゴール地点。
ゴールだけでなく、10kmは沿道の応援が絶えなかったので、とても勇気づけられながら走った。ゴール地点も豪華で、ゴールに向かう嬉しさが増した。


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私は、ゴール直前で、ハーフマラソンのトップに抜かれることになる。このあたりを走っている時に、後ろからトップランナーを先導するバイクのサイレンが聞こえ、邪魔しないように端を走った。


ゴールの後ろ側。ここで完走した人全員にメダルが配られた。
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5km地点、7.5km地点の給水所もとてもしっかりしていた。これはゴール地点の給水所。疲れた~~
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今回、10kmの参加費は2500fcfa(500円)。500円で、オリジナルTシャツももらえて、メダルももらえるなんてすごい。さすがのスポンサーの数である。


帰宅後、家の前がフルマラソンのコースだったのでしばらく応援したのだが、フルマラソンはやっぱり孤独との戦いだなあと改めて感じた。私の家の前の33km地点などは応援もほとんどおらず、誘導と警備の方のみ。誘導の方が手を叩いて応援してくれるのが救いだが、私だったら心が折れるかも。
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ちなみに、このマラソンはゼッケンの裏にチップが付いており、ダカールマラソンのサイトで自分の記録が確認できるようになっているのだが、私は何度試しても「Pas de résultat(結果なし)」と出てきてしまう。結果がしっかり出てくる人もいたので、何が違うのかと考えて思い至ったのが、これ。

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スタート地点とゴール地点にこのような青い板が敷かれていたのだが、これが記録板になっていて、スタートとゴールで踏まなければならなかったのではないかと思われる。私はスタートもゴールも跨いでしまったからなあ。


ダカールマラソンのサイトには、各部門の上位20位の記録が常時掲載されているのだが、ハーフマラソンのトップが1時間11分50秒、2位が1時間12分28秒。私は2位の方には追い越されていないはずなので、10kmを1時間12分ちょうどくらいで走ったと思っている。とりあえず参考になる記録があってよかった。。

今回のマラソンは、16日だけでなく、前日の15日にも、2kmの部(9歳~12歳)、3kmの部(13歳~16歳)、5kmの部(女性限定)が行われていた。ほんと、盛大なイベントだった。

来年は、ハーフに出られるよう頑張ろう!!


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by iihanashi-africa | 2017-04-20 09:29 | セネガル | Trackback | Comments(0)
モロッコの野菜・果物が西アフリカで熱い
先月、セネガルの北部の街サンルイとそこから100kmほどのリシャトール(Richard Tol)という街へ出張してきた。その道中、モロッコのナンバープレートのトラックの車列を何度か追い越し、モーリタニアの国境付近では、税関の近くの道路脇に駐車してあるモロッコのトラックを沢山見た。

国境の街Rosso。モーリタニア側にも同じ名前の都市がある。
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税関で待つトラック
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ダカールへ向かうトラック
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近年、モロッコ産の野菜や果物が大量に西アフリカで出回るようになった。もともとオレンジなどの柑橘系はモロッコから大量に入ってきたが、最近はオレンジに限らず、様々なモロッコ産の野菜や果物を見かける。

モロッコとモーリタニアの国境では、毎日100台近いトラックが国境を越えて西アフリカ各国へ向かうという。目的地はモーリタニア、セネガル、マリ、コートジボワール、ブルキナファソ。これらの国では、雨期中の野菜栽培が難しく、市場の野菜流通量が減り、価格が高騰する。この時期は、ヨーロッパ市場に出すよりも西アフリカ諸国の方が高く売れることもあり、それに気付いたモロッコ商人たちが、この時期に大量に西アフリカ向け野菜・果物を輸出するようになっている。

セネガルに限らず、アフリカ諸国での野菜消費量は年々増加している。人口増加によるところが多いが、生活レベルの向上による食生活の変化も影響している。国内生産だけでは需要が賄いきれないのも事実である。ジャガイモや玉ねぎは、端境期にオランダから大量に輸入される。オランダの玉ねぎは品種が異なるため、マーケットでも一目瞭然である。しかしながら、近年は、モロッコからも玉ねぎやジャガイモが輸入されており、オランダ産よりも質が良いという卸売業者もいる。

モロッコの野菜と果物、モロッコでは誰がどのくらいの規模で栽培しているのだろう。気になる。


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by iihanashi-africa | 2017-04-17 06:46 | セネガル | Trackback | Comments(0)