人生で初めてハーフマラソンに参加してみた。
昔からジムに通っており定期的に7~9km程度は走っているが、それ以上を走ったことは一度もない。あっ、いや中学、高校のマラソン大会や競歩大会(母校甲府一高では強行遠足と呼んでいた)では、20km以上を優に超える距離を走って歩いたが、大人になって自ら参加しようと心に決めて走ったのは初めてというところだろうか。 ちなみに、母校甲府第一高校の強行遠足は、90年以上も続く伝統行事で、全国でも珍しく鬼のような距離を走る。男子は、甲府~小諸までの103kmを制限時間22時間で夜通し走る。女子は、45kmを制限時間9時間で走りぬく。まあ、走るというより最後は競歩なのだが。 http://www.first.kai.ed.jp/sgyouji_rekishi/ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E6%AD%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A#.E5.B1.B1.E6.A2.A8.E7.9C.8C マダガスカルでは、アンタナナリボ国際マラソンに4人一組の駅伝の部で参加しようと思って、大いなる勘違いで、急遽6kmのFun runに参加することになったという過去はある。 タナマラソン タナマラソンのサプライズ写真 今回参加しようと決めた経緯はすっかり忘れてしまったが、飲みの席でのほろ酔い状態のときに一緒にいた友人2名と参加しよう!と決めた。こうでもしないと参加しようなんて思わなかったかも。3人の予定が唯一あったのが、12月26日の多摩川ハーフマラソン。 しかし、参加を決めてからも練習量はほとんど変わらず、本番2カ月前に初めて13kmほど走った時は、その後数日間にわたって膝が痛くて、こんな状態で20kmも走り切れるのか不安になった。結局一度も20kmを走ってみることもなく大会本番を迎えた。 走り始めて5kmくらいまでは、横でゴルフをするお父さんたちや野球を練習する少年たちを見る余裕があり、10kmを過ぎたくらいからランニングハイになり、そして15kmを過ぎると辛くなる。最後は、よし17kmまで頑張ろう、次は18kmまで頑張ろうと、1km刻みで自分を奮い立たせながら足を動かした。途中でくじけそうになったが、一旦歩いてしまうともう走られないだろうと思い、なんとか走り切った。フルマラソンを走る方はどういう心境なのだろう。。 19km地点では、あと1kmだーー!と思ってふと我に返り、あっ、ハーフって21kmだったと現実を思い出す。ここで再度くじけそうになった。 それでも、友人2人も頑張っていると思うと自分も頑張らなきゃと思う。そして、完走。 初ハーフマラソンは2時間23分。2時間半で走り切られればと思っていたので、私にとっては上出来。 あれだけ辛かったのに、終わって一週間もたつともう一度参加してみたいと思ってしまう。不思議だなあ。 今度はもう少し景色の良いところを走ってみたいな。 明日はもう大晦日。 皆さまよいお年をお迎えください。 にほんブログ村
by iihanashi-africa
| 2015-12-30 17:36
| 日本
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