ワガドゥグから45kmのジニアレという街からそう遠くないLaongo村にJardin de sculpture(彫刻庭園)と呼ばれる庭園がある。
ジニアレと言えば元大統領の出身地で、かつて元大統領邸宅の庭だった動物園は誰もが知るスポットだが、知る人ぞ知るこの彫刻庭園の方が個人的には興味深い。 この庭園は1989年に開園した。 2年に1回、世界各地からの彫刻家が集まり、自然の石に彫刻をする。Laongo村のこのサイトはもともと大きな石がごろごろしていたサイトらしい。現在200以上もの彫刻が存在し、近年は彫刻を施していない石が少なくなり、外部から石を持ち込んでいるようだ。 ブルキナファソは文化活動が活発な国で、国際アフリカ映画祭FESPACO、国際工芸見本市SIAO、お面と芸術の国際フェスティバルFESTIMA、等々、2年に一度開催される国際文化フェスティバルが複数ある。FESTIMAもブルキナファソで働き始めてしばらくしてから知ったフェスティバルで、このような文化イベントで知られざるものがまだあるのかもしれない。そして、2年に一度行われる彫刻家たちの集いもLaongo村の彫刻庭園に行って初めて知った。彫刻家たちが、確か1週間ほど滞在して選んだ石に彫刻を施していく。 普段は入園料を払って園内を散歩できる。 入口を入ってすぐのオブジェクト。 これは確かこの庭園のためにどなたかが制作したものだったような。 これはどういう意味があったかな。 忘れたけれど、想像を働かせることとする。 ガイドさんを必ずつけなければならないが、このガイドさんがしっかりと説明してくれて、恐らくガイドなしではなんのこっちゃ分からない庭園がとても魅力的に見えてくる。これは××人が彫った○○という彫刻で△△という意味がある、という説明をしてくれる。全ての彫刻をこうして丁寧に説明してくれるものだから段々飽きてきてしまうのだが笑。 彫刻の一部を紹介しているサイトを発見。 http://www.aae-ouaga.org/sculptur.html にほんブログ村
by iihanashi-africa
| 2015-05-04 01:00
| ブルキナファソ
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