カテゴリ:マダガスカル( 191 )
ファマディアナの紹介記事
先週木曜日の10月12日に、このブログの「ファマディアナ~死者を敬う」という記事へのアクセスが急激に増えた。8年も前に書いた記事のアクセス数が増えるということは、またTVで紹介されたに違いないと思い検索したら、クレイジージャーニーという番組で、奇怪遺産の写真家、佐藤健寿(さとうけんじ)さんが「死体を掘り起こす儀式」と称してマダガスカルのファマディアナを紹介したらしい。

ありがたいことに、ファマディアナと検索するとこの記事がトップに近いところに出てきており、このブログ開設以来、1,2を争うアクセス数になっている。

かつて、「タイガーナッツ」を道端アンジェリカさんがTVで紹介した後に、「タイガーナッツという豆」という記事がものすごいアクセス数に達したが、今回はそれ以上のアクセスだ。

いつもマニアックな記事しか書かないため、普段のアクセス数はかなり限定的なのだが、今回は平均訪問者数の30倍。いやあ、テレビってすごい。

さて、肝心のテレビ番組の内容だが、「死体を掘り起こす」という飾り文句がどうかとは思ったものの、最終的には死者を弔う素晴らしい儀式と紹介されていたようでよかった。私も実際に見た時にそう思い、ブログの記事にも書いたのだが、数年に1度、亡くなった最愛の人に会えると思うと、嬉しいかもしれないし、自分も逆の立場だったら嬉しいかもしれない。



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by iihanashi-africa | 2017-10-16 08:23 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
マダガスカルで震度5の地震
1月12日の1時6分(マダガスカル時間)、マダガスカルで地震があった瞬間にFacebookがざわついた。マダガスカルの友人たちが、「すごい揺れた」「怖かった」というメッセージをアップ。マダガスカルではかつて経験したことのない揺れだったらしい。最初の揺れから20秒後に大きな揺れが発生したようだ。

私がマダガスカルに滞在していた時、一度だけアロチャ湖北部で地震があったというニュースを見たが、私が住んでいた首都では全く揺れなかったため、なにかの間違いかとも思った。地震があるということは聞いていたが、やはりあるんだなあと実感。

アンタナナリボ地理院によると、震源地は首都アンタナナリボから国道7号線を190km南下したところのベタフBetafoという町から42km南西。AmbatofinandrhanaからTsironomandidy方面に伸びる活断層が動いたとか。マグニチュード5.9。震源の深さ8.7km。1991年4月21日にマグニチュード5.6を記録したことがあるが、それを超える地震だったようだ。ベタフの近くのアンチラベという都市で震度5、首都でも震度4を観測した。

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部分的に崩れた家もあったようだが、今のところ犠牲者は確認されていないとのこと。ただし、アンチラベでは壁にひびが入った建物も多い。

以下のサイトから写真を拝借。
http://www.lexpressmada.com/blog/actualites/seisme-des-degats-enregistres-a-antsirabe/

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地理院によると、Andraikiba火山の噴火の前兆とも捉えられるそうだが、まだその他の兆候がないからしばらくは大丈夫だろうと。

アンドライキバAndraikibaと言えば大きな湖があり、昔行ったことがある。火山の名前でもあったのね。それも休火山だったとは。
マダガスカル版ロミオとジュリエット


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by iihanashi-africa | 2017-01-13 21:30 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
帽子の文化、マダガスカル
他のアフリカ諸国へ行ってからマダガスカルに行くと、帽子をかぶっている人がやけに多いことに驚く。帽子の文化は昔から根付いているもので、西洋衣服の文化が入ってきても唯一残っている伝統的衣服文化ともいえる。

先月、久しぶりにマダガスカルへ出張し、「あ~、帽子の国に戻ってきた」と改めて感じた。

もともと、メリナMerina族、ベチレオBetsileo族、バラBara族、アンタンドロイAntandroy族等々、帽子の文化を持っている民族はかなりある。

帽子の形は民族によって異なる

最も分かりやすいものだと、左の写真の前の男性がかぶっている帽子は、アンタンドロイ族のもの。帽子のつばが三角形で反り上がっているのが特徴。以前、ザフィマニリZafimaniryへ旅行した時は子供から大人まで、真ん中の写真や右の写真のような帽子を被っていた。この辺りの方々はベチレオ族に近いので、こういう形は彼らの特徴なのだろう。
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皆、使い古して色が茶色くなってきているが、実は新しいものは青や緑やピンクなどの色が鮮やかである。中央高地の人々は色使いが鮮やかだ。
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ザフィマニリ旅行記
ユネスコ無形遺産を残すザフィマニリ地方・1
ユネスコ無形遺産を残すザフィマニリ地方・2
ユネスコ無形遺産を残すザフィマニリ地方・3(最終日)


素材も民族により様々で、伝統的には、アンタンドロイ族はセブ牛の皮、メリナ族は稲藁、ベチレオ族は籐を使う。


この帽子文化が今でも人々に根付いており、首都ではこういうハットを被っている人を沢山見かける。
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もちろん、キャップを被っている人も多い。まあ、とにかく帽子着用率が高い。
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こういう麦わら帽子や籐の帽子を被る人も見かける。
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お父さん、格好いい。



これだけ帽子を被る国もそうそうないと思う。



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by iihanashi-africa | 2016-02-04 00:16 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
この世のものとは思えない植物
弟がニューヨーク植物園(New York Botanical Garden)の写真とメッセージを送ってくれた。

弟のメッセージ。
「この2つの植物知ってる?マダガスカル原産らしい。自然界でもこういう丸い形をしていて、重いものは150キロもあるんだって。」

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いやあ、こんなのマダガスカルで見たことない。

この世のものとは思えない。

弟によると下の写真の植物は「Platycerium alcicorne」というらしい。
こんなサイトを発見。
http://surface-fukuro.com/alcicorne.html

ニューヨーク植物園のウェブサイト
http://www.nybg.org/gardens/conservatory/index.php

観賞用に綺麗に丸く作るとこんな風に見ごたえのある形になるのかも。
しかしながら、実際に見ると迫力あるだろうなあ。


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by iihanashi-africa | 2015-12-13 20:29 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
感謝状
僭越ながら、かつて関わっていたマダガスカルの稲作支援案件PAPRIZが終了するにあたり、感謝状をいただいた。

当初は5年間のプロジェクトとして開始したが、1年半延長して最終的に6年半のプロジェクトとなった。そして、私が関わったのは最初の3年間。当時のプロジェクトリーダーと二人で着任し、10か月間は2名でなんとかマダガスカル農業省との関係を築き、ベースを作った。その後、3名の専門家が着任し5人体制となり、リーダーが交代し、業務調整であった私が交代し、、、計7名の専門家が関わったプロジェクトだった。この度、その7名全員に感謝状が送られ、最後のプロジェクトリーダーには勲章が授与された。

プロジェクトについてブログではほとんど記事を書かなかったが、唯一書いた記事がこれ ↓
稲作技術とビデオ教材

マダガスカルでは、7月1日、農業省で勲章・感謝状授与式が執り行われ、最後まで残られた専門家4名は農業大臣から直接表彰された。

プロジェクトのサイトで紹介
http://www.jica.go.jp/project/madagascar/0700698/news/general/20150722.html


マダガスカルの新聞記事で紹介
http://www.lexpressmada.com/blog/actualites/developpement-rural-extension-du-projet-papriz-a-dautres-regions-37376/


マダガスカルのニュースで紹介



そして、その場にいなかった最初のプロジェクトリーダーともう一人の専門家と私は、9月3日に日本で感謝状をいただいた。

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丁度9月上旬にセミナーで来日されていたマダガスカル農業省の農業技術総局長と農業土木局長からの手渡し。こうして評価されるのは嬉しいものだ。
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by iihanashi-africa | 2015-09-08 23:48 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
ディディエレアという植物
今、羽田空港。

再びアフリカ出張に旅立つ。
今回は慣れ親しんだ西アフリカ。コートジボワール、ブルキナファソ、セネガルと3か国を2週間で駆け巡る。懐かしの人々に会えると思うと胸が躍る。日本人の友人たちに日本から持ってきてもらいたいものがあったら遠慮なく言ってね~とお声掛けしたら、来るわ来るわ。醤油やらカレールーやら味噌やら。足りるだろうと思って持って行った量もあっと言う間に尽きてしまうのだ。今回の出張では自分自身の荷物は大してないため全く問題ないのだが、たった2週間の出張でこんなにも荷物があるのかと驚かれるほどのボリュームだと思う(笑)。

********************************

さて、何年も前にアップしようと思ってずーーーとアップしていなかった写真を、ようやく記事にしてみることにする。

マダガスカル南部と南西部にしか生息しない固有の植物「ディディエレア」だ。

ディディエレア科またはカナボウノキ科に属するそうだが、「カナボウノキ」という呼び名はとてもしっくりくる。見た目がまさに金棒そのものなのだ。金棒のように細長い幹を無数の棘が覆っている。棘と棘の間が狭く、指で幹を触ることも不可能。そして全ての棘の先や根元には小さな小判型やら長細い葉っぱがついている。ディディエレアにも多くの種類があり、棘や葉っぱも様相は様々。とても幻想的な植物だ。

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これぞ金棒。


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近くで見ると、
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こんな長い葉っぱのものもある。
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こちらは密度が薄い別の種類。
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これはまた幻想的。
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南西部のチュレアールに旅行した時に聞いたのだが、種類によって必ずチュレアール方向を向いているディディエレアがあるらしい。風向きだと思うのだが、この辺りの方はチュレアール側に魔力があると思っているようだ。

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by iihanashi-africa | 2015-07-07 22:08 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
メリナの要塞の名残?
マダガスカルの首都アンタナナリボを中心とする中央高地は、かつてメリナ王国の支配下にあり、現在もメリナ族が多く住む。飛行機から見ると、こうして円形の堀で囲まれている家を見かける。メリナ王国成立以前から、この辺りの村は堀や壁によって防御されていたこともあり、その名残だろうか。

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メリナ族についての記事
青い丘の王宮
やたら長いマダガスカル人の名前
12の丘の12の妃

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by iihanashi-africa | 2015-07-01 23:10 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
不穏なマダガスカル
3年ぶりのマダガスカル。

空港からホテルに向かう道のりを、胸を躍らせながら通った。
小さな二階建ての家、麦わら帽子の東南アジア系の顔立ちの人々、広がる田んぼ、等々、見慣れた景色にほっとした。

しかし、街中に入っていくにつれ、徐々に気持ちの高揚が収まり、むしろ沈んできてしまった。

街は全く変わっていない

ラヴァルマナナ元大統領の所有スーパーMagroが、2009年暴動で略奪・放火後、そのまま残っている。新たな建物が建設された気配もない。むしろ、既存の建物がさびれてきており、悲しいかな以前よりも街が暗く見える。

また、物乞いをする子供が増え道路脇でインフォーマルにモノを売る人が増えた。90年代にマダガスカルで仕事をしていた友人が、当時は物乞いをする子供などいなかったと話していたのを思い出す。更に残念なのは、あからさまにチップを要求してくる人が増えた。夜間に通行車両のコントロールを行う警察は、車検や保険の書類を確認する前から「今日は寒いね。コーヒー代が欲しい」と言ってくる。2009年のクーデター以降、こういう警官は増えていた気がするが、まずは書類の粗探しをしていちゃもんをつけてくるか、書類に何も不備がないとコーヒーが飲みたいという。今は、仕事をする気などなく、なんの恥ずかしさもなくダイレクトにチップを要求する。

マダガスカルを去る際に、空港の荷物を取り扱う職員にも「コーヒー代が欲しいと言われた」。ただただ私の段ボールを別のところに運んだだけの人だが、この荷物の責任者だとかなんかと言われ、コーヒー代を要求された。

ちなみにマダガスカル人は、一般市民も普段コーヒーを飲む習慣があるので、こういう要求の仕方なのだろう。他の国で「コーヒー代=チップ」と表現するところは、あまり多くない。

話を戻すと、もちろんチップを要求されると気分を害す。こちらもなんだかんだ理屈を立てて、警官には「ああ、残念、さっきの警官に渡しちゃった」と、空港でも「小さいお札はさっき運転手に渡しちゃってもうない」と嘘をつく。怒ると何されるか分からないし、生活に困窮しているのが分かるし、怒ったら怒っただけ怒り損で、ただ自分の気分が悪くなるだけなので、さっと流すことにしている。しかし、それでも気分を害すのは避けられない。

久しぶりに会ったマダガスカル人と昼食をとりながら話をしたら、最近は給与はほとんど変わらないのに、物価だけは高騰しているという。アンタナナリボ市内の家賃も相当上がっており、友人が引っ越した先はかなり郊外。毎朝5時半に家を出なければならないが仕方がない。

治安も更に悪くなったようだ。私自身は肌では感じなかったが、数年住んでいる方も徐々に治安が悪くなっているのを実感するという。

マダガスカルは、2013年に大統領選挙を行い、5年間の暫定政権時代に終わりを告げた。しかし、これから開発が進み、再度経済成長が始まるかと思いきや、ラジャオナリマンピアニナ政権が成立して2年も経っていないのに、不協和音が聞こえ始めている。巷では、もうそろそろまたクーデターがあるのではないかとも囁かれてもいる。

今度まとめてみようかな。


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by iihanashi-africa | 2015-06-17 01:00 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
今日はそんなに洗濯日和?
マダガスカルは、大量の洗濯物を外に目一杯干す。他のアフリカ諸国でこんなにも人目に触れる形で洗濯物が干されている風景はあまり見たことがない(笑)。

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確か以前も洗濯物の写真を載せていた。
砂場に洗濯物


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by iihanashi-africa | 2015-06-15 22:00 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)
コカコーラの売り方から見える経済
マダガスカルにいるかつての同僚の日本人専門家から、このような写真を送ってもらった。

さて、何を意味しているでしょう。

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大手のビール・飲料製品会社STARが、コカコーラの店頭でのコップ売りを正式に始めたのだ。グラス1杯=300アリアリ(約15円)。

だから何?って思う方もいるかもしれない。

でもこれは大きな意味を持っている。

通常コカコーラは300mlの瓶で売られているが、瓶で購入できる市民が徐々に少なくなっているということなのだ。つまり、国民の購買力が低下しているということ。

マダガスカルは魔術や毒を盛ることが蔓延っている国の一つ。コップ売りでは何を入れられるか分からず警戒する人もいるだろうに、それでもコップ売りを始められるということは、それだけ生活が厳しくなっているのだろう。

マダガスカルの大統領選は7月下旬のはずだったが、延期されることになった。8月23日という提案も合意に至らず、今のところいつになるか分からない。

会議室で選挙の日程を議論している皆さん、こうしているうちにも国民の生活は悪化しています。


マリ情勢が一般市民に与える影響


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by iihanashi-africa | 2013-06-21 22:44 | マダガスカル | Trackback | Comments(0)