最近流行りのナイジェリア音楽
アフリカ各国には独特のリズムがあり、それぞれとても魅力的である。カメルーンにいた頃にカメルーン音楽やコンゴ民主共和国の音楽を知り、Lokua KanzaRichard Bonaの曲をずっと聞いていた時期がある。その後セネガルでは、ユッス・ンドゥールを初めとする独特のセネガル音楽に魅力を感じ、マリのサリフ・ケイタに酔いしれ、そしてフランス留学をしたときにはコートジボワールのズグル音楽を知り、一時期片っ端からダウンロードした記憶がある。私は仏語圏アフリカへ行くことが多いので、英語圏アフリカの音楽はよく知らないのだが、各国に魅力的な音楽があるのだと思う。

アフリカ仏語圏(独特の音楽文化があるセネガルを除く)の現地のダンスバーやディスコなどで近年一世を風靡していたのがコートジボワール音楽。2004年頃からMagic Systemという4人組のアーティストが、フランスの音楽チャートで曲を発売する度に上位に入っており、私も彼らの『Un gaou à Oran』という曲のミュージックビデオに衝撃を受けて何度も見た。初めて聞くリズムだった。メンバーの平均年齢は徐々に高くなっているにも関わらず、相変わらず新鮮味のある曲を出す。どの国のクラブに行っても彼らの音楽を初めとするコートジボワール音楽がかかっていた。かなり文化の異なるマダガスカルでもアフロビートメインのディスコではコートジボワール音楽が主流だったのを思い出す。



私がコートジ音楽を好きになったきっかけの『Un gaou à Oran』のミュージックビデオ。アラブ系のミュージシャンとのコラボがいい。



しかし、2014年初め頃、私がまだブルキナファソで働いていた時から、同僚のブルキナファソ人に「もうコートジボワール音楽の時代じゃない。今はナイジェリア音楽だ」と聞いていた。そして、今や本当にどこへ行ってもナイジェリア音楽が流れる時代になった。昨年出張に行ったニジェールでもレンタカーの運転手が聞いていたのがナイジェリア音楽だったし、ケニアのテレビで流れていたのもナイジェリア音楽だった。

ただ、私自身、ナイジェリア音楽といってもピンと来ないので、いろいろと調べてみた。近年、ナイジェリア音楽は様々な音楽賞を総なめするほどに注目されているようだ。しかし、その音楽を聴いてみるとアメリカのR&Bやラップに似ており、これといったオリジナリティがあまり感じられない。ただ、欧米の曲と比べても遜色ないほどに完成度の高い曲が多く、ミュージックビデオも素晴らしい。それだけナイジェリアの技術が上がったということなのだろう。それでも、私はやっぱり独自性のある曲に興味を惹かれる。そして、やっと興味の湧く音楽に出会えた。

それが、これ。

Wizkidは今、最も人気のあるミュージシャンの一人だろう。中でもこの曲がいい。



Davidoも検索すると沢山引っかかる。かなり欧米のビートっぽいが、この曲はよかった。ミュージックビデオもいい。



いろいろと動画を辿って行ったらAzonto Danseに辿り着いた。ガーナ発祥のダンスだが、今や欧米にも広まっている。他国が知るきっかけを作ったのがWizkidのAzontoという曲らしい。この動画はAzonto Danseコンペで優勝した作品。



ナイジェリア人歌手Iyanyaの代表曲『Kukere』をAzontoダンスで楽しむ。




探したらきりがなくなってしまうので、この辺で。
いやー、ナイジェリア音楽、層が厚く深い。


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by iihanashi-africa | 2016-01-05 22:47 | アフリカ全体 | Trackback | Comments(2)
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Commented at 2016-08-30 10:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by iihanashi-africa at 2016-09-07 22:28
イワダレさん。コメントをありがとうございます。
アフロビートを聞きました。確かにアフリカのリズムっぽいですが、私には分からず、西アフリカの音楽に詳しい私の友人に聞いたのですが、この方も分からないみたいでした。う~~ん、すいません。お役に立てず。。。。
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