週末に野菜を買いに行きました。
人参 一束3本 450fcfa(110円) ジャガイモ 1キロ 700fcfa(180円) キュウリ 一袋4本 500fcfa(125円) キャベツ 一個 300fcfa(80円) インゲン 一袋 200fcfa(50円) (左上の袋) レモン 一袋 500fcfa(125円) (右上の袋) 基本的に、アフリカの国々の大都市では、野菜に困ることはありません。この他にも、玉ねぎ、茄子、ピーマン、トマト、レタス、ほうれん草、とうもろこし、オクラ、生姜、ニンニク等々、これだけあれば、バラエティ豊富な料理が出来ます。カメルーンでは白菜やブロッコリー、長ネギ、マイタケなども購入できました。もちろん、地方に行くと、キュウリやレタス、ピーマン、ほうれん草など長期間保存できないものは売っていないため、野菜の種類は半減してしまいますが、毎日同じ料理にならないような工夫は十分に出来る範囲です。 しかし、これほどの種類の野菜が手に入るというのに、現地の方々の料理に使用される野菜は限られています。ここブルキナファソでは、茄子やほうれん草、大根、キャベツを用いた料理を見たことがありません。これらは比較的最近栽培され始めた野菜で、まだまだ現地の料理には使われていないようですが、最近といってもここ数ヶ月の話ではなく、かれこれ5年以上は経っているはず。それでもまだ、現地料理には影響を与えません。 私は、フランスで初めてアーティチョークを食べました。スーパーの野菜売り場ではよく見かけていましたが、どうやって調理していいか分かりませんし、美味しいかどうかも分かりませんから、自ら購入したことはありませんでした。しかし、ある日、フランス人のお宅で茹でたアーティチョークをご馳走になり、初めて調理方法を知りました。 いくら栄養価の高い野菜が新たに導入されても、調理方法が分からなければ、普及しません。現地の人々が自分たちの口に合う調理方法を見つけるまでが、野菜の導入の過程です。
by iihanashi-africa
| 2007-11-06 05:14
| ブルキナファソ
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