10月23日~25日まで、ワガドゥグのフランス文化センターで、アニメ映画フェスティバルが開催され、その中で唯一のアフリカのアニメだった「Soundiata Keita – Le Reveil du Lion(スンジャータ・ケイタ ライオンの目覚め」というアニメ映画の試写会があったので、行ってきた。
製作したのはコートジボワールのAfrika Toonというアニメ制作会社(http://www.afrikatoon.com/)。2013年にも「Pokou, Princesse Ashanti」というアニメ映画を制作したらしい。今度の映画は、マリ帝国の創始者Soundiata Keitaを題材にしていることにも大変興味をそそられた。 スンジャータ・ケイタ Soundiata Keita(Sogolon Diata Keita)皇帝(1190~1255)は、マリ帝国(13 世紀初頭より約 400年間、現代のセネガル、マリと、ギニア・コートジボアール・ブルキナファソ・モーリタニアの一部にまたがり、繁栄した大帝国)の創始者であり伝説的英雄。特に有名なものとして、彼が制定したマンデン憲章がある。口承で伝えられてきたものではあるが、基本的人権を定めた世界最古の憲章の一つとしてユネスコの人類の口承及び無形遺産の傑作とされている。こちらで読むことができる→http://1libertaire.free.fr/CharteduManden.html アニメは、Soudiata Keitaの子供時代からマリ帝国の皇帝となるまでのストーリー。Soundiata Keitaという人を詳細に知らなかった私は、まずこういう人物だったのかと歴史を振り返ることが出来た。それに加え、とてもクオリティーの高いアニメで、大人もぷっと吹き出してしまうようなユーモアたっぷりで、ちょっとドラゴンボールの影響を受けた感はあるものの、70分まったく飽きずに見ることが出来た。 個人的には、以前紹介した「Aya de Yopougon」というアニメのほうが好きだが、Soudiata Keitaもおすすめ。 「Soundiata Keita」の予告編 「Pokou, Princesse Ashanti」の予告編 にほんブログ村
by iihanashi-africa
| 2014-10-28 08:37
| ブルキナファソ
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