半年くらい前から、地方出張の道中でAPSONICの広告を見かけるようになった。広告と言っても、所謂大型ポスター等ではなく、民家の壁を使ったもの。
広告料は必要なく、ペンキ代と人件費だけ。場所は、幹線道路沿いの目につきやすい民家と交渉し、タダで壁に広告を描かせてくれる家を探す。茶色の土壁に鮮やかな色で、それも無料でデコレーションしてくれるのだから、民家にとっても嬉しい話である。 私が知る限り、ブルキナファソでこの壁広告を始めたのは携帯電話会社のAirtel。かつては、こういう真っ赤な色のAirtel広告がいたる所に見られた。 余談だが、これはCeltelからZainへ、そしてAirtelへと買収された変遷の記事。 CELTELからZAINへ これは別の携帯会社Telecel。 携帯電話の各社は、水道塔もこうして広告に使っている。建設費も支援しているのかな?これはTelmob。 ちなみに、最初に紹介したAPSONICはバイク販売会社。二輪がメインだが、ここ2,3年でこのような三輪車輌が一気に普及した。比較的安価で動きやすい大きさのため、都市部でも農村部でも、どこに行っても見かける。この三輪の荷台は、通常ロバがひく荷車と大体同じ大きさ。車輪の幅も同じくらいで、田舎でもとても使いやすいと思う。とてもよく考えられている。 これだけ普及すると修理工も研修しないとならないだろうが、メンテナンスシステムも全国各地まで行き届いているのがすごい。 にほんブログ村
by iihanashi-africa
| 2014-06-25 05:45
| ブルキナファソ
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Comments(3)
APSONICの三輪車輌は良く見かけるようになりましたね。確かに安くて使い勝手は良さそうです。何よりおどろいたのは、この三輪車輌、バックが出来るのです。ということはリバースのギヤが組み込まれているということですね。どうやって操作するのかなーと気になりますが。
この広告の方法はNigeriaでも見られます。インスタントラーメンのIndomeがおおいようですが、それ以外にもいろいろ。でも、Nigeriaだと少しお金を払っているはずです。少なくとも学校の壁にかかれている物については、収益があるといってました。Satoだったらお金をもらってもでかでかと宣伝をかかれたくはないですけど、ちょっと間隔が違うのでしょうかね。
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iihanashi-africa at 2014-06-27 06:36
学校の壁にも描かれているのですね。ブルキナでは学校の壁の例はまだ見たことがないです。ブルキナファソも実際はお金を払っているんですかね。今度機会があれば聞いてみます。
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at 2016-09-16 03:00
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