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私の生活環境@キボンド市
私は今、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のゲストハウスに滞在しています。部屋のテレビでは衛星放送でNHK worldが見られます。敷地内にレストランもあるので、全く不自由はありません。しかし、このレストラン、注文してから食事が出てくるまで最低1時間半かかるので、朝食のときに昼食を、昼食のときに夕食を注文しておくのですが、たまにメニューを間違えて、スパゲティーを注文したのに豚肉のグリルが出てくることもあります。ここまで間違われると笑うしかなく、それに大抵どれもおいしく食べられるので、文句も言わず豚肉をスパゲティーだと思って食べます。昨夜はフルーツサラダを注文したら、バナナ、スイカ、パイナップルの他ににんじんが入っていました。そういえば前回のフルーツサラダにはきゅうりが入っていたような。

私が滞在するゲストハウスの敷地内には、ジムもあります。基本的な自転車や筋肉トレーニング用機具など基本的なものはそろっていますが、半分は故障しています。とりあえず、ランニングマシーンはかろうじて使えるので、週末だけ走っています。しかし、キボンド市は標高1500メートル。いつものペースで30分走るともうぜーぜーします。

キボンド市(地図)は夜7時から朝7時までしか電気がありません。各事務所、日中は発電機をフル回転させています。つまり、発電機がない一般の家庭では日中電気がありません。発電機を1日中回すにはかなりの燃料費が掛かるのですが、少なくともここでは、冷暖房を使いませんので燃料費を最小限に抑えられます。乾季だというのにここは本当に寒いです。今日、私はタートルネックの長袖を着ています。朝は毎日手が悴みます。さらに、乾燥しているのでハンドクリームがなかったらひび割れが出来てしまいそうです。

私は、今回日本からリップクリームを持ってくるのを忘れました。それも、ここキボンドで気付きました。ダルエスサラームで気付いていれば、スーパーで購入できたはずですが、ここでは見つかるか分かりません。ともあれ、探さなければ見つかりません。マーケットに行ってみました。薬局では売っていません。薬局で教えてもらった店に行き、「リップクリームが欲しい」と言うと、真っ赤な口紅を出してくれました。化粧品や石鹸などの日用品を売っている店をくまなく探し歩き、やっと見つけたのはグロスのような油のようなリップ。とりあえず乾燥を防げればと買って使っていますが、これが結構効くのです。透明な容器にはなにも書いてありませんので、成分は何か分かりません。以前、チャドにいたときに、チャド人女性から香水をもらいました。彼女の知り合いが作っているそうです。この香水、今まで私が持っていた香水の中で最も良い香りがします。もう使い切ってしまったのですが、本当に良い香りがするので容器はとってあります。アフリカの知られざる産品はまだまだ沢山あります。

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by iihanashi-africa | 2007-09-06 18:10 | タンザニア | Trackback | Comments(0)
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