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「アフリカ=電気ない」という先入観
料理、特にお菓子作りの上手な叔母がいます。以前、親戚の集まりに牛乳プリンを作ってきてくれ、これが本当に美味しかったのでレシピが欲しいと頼んでいました。その後会った時、レシピは書いたけれど、いつも目分量で作っているから、本当にこのレシピで上手く作れるか試してからくれるといいます。とりあえず、材料を尋ねると、牛乳、生クリーム、卵、ゼラチン。「ブルキナファソでもこの材料なら全て揃うな!」というと、「生クリームもあるの?冷蔵庫ないのに?」と驚く叔母。私はむしろ、何故冷蔵庫がないと思ったのか逆に不思議に思ってしまいました。電気がないと思ったそうです。そういえば私も初めてのアフリカ行きの前は、電気や水事情に不安を抱いていたかも。

数週間前にブルキナファソの電力事情を書きましたが、大きな都市は全て電気が通っています。もちろん停電はありますが、少なくとも私が1年前からワガドゥグでの生活を始めて来て以来、丸1日停電だったことはありません。この程度の停電だったら、冷蔵庫も十分に低温を保てます。

ということで、家の近所のスーパーの写真を撮ってきました。このくらいの大きさのスーパーは沢山あります。この他にもう少し洗練された大型スーパーも幾つかあります。チャドのンジャメナでは、最大のスーパーがこのくらいの大きさでした。でもこれだけあれば十分です。
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      ヘアジェルやボディーオイル/クリームの種類が豊富。
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      石鹸の種類もやたらに多い。
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by iihanashi-africa | 2008-01-18 19:51 | ブルキナファソ | Trackback | Comments(2)
Commented by Buckeymam at 2008-01-30 05:19 x
アフリカというと物々交換で生計をたてているというイメージがあるのは否めないと思うが、全然都会だね。
Commented by iihanashi-africa at 2008-01-31 01:28
でしょう。都会です。都市部では物に困ることはありません。農村部でも、貨幣経済です。物々交換が、残っているのは本当に限られた場所だけかも。遊牧民とか。でも遊牧民から牛乳をもらうときも、最近はお金払うことの方が多いかも。荷車を使わせてもらったときに穀物の束を幾つかあげることはあるけど、これはお礼かな。それに知っている人同士だからできることで、マーケットで物々交換が行われているのはほとんど聞かないですね。少しだけアフリカのイメージが変えられてよかった。
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