今、バンフォラに出張中なのだが、2ヶ月前の4月にここに出張した際に、INERA(農業研究所)のバンフォラ試験場で、初めて見る果実に出会った。
「アキー」というらしい。 さすが研究所、Blighia sapidaという学名を教えてくれたので、ネット検索ですぐに見つけられた。 熱帯西アフリカが原産らしいが、西アフリカではほとんど食用にされず、奴隷船によって西アフリカから移殖されたジャマイカでは、重要な食材となっているという。 樹木の高さは8~12m程度。 先が二股に分かれた棒で熟した実を採ってくれた。 果実は赤く、中が三つの部屋に分かれている。それぞれに黒い種子と薄いベージュ色の果肉が入っている。味は生ピーナッツのよう。とても脂肪分があり、沢山食べると胃がもたれるかも。無味なので、調理したら美味しいかも。 未熟のアキーにはアミノ酸系の毒物が含まれているが、外側の赤い皮が弾けると食べられるようになる。これを使ったジャマイカの料理を食べてみたいなあ。 さてさて、今日バンフォラで現場視察中に、また新たな果実を見つけてしまった。でも今日は研究者が横にいなかったため、なんという果実か分からないまま。。。誰か分かりますか(これ↓)?? にほんブログ村
by iihanashi-africa
| 2014-06-28 03:59
| ブルキナファソ
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Comments(3)
この果物(アッキーのほう)見たことがあります。ガーナで調査を行った時に、あ、カシューがなってるーといって、今までカシューの実を見たことがなかった日本人に見せようと車を降りたのですが、カシューじゃない?ということで、混乱したことがあります。なるほど、こういう呼び方だったのですね。後者についてはみたことないなー。
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iihanashi-africa at 2014-07-11 23:15
Satoさん、反応が遅くなってしまいすいません。アップする期間としない期間の差が激しいですね。。。後者の果実については、ブルキナファソ人の同僚たちも見たことがないといいます。雨の多いCascades州独特のものなのですかね。
Commented
at 2022-12-27 17:34
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