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生活を天に任せて
雨が降りません。
本当に困ったものです。
村の住民は生活が懸かっていますから、降らないとこれから1年苦労することになります。

私たちが支援しているサヘル州のタカバング村は、州の名前にもあるようにサヘル地域つまり乾燥地帯に属します。ブルキナファソも南部は木が生い茂っていますが、北部はほとんど木がありません。村の人々は、6月下旬から9月にかけての雨季の間、穀物(粟と稗)を栽培し、雨季後に収穫をし、その一部を売って収入を得、残りをストックしておき食べつなぎます。仕事のない乾季は、出稼ぎに出る男性も多く見られます。

とにかく、雨季中の穀物栽培は、雨の量で収穫量が決まるようなものですから、まさに生活を天に任せています。首都ワガドゥグでは既に何度も雨が降っていますが、タカバング村では、5月の初めに20mm程度降って以来、一度も雨が降りません。首都で雨が降るたびに、村の知り合いに電話をしては確かめていますが、まだです。雨をこれほどまでにありがたいと思ったことは、これまでないかもしれません。
by iihanashi-africa | 2007-06-22 08:27 | ブルキナファソ | Trackback | Comments(2)
Commented by さつき at 2007-06-23 22:31 x
日本も梅雨なのに雨が降りません。
ダムが枯れかかっています。今年の夏は大変かも。
ところで、この写真私じゃない?
奇岩がいっぱいあったところだよね。
Commented by iihanashi-africa at 2007-06-25 10:11
昨日の夜も、ワガドゥグでは雨が降りましたが、タカバング村では申し訳程度の雨だったそう。雨にはここ最近毎日焦らされます。
写真は、カメルーンのルムシキ。奇石が沢山あったところだね。折に触れて、またカメルーンの話題も紹介したいと思います。
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