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ダカールの魚市場:ヨフ市場
前回の記事でジョアルの漁港を載せた時に、そういえばダカールの魚市場の写真も撮っていたことを思い出した。

ヨフYoff地区の海岸沿いはジョアルのように大きな漁港があるわけではないのだが、毎日夕方になると船が戻ってきて、浜辺にこうして魚市場が設置される。ジョアルとは異なり、一世帯分の小さな単位で魚を買え、混雑しておらず、ある程度整然としているため、外国人が一人で行っても問題はない。
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ただし、日本では見たこともない魚が多く、やはり魚に詳しい方と行かないと、どれを買ってよいか分からなくなる。
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夕方にマーケットがたっても続々と船が戻ってくるため、時々浜に揚げる船を通すために売り場をよけてあげなければならない。
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買った魚は、その場でこうして鱗と内臓を取り除いてもらうこともできる。切り身にしてもらうことも可能。


この日は美味しそうなカニがあった。
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ヨーロッパより魚の値段が安い日本と比較しても安いため、私はうきうきしながら魚を選ぶのだが、セネガル人に言わせると、最近はとても値段が高くなったらしい。原因は、漁獲量の減少である。気候の変化で海流が変化したとか、気候が不安定で航海が危険になったとか、様々な原因があるようだが、最も大きな要因は違法漁業の横行らしい。また違法ではないものの大型漁船による漁が増加し、沖で魚をとられる分、遠出できないセネガルの小規模漁民は不利益を被っている。そのため、通常よりも魚の値段を上げざるを得ないが、消費者からは不満があり、小規模漁民はその板挟みで苦しんでいるとのこと。

そういえば以前カヤールKayarという漁村に行った時、似たような話を聞いた。昔は漁業が儲かることが分かった農民が漁業に転業したのだが、今は再度農業に戻る方も増えているらしい。


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by iihanashi-africa | 2017-08-31 18:41 | Trackback | Comments(0)
Ousmane Gueyeというセネガル人彫刻家
先日、セネガル人彫刻家のOusmane Gueye(ウスマン・ゲイ)氏に会ってきた。

私の日本人の友人の古くからの知り合いで、フランス、イギリス、アメリカ、日本などで活躍されている方だが、70歳に近くなり故郷に貢献したいという意思から、最近は大半をセネガルで過ごすようになっている。

私はウスマン・ゲイ氏を存じ上げず、お会いする前にネットで調べたら、これが実はとても有名で、高く評価されている方だということを知った。



1956年にセネガルで生まれた。6歳の頃から、週に1回の小学校の美術の授業で、いつも粘土でオブジェを作っていたらしい。当時、フランスとアフリカの航空会社が主催する大会があり、砂のオブジェで優勝している。その大会で3回にわたり優勝し、優勝者は、当時のレオポルド・セダール・サンゴール大統領に謁見することができた。これが彼の出発点。

その後「黒人アートフェスティバル(Festival des Arts Nègres)」という大会があり、最年少の10歳で優勝している。これらを通して、サンゴール大統領が彼の才能を認めたことが、のちにパリの国立芸術高等学校へ留学する奨学金を得られたことにつながったらしい。

パリでの勉強の後、イギリスのHenry Moore財団へ入り彫刻技術を磨き、さらにEcole Boulle(パリのアート・クラフト学院)でデザインの勉強もした。これらの学校では、アフリカ人が非常に少なく、Ousmane Gueye氏がほぼ唯一のアフリカ人でもあったため、講師でもあった偉大な彫刻家から可愛がられていたようだ。

さらに、ローマのアート学院でも勉強し、イタリアのCarraraで大理石彫刻への造詣を深めることになる。ミケランジェロやドナテロ、ロダンなどもここの大理石を使って彫刻をしていた。

そして、1980年代後半に、資生堂の後援で来日し、銀座のギャラリーで展示会を開き、その後日本各地で個展を開いたそう。日本のカルチャーや庭園にも造詣が深く、また箱根の森をこよなく愛していることが話していてよく分かった。92年にはニューヨークへ移り住んだが、その後も日本とアメリカを往復しながら個展を開いていた。

彼の彫刻はとても高く評価されており、バスティーユの一部の彫刻修繕にもかかわったらしい。

今後は、セネガルの若いアーティスト支援、そしてセネガルの芸術に関する教育、芸術文化の発展などに注力していきたいそう。壮大なプロジェクトを達成してほしいなあ。

ウスマン・ゲイさんのサイト
http://ousmane-gueye.com/index.html

彼の家の前。ダカールの下町にいきなり鮮やかなオブジェが現れる。
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彼の作品。アフリカ人で、こんなに素敵な大理石の彫刻を作る方に出会ったことがなかった。デザインも技術も本当に素晴らしい。
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by iihanashi-africa | 2017-04-24 19:17 | Trackback | Comments(0)
セネガル到着
2年間の日本勤務の後、再びアフリカ勤務が始まる。

今度の赴任先はセネガル。カメルーンに始まり、チャド、セネガル、タンザニア、ブルキナファソ、マダガスカル、ブルキナファソと、短期の出張を除くと6か国で勤務してきた。セネガルは2006年にローカルNGOで5カ月のインターンをして以来の長期滞在となる。ここ2年間は頻繁に出張で訪れてはいたが、同じ方と会うにしても肩書が違うと緊張感が増す。

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夜景は美しく撮れないので、数年前のダカールの写真も一緒に。
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さて、今回の赴任日は自分の誕生日と重なった

誕生日の0時35分の便で出発したので、今年の誕生日は丸々一日移動の日となった。ありがたいことに出発の前日まで様々な方からお祝いしてもらったので、もう気分は満たされていたのだが、誕生日はやはり様々な形でよいことがあるようだ。

パリに到着してトランジットのホテルにチェックインをした際、フロントの方が私のパスポートを見て、「オー!!ハッピーバースデー!!」と言ってくれ、「素晴らしい日だ。私がフロンとで働き出して、誕生日にチェックインをした方に初めて会った!」と私以上に喜んでくれた。そして、特別にクラブ会員用の部屋を準備してくれた。なんと粋な計らい。

そして、ダカールの空港に迎えに来てくれていた方から、「ハッピーバースデー!!」と言われてチョコレートをいただいた。久しぶりにこうした様々な方からお祝いしてもらって感謝感謝。


そういえば以前も誕生日を話題にしたことがあったと探したら、2010年に記事を書いていた。
3大陸でのお祝い

2008年までどこで誕生日を過ごしたか書いていたので、その続きを書こうと思ったら、2011年がどうしても思い出せない。多分マダガスカルなんだろうけれど。。。

2017年は、日本からセネガルへ向かう飛行機の中。
2016年は、日本。
2015年は、日本。
2014年は、ブルキナファソ。
2013年は、ブルキナファソ。
2012年は、マダガスカル。
2011年は、(思い出せない。。。。。)
2010年は、マダガスカル。
2009年は、マダガスカル。
2008年は、ブルキナファソ。
2007年は、日本。
2006年は、フランス。
2005年は、日本。
2004年は、日本。
2003年は、カメルーン。
2002年は、日本。


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by iihanashi-africa | 2017-01-20 07:10 | Trackback | Comments(2)
KLM航空の機内安全ビデオが凝っている
以前、「エールフランス航空の機内安全ビデオのセンスがいい」という記事を書いたが、今回の出張で使ったKLM航空の機内安全ビデオも素敵だった

ネットで調べたら、こんな記事があったので参考にする。
http://spotlight-media.jp/article/211302027165433012


まずは安全ビデオを見てほしい。2015年11月1日から機内で流されているようだ。



オランダの伝統陶器であるスズ釉薬を用いて彩色、絵付けされるデルフト焼のタイルを、1000枚以上も使っている。


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背景の木目もセンスがある。


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飛行機雲が禁煙のマークに変身。非常に細やかな作業だ。


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机を元の位置に戻し、座席の背もたれも元の位置に戻しましょう。


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陶器の工房で撮影。


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これだけのタイルを使いました。


このビデオのメイキング映像もYoutubeに掲載されていた。気が遠くなるような細かい作業だ。



今回、KLM航空の機内で、オランダの伝統的な家を模した陶器をいただいた。これもデルフト陶器。
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c0116370_13361864.jpgデルフト陶器は、通常白地に濃く鮮やかな青で模様が描かれている。この青色をデルフトブルーと呼ぶ。オランダのシンボルカラーと言えば、サッカー代表のユニフォームのようにオレンジをイメージするのだが、KLM航空が青いのが不思議だった。もしかしたら、デルフトブルーをイメージしてこのような色にしたのかもしれない(あくまで個人的見解)。



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by iihanashi-africa | 2016-03-06 13:38 | Trackback | Comments(4)
ブルキナファソ国立博物館
ブルキナファソからは離れたものの、これまでにアップしようと思っていた話題や写真がまだ残っているので徐々に書いていこうと思う。

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ワガドゥグ市内に国立博物館がある。


街中からシャルル・ド・ゴール通りを東にすすみ突き当りの左側に位置する。門構えは立派だが、中はとても閑散としている。展示品もそれほど価値のあるものが並んでいない。国立博物館と呼ぶにはちょっと残念な感じなので、友人たちに積極的にお勧めはしていないが、Musée National de Burkina Fasoがどんなものか見てみたい方は一度行ってみてはどうだろう。入場料は1000FCFAだったかな。内部は意外にきれいである。

私は2012年と2014年に2回行ったことがある。特にもう一度行きたかったわけではないが、行ってみたいという友人がいたので一緒に行くことにした。だが、2回行って分かったことがある。定期的に模様替えをしているのだ。2年も経つと展示物が大きく変わる。

2012年に行った時はこんな感じだった。
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伝統的なオブジェクトが少なく、アフリカを一般的に紹介しているという印象があった。ガイドはとてもしっかりしていたがブルキナファソという国を知ることはできず残念に思ったと記憶している。
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それが2014年に行った時はこうなっていた。
ブルキナファソ各地のお面(マスク)が展示されており、私としては大変興味深かった。この時残念だったのは、ガイドがだらだらと後ろをついてくるだけでしっかり説明をしてくれなかったこと。折角価値のありそうなマスクが並べられてあるのに、どんな意味があるのかは分からず仕舞い。
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ボクシングリングのような展示台は変わっていない。でも、毎年?展示を変えているのは素晴らしい。
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これはブルキナファソの民族マップ。この博物館では色のついているところのマスクを所有している。
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by iihanashi-africa | 2014-12-12 12:06 | Trackback | Comments(0)
ブルキナ版漢方?
マーケットで見つけた伝承的な薬のお店。

ビタミン剤、育毛剤、喘息、痔疾、腰痛、脂肪を落とすお茶はまだ分からないでもないが、

幸運を呼ぶ石鹸、
記憶力向上の薬、
ヘルニアに効く薬、
更年期障害に効く薬、

などは、、、、気になる。

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by iihanashi-africa | 2014-04-03 22:35 | Trackback | Comments(0)
日本語を話すハッサンくんの話の続き
2年半前に、「日本人に会ったことがないのに日本語を話すハッサン君の話」という記事を書き、コメントやメールでの反響がいつもよりもあった。

ハッサン君とは今もメールでやりとりしているのだが、今日、こんなメールを受け取った。

『Minasan konnichiwa!

Ogenki desuka.
Hisashiburi desune.

Je voudrais vous informer que TV TOKYO présentera CE VENDREDI 6 SEPTEMBRE 2013 dans son programme SEKAI NAZE SOKO-NI, un documentaire qui a été à réalise au mois d'avril derniner sur les activités du Club Japonais de Ngaoundéré que je coordonne.

Nous souhaiterons que vous aurez le temps de regarder ce documentaire.


2013年9月6日(金)に、TV東京の「世界なぜそこに?日本人」という番組の中で、私が中心となって進めているンガウンデレの日本語クラブの活動が紹介されるそうです。お時間があれば、是非ご覧ください。)

Otanoshimini.』


早速、番組のホームページで確認してみた。
http://www.tv-tokyo.co.jp/nazesoko/index.html
確かに9月6日の次回予告に、「2.日本の文化がアフリカ・カメルーンではどう伝わっているのか?~カメルーンのおもしろ日本ブームを取材。」と書いてある。おもしろ日本ブームという表現がとても気になる。ハッサン君はまじめにクラブ活動しているため、その活動が面白おかしく伝わらないことを祈る。

もしどなたかご覧になる方がいたら、感想を教えてください!



さてさて、ハッサン君のメールには続きがあり、今年「国際政治・国際関係学」で修士1年目を終えたと書かれていた。2年目では日本とカメルーンの関係についてテーマを絞って論文を書きたいと。

ハッサン君と最初にコンタクトをとってから既に10年が経過した。中学生だった彼もいまや大学院生。久しぶりに2年半前に書いた記事「日本人に会ったことがないのに日本語を話すハッサン君の話」を読み返し、また感慨深くなった。この記事に新たに2枚の写真を追加したので(DVDの映像のくだり)、一度読んだ方もよろしければもう一度どうぞ。

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by iihanashi-africa | 2013-09-04 22:21 | Trackback | Comments(1)
地図更新
このブログに出てくるアフリカの国の地図を一度に見られるもう一つのブログを作りました。
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by iihanashi-africa | 2007-06-25 11:45 | Trackback | Comments(0)
初投稿
2002年からアフリカの開発に関わっています。アフリカの皆さんの生活が改善されるよう、そして素晴らしい能力のある方が、その能力を発揮できる場を得られるよう、微力ながら支援しています。私たち先進国の人間は、財政面や技術面でアフリカの農村を援助していますが、生活面・精神面でアフリカから多くを学んでいます。日本人が忘れかけている家族の大切さ、赤の他人でも困っている人を思いやる心、困難に屈強に立ち向かう精神...このブログでは「豊かなアフリカ」「楽しいアフリカ」「素敵なアフリカ人」を綴っていきたいと思います。

アフリカに滞在しながら厳しい状況に置かれることも多々あります。しかし、それでも私がアフリカで仕事をしたいと思うのは、正義感でもなんでもありません。ただ、楽しいからです。

「思いやり」は、私の父のモットーです。仕事においても、全ては相手を思いやることから始まるという父の言葉を借りてタイトルをつけてみました。これからも、アフリカに「思いやり」。

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by iihanashi-africa | 2007-05-02 13:11 | Trackback | Comments(0)