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到着したら時間が戻った?
到着したら時間が戻った?_c0116370_1284667.jpg先日のニジェール・セネガル出張では、ニジェールの首都ニアメからセネガルの首都ダカールへの移動にブルキナファソ航空を利用した。もちろん、トランジットはブルキナファソの首都ワガドゥグ


ニジェールとブルキナファソはお隣の国だが、1時間の時差がある。ニジェールはアフリカで6番目に国土の広い国で、東西距離1000km以上あるので、この時差は頷ける。しかし、首都ニアメは国土の最も西、つまりブルキナファソの国境のすぐ近くに位置する。ニアメからワガドゥグは400kmの距離。東京から神戸くらい。その距離を飛行機で移動すると、たった55分。この55分の間に時間は1時間後戻りする。

そのため、私の利用した飛行機は、
15 :35 ニアメ発、15 :30 ワガドゥグ着
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時間が5分戻った
時は進んでいるものの、なんかとても不思議な感じ。


さて、アフリカの特定の航空会社は、ダブルブッキングの確立が高いことから、出張の際はビジネスクラスで予約している。ブルキナファソ航空もその一つ。今回もビジネスだったのだが、これまでにはなかったタブレットが配られた。

到着したら時間が戻った?_c0116370_1322872.jpg今までこんなタブレットを配られたことはなかったし、距離の長いニアメ=ダカール間では配られない。何故だろう。個数が足りないのか?映画が入っているわけではないが、主要なブルキナファソの新聞社の当日の新聞、最新のJeune AfriqueやAfrrica Reportなどの雑誌、ファッション雑誌等々、2時間くらいは飽きずに眺められるほどの量のデータが入っていて丁度よい。



到着したら時間が戻った?_c0116370_1334836.jpgニアメ=ワガドゥグ間のフライトは55分であるが、この短距離でこんなにしっかりとした食事が出てきた。そして、食事が出されて「さあ、食べよう」という時に、高度を下げ始めるアナウンス。食べる方もとても急がされる。更に、高度がかなり下がって少し機体も揺れだしたのに、とても熱いコーヒーを注いでくれる。そして、すぐに片付けにくる。こんなに熱いコーヒーは一気に飲み干せないし。。。結局、半分飲んで諦める。


ワガドゥグに近づいてきた。
これは、ジガ湖と呼ばれる人工の湖。ワガドゥグ周辺で最も大きな湖で、ワガドゥグ市民の飲料水の源である。
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ワガドゥグの空港に降り立つ前、閑静な住宅街の上を通る。私もワガドゥグに住んでいたころ、この辺りに住んでおり、飛行機が上空を通る度に爆音がしていた。久しぶりに上から眺め、やっと嘗ての自分の家を写真におさめることが出来た。上から見ると、掘っ立て小屋みたいだなあ。
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ワガドゥグでダカール行きの便へ乗り換える。

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そして、3カ月ぶりにブルキナファソ航空の機内誌を読んだ。
以前の記事でも書いたが、ブルキナファソ航空の機内誌はとても独創的。
ブルキナファソ航空の機内誌


わざわざ機内の読み物の中に含めなくてもよいような記事が掲載されている。
今回の記事をいくつかピックアップ。

到着したら時間が戻った?_c0116370_1382135.jpg到着したら時間が戻った?_c0116370_1382993.jpg


① エールフランスのボーイング777型機で、着陸時に部品が一つ欠ける

② ロシアの航空機内で暴れた若者を乗客が抑えてガムテープで縛りつける

③ 酔っぱらった乗客がトイレに閉じこもり、パイロットが斧でトイレの扉を壊して開ける

④ ニューヨークのJDK空港入国管理局に、動物のためのターミナルを新設

⑤ アメリカ、Arkansasの空港で、監視塔職員が仕事中に酔いつぶれる


相変わらずブルキナファソ航空は面白い話題を提供してくれる。


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おまけで、今回のワガドゥグ=ダカール便での機内食。
う~ん、以前と変わらない。
悪くはないのだけど。



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by iihanashi-africa | 2015-11-10 01:42 | ブルキナファソ | Trackback | Comments(0)
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