カテゴリ:韓国( 4 )
知らぬ間に囲まれていた
   韓国のおばさんたちに。
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by iihanashi-africa | 2008-08-21 17:22 | 韓国 | Trackback | Comments(0)
南北境界見学の条件
3日目

板門店ツアー(非武装地帯DMZ→ボニファスキャンプ→板門店(パンムンジョン)→帰らざる橋)→帰国

2泊3日と短い旅行ではありましたが、時間が許せば北朝鮮との境界へ行ってみたいという思いは母も妹もありました。

板門店へはツアーでしか行けません。幾つかある旅行会社のうち、私たちはチョウさんがお勧めしてくれたパンムンジョン旅行会社を利用することにしました。

韓国出発前日に、ホームページで内容を確認すると、服装に制限があることが判明。ジーンズ禁止、ノースリーブ禁止、サンダル禁止。妹はジーンズしか持っていかないと思ったので、急いでジーンズ以外の軽装を持っていくようメールをすると、案の定「ジーンズしか用意していなかった」との返事。先に確認しておいてよかった。

正確には、破れたジーンズ禁止とのことで、万一北朝鮮の人々がその姿を見ると「韓国はアメリカに制圧されている」とか「破れた服しか着れないような貧しい国なんだ」と思ってしまうからだそう。ノースリーブは下着に見え、サンダルも貧しいと思われるアイテムのようです。ツアーのメンバーで一人サンダルを履いていた人は、旅行会社が用意していた靴に履き替えさせられていました。これらは全て、北朝鮮に誤解を与えないというより、こちらの面目を保つためですね。

ソウルからバスで非武装地帯DMZへ向かう途中、ガイドさんから4つの禁止事項を告げられました。
   1) お酒は飲まない、持ち込まない。
   2) バスから降りたら必ず2列になって歩く。
   3) 北朝鮮人に手を振ったり、指を差さない。
   4) 写真は撮っていいと言われたところでしか撮ってはならない。

お酒は、酔っ払ったら相手を挑発するような行為をしかねないから。手を振ったり指を差すのも相手を挑発してしまうようです。2列になって歩くのは、誰か一人が間違った行動に出ないよう秩序を守るためですね。

日本人は板門店ツアーへ参加する際、大した手続きは必要ではありませんが、韓国人は1年前から申請しなければならないんだそうです。韓国には北朝鮮との離散家族が多いので、北朝鮮へ亡命する可能性が高いからだそう。南から北へ亡命する人などいないように思ってしまいますが、こうして厳しい規制がかけられているということは、いるんでしょうね。

ちなみに、韓国人の他にも、中東や北アフリカの国々、マレーシア、台湾、香港、インド、パキスタン、アフガニスタン、ベトナム、インドネシアのようなアジアの一部の国や地域、キューバやロシアなどの人々も、ツアー1週間前にパスポートのコピーを提出して許可を得なければならないようです。サハラ以南アフリカではナイジェリアとソマリアが含まれていました。

こんな説明を受けている間に、ソウルのロッテホテルから出発したバスはDMZ(DeMilitarized Zone:非武装地帯)へ到着。DMZは韓国と北朝鮮の軍事境界線から南北両側にそれぞれ2キロ(計4キロ)の区域です。この入り口を入ったらDMZ。
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国連軍司令部の最先方基地である「ボニファスキャンプ」でパスポートコントロールや服装チェックを受け、板門店へ向かいます。ここで、ソウルから乗ってきた民間のバスから国連のバスに乗り換えます。

ボニファスキャンプでは、訪問者宣言書に署名をしなければなりません。そこには、
「敵の行動(活動)によっては危害をうける又は死亡する可能性があります。(・・・)国連軍のゲストの皆様は、軍事境界線を越えて北朝鮮軍の管理する統合警備地区へ立ち入ることは許されていません。また、事変・事件を予期することはできませんので国連軍、アメリカ合衆国および大韓民国は訪問者の安全を保障することはできませんし、敵の行なう行動に対し、責任を負うことはできません。」
と書かれています。板門店に到着する前に、かなり脅されます。ルールを守れば問題はないと。でも「敵」って北朝鮮のことだよね。共同警備区域で北朝鮮を敵と表現するのはどうかと思うのですが。

板門店
[板門店は、非武装地帯の中にある唯一の南と北の対話の場所でドイツのベルリンの壁と並び冷戦の象徴である。1953年に北側の朝鮮人民軍と南側の「国連軍」との間で停戦条約が調印された場所。板門店は、停戦協定を結んだ後、国連と北朝鮮側の共同警備区域(JSA:Joint Security Area)に定められ、前後左右の距離がわずか800mにすぎない狭い空間である。]

奥の建物が、北側の「板門閣」で手前の水色の建物が「軍事停戦委員会本会議場」。この本会議場の丁度中央を軍事境界線が走っています。だから建物の手前半分は韓国で、向こう半分は北朝鮮。
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拡大すると・・・(↓) 本会議場の韓国側の入り口。
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本会議場の中は、中央にテーブルがあり、その上に置かれている国連旗が境界を意味しています。境界をまたいで韓国側の軍人が警備しています。ここは、韓国側から来た私たちが、唯一北朝鮮側へ足を踏み入れることが出来る場所です。


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このテーブルで停戦協議が行なわれました。


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すぐに身を隠せるよう壁に半分体を隠し、警備する韓国側の軍人。


偶然、北朝鮮側から板門店を見学に来た観光客を見かけました。こんなに近距離にいるのに近寄れず、全く異次元にいる人たちのように見えてしまいました。中央の国境線の向こう側に立っているのは北朝鮮の軍人です。
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韓国側の「自由の家」。韓国側の南北連絡事務所が設けられています。北朝鮮側の連絡事務所は「板門閣」


「帰らざる橋」。軍事境界線の真ん中を貫いている。1953年7月27日停戦協定後、戦争の捕虜交換がここで行なわれました。韓国側は、北朝鮮人捕虜を3万人返したのに対し、北朝鮮側は1万人しか返してこなかったそう。この橋の名前は、捕虜たちが一旦どちらかを決めると、二度と橋を渡って戻ることはできないことからきたようです。
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c0116370_107857.jpgポプラ事件の発端となったポプラの木の跡。この事件を機に、それまで南北兵士の行き来が自由であった板門店の中でも、境界が引かれるようになりました。(詳しくはwikipediaでどうぞ。)


北朝鮮側の「平和の村(キジョンドン村)」。韓国側には「自由の村(タエスンドン村)」があり、230人余が農業を営みながら生活してます。平和の村には、偵察兵力以外の民間人は誰一人住んでいないそう。村の入り口には高さ160mの世界最大の掲揚台が立っています。
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板門店の見学が終わり、お昼にブルコギを食べていると、脱北者で歌手を目指す男性が日本の曲を歌ってくれました。いい声だった...


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by iihanashi-africa | 2008-08-21 10:35 | 韓国 | Trackback | Comments(2)
チョウさんとヤンさん
2日目

①清進屋→②昌徳宮(チャンドックン)→③明洞(ミョンドン)→④南大門(ナムデムン)→⑤漢江(ハンガン)→⑥中部市場→⑦東大門→⑧大学路(テハンノ)

①清進屋
c0116370_020867.jpg清進屋という食堂で朝食。牛モツとソンジ(牛の血を固めたもの)を煮込んだスープ「ヘジャンクク(下の写真)」の名店。チョウサンに、大統領もペ・ヨンジュンも来るところだと連れて行ってもらいました。内臓系が食べられない人にはきついかもしれないけれど、生臭さがなくとても美味しかった。二日酔いに効くと看板にも書いてあったのですが、来ている客の半数は朝から焼酎を飲んでいました。

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②昌徳宮
[李朝第3代国王太宗が1405年に創建。景福宮についで2番目に建てられた朝鮮時代の宮殿である。文禄・慶長の役でソウルの全ての宮殿が焼失し、景福宮は不吉だという理由により廃墟のまま放置されていたが、昌徳宮は直ちに再建され、最も長い期間実質的な朝鮮の正宮として使われた。]

ここは、通常ガイド付きでないと入場できません。日本語のガイドが1日に5回あるのですが、これは敷地の半分しか見学できません。これとは別に、インターネットで予約すると2時間で全てを回る見学ツアーに参加できます。私たちはそんなことはつゆ知らず、チョウさんが予約しておいてくれました。ありがとう、チョウさん。でも、アップダウンの激しいコースを2時間で3km。疲れました、さすがに。
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天は丸く、地は四角いという、東洋の伝統的な宇宙観によって作られた池(↑)。中央の丸い島が天を象徴しているそうです。
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東屋まで続く石。威厳ある王が歩くため、がに股に並べられています。


③明洞
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途中で見かけたセブンイレブンのショウウィンドウには大量の韓国のりが(↑)。中のおにぎりコーナーでは、ビビンバ味おにぎり、牛肉コチュジャンおにぎり、コチュジャンブルコギおにぎりなどが並んでいました。c0116370_057766.jpg


     お昼は、ブルコギと揚げたタチウオ。
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                 この大きなしゃもじはメニュー。
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       メイン料理も美味しかったけれど、何よりこのキムチ他付け合せの
       皿数の多さと美味しさにも驚き。そうそう、お昼から、チョウさん同様、
       ブルキナファソで仕事をしていたヤンさんも合流してくれました。
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④南大門
[漢城四大門のひとつで正門にあたる。1398年に完成し、ソウルに現存する最古の木造建築物で、国宝第1号にも指定されていたのに、この間のデモの際に放火された。]

放火にあった南大門。再建中でした。
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南大門市場へ行く途中、1日目にディナーをしたNソウルタワーが見えました。
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南大門市場はアメ横っぽかったかな。売り方も結構強引で、妹は腕を思いっきり引っ張られていました。私にいたっては、常に「ニーハオ」と話しかけられる始末。韓国人から見ても私は中国人に見えるらしい。パリでも一度、中国人から中国語で話しかけられたことがある私です。
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⑤漢江

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漢江でモーターボート。前日に、大雨が降ったため、普段は綺麗な漢江の水も濁っていて残念。
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河畔で、焼酎を飲みながら語らう人々。男性同士が結構多い。c0116370_1194151.jpgc0116370_1195975.jpg


⑥中部市場

美味しい韓国のりを買いたいと言ったら、チョウさんが連れて行ってくれた市場。ダンボール一箱1700円。塩分控えめで非常に好評なお土産でした。
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⑦東大門

東大門も南大門同様、見えないように囲まれており、何を工事しているのかと思ったら、南大門が放火されたため、東大門も放火されることのないように、アラームシステムなど安全面の強化をしているんだそう。
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⑧大学路
この日の夜は焼肉。大学路にあるチョウさん行きつけのお店に連れて行ってもらいました。韓国の焼肉と言ったら、レタスで巻いて食べるのが主流ですが、最近は薄く切られた甘酢漬けの大根で巻いて食べるのがモードなんだそう。チョウさんも、しばらく韓国に帰っていなかったので、この食べ方を知らず、家族に教わったようです。
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そして2日目終了。3日目の最終日へ続く。3日目は北朝鮮との国境、板門店へ!

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by iihanashi-africa | 2008-08-18 01:40 | 韓国 | Trackback | Comments(0)
誕生日サプライズ・ディナー
8月11日から13日まで、母と妹と韓国旅行に行ってきました。

妹がこの期間しか休暇を取れないということで2泊3日の小旅行。父はすねながらお留守番。帰ってきてから、3人の楽しそうな写真を見て、更にすねることになるのです。

西・中央アフリカにパリ経由で行く際、成田=パリ間でコリアンエアを利用することがよくあります。格安で、機内食が美味しく、サービスもいいので私の最も好きな航空会社の一つです。コリアンエアでパリに行く時は、インチョン空港で乗換えをします。私はこれまで何度インチョン空港を通ったことか。だから、韓国には何度も旅行しているような気分になっていましたが、実は空港から出たことは一度もなく、韓国旅行はこれが初めてでした。

私は、ブルキナファソで多くの韓国人と知り合いになりました。ナムさん、チョウさん、シンさん、キムさん、ヤンさん、チャンさん......
そのうちのチョウさんが韓国に一時帰国していたので、連絡を取ったら「飛行機とホテルだけ予約してきたら、後は全部計画して案内するから」と嬉しい返事。お言葉に甘えてしまいました。

1日目
①宋廟(チョンミョ)→②昌慶宮(チャンギョングン)→③景福宮(キョンボックン)→国立民族博物館→仁寺洞通り(インサンドンキル)→④お茶屋で休憩→⑤Nソウルタワー→⑥タワーの展望台レストランで母の誕生日祝い

①宋廟
[宋廟は、儒学を統治思想として建国した朝鮮王朝が歴代国王と王妃、そして死後称号を贈られた王と王妃の位牌を祀り、祭祀を執り行った場。]

前庭にはおじいさんたちがたむろして、ぼーっとしたり、本を読んだり、雑談したり・・・
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宋廟の正殿。歴代国王と王妃の位牌49位が19室に祀ってあるそう。ガイドブックやパンフレットに書いていないことをチョウさんが説明してくれました。
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②昌慶宮
[李朝第4代国王世宗(セジョン:ハングル文字を作った王)が父親の太宗(テジョン)のために建てた王宮。]

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③景福宮
[李氏朝鮮王朝の太祖、李成桂が1394年に創建。1592年の豊臣秀吉による文禄の役で焼失し、1868年に再建された。]

国家的行事を行なっていた勤政殿。韓国の小学生が大勢来てました。大声を出して駆け回ったり、説明を聞きながらメモを取る振りしてノートにお絵かきしていたり・・・どこも一緒です。
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屋根になんか妖怪のようなオブジェクトが並んでいると思ったら、実は先頭は三蔵法師で、2番目が孫悟空だとさ。どの建物の屋根にもあり、お守りしているらしい。
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前から見た三蔵法師。う~む。力強く見守っている三蔵法師は一歩譲って認めても、上(↑)の二人目が孫悟空とは。

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景福宮や徳寿宮(トクスグン)では守門将という色鮮やかな衣装を纏った門番がいます。この守門将の交代式が1時間おきに見られます。徳寿宮の方が音楽など大掛かりなようですが、今回は景福宮の交代式しか見られませんでした。
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交代するために、太鼓の音と共に裏から行進して来る守門将。
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私は見てしまった!!!取れそうになった髭を、衣装を纏った別の人が、のりで貼り付けてあげているのを。実はこの人たち、バイトさん。私たちが景福宮を出るとき、仕事を終えたバイトのお兄さんたちが一緒に出てきました。日本で神社の巫女さんがバイトの短大生だったりするのと同じかな。


④お茶屋

歩き疲れたので、お茶屋さんで伝統茶を一杯。「お茶」と言っても茶葉を使っていないけど、体によい果物や生薬として使われる素材がふんだんに入っているからとても健康的。甘いけれど、砂糖ではなく蜂蜜を使うことが多いよう。
  スジョンガ:生姜とシナモンを加えて煮立てたものに、
         干し柿を漬けたもの。浮いているのは松の実。
  オミジャチャ:五味子(オミジャ)という実を乾燥させたものを
           煮出したり、一晩水に浸けておいたもの。
   テチュチャ:なつめを煮出したもの。

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⑤Nソウルタワー
[標高265メートルの南山(ナムサン)の頂上に聳える高さ230メートルのタワー。]

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恋人たちがこうして南京錠を付けています。二人の愛の証。でも鍵が視界を妨げており、なかなか美しい景色が見られないのです。。。
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展望台からのソウルの夜景。
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実は、1日目の夜、妹と私で母の誕生日をサプライズ・ディナーで祝おうと秘かに計画していました。母の誕生日は7月でしたが、私はブルキナファソにおり、妹も実家に帰れず、何もしてあげれなかったから。韓国へ到着する前から、チョウさん(上の写真の左)にメールをして雰囲気のいいレストランを予約して欲しいとお願いし、こんな素敵なレストランを選んでくれました。ケーキも持ち込みで。喜んでもらえたかな。
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1日目終了。2日目へ続く。

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by iihanashi-africa | 2008-08-17 23:20 | 韓国 | Trackback | Comments(1)