1ヶ月半ほど前のことだが、9月7日、8日の土日を使ってナジンガ保護区へ行ってきた。
ナジンガ保護区はブルキナファソ南部のガーナ国境に広がる970km2の公園である。ガーナ国境近くのポーという街から西に悪路を45kmほど行ったところに公園の入り口がある。 1日目は保護区の入り口近くまで移動し、近くのコテージに泊まり、翌日朝早くから保護区内ツアーに出かけることになり、1日目はお昼すぎにワガドゥグを出発した。ただし、移動だけではつまらないので、同じ国道沿いに見所はないか友人に聞くと、クブリKoubouriという街の近くに、カナダ人が経営する食用動物の飼育場があるという(実はこのカナダ人はナジンガ保護区とも深いかかわりがある方だったので、次の記事で詳しく説明することにする)。ヤマアラシが見られて結構面白いというので行ってみることにした。飼育場の名前はFDW(Ferme de Wedbila)。 クブリの街を通り過ぎて数キロ先の右側に「CEAS.B Jardin de Gomtoaga」と書かれた小さな黄色い看板がある。飼育場の看板ではないのだが、この看板の場所の近くに飼育場があるので、この看板を目印に進むと、なんとなく近いところまでは辿り着く。最後は、その辺りに歩いている人に聞くのがベスト。 飼育場は、入場料1000FCFAを払うとガイドが案内してくれる。 へび。 これは食用ではなかったかも。 野ネズミ。 食用。 アグチというネズミに似ている動物。 もちろん食用。 ここは動物園ではないので、ガイドの解説に「野ネズミはいくら、アグチはいくらで売っている」という説明が入る。 そしてここの最大の飼育数でもあるヤマアラシ。 ヤマアラシってこんなに大きいのね。 ヤマアラシはカメルーンで食べたことがある。ワニやらヤマアラシやら一風変わった料理を出すドゥアラのレストランで、ヤマアラシのスープを注文したら、ヤマアラシの肉だと分からせるために、飾りで背中のとげも1本入っていた覚えがある。 ジャコウネコ(麝香猫)と呼ばれるアジア・アフリカ産の食肉獣。見た目はアライグマっぽい。肛門周辺に臭腺(肛門腺)があり、その高さのところに自分の縄張りを示す分泌物をつける。この臭い分泌物が香水の補強剤として利用される結構高価な原料らしい。 飼育場で買われているチンパンジー?もちろん食用ではない。彼は長い髪の女性をみると、こうして石を拾って投げてくる。 あまり期待せずに行った飼育場だったが、かなり興味深かった。 そして一気にナジンガ保護区へ。 宿泊したホテルは、Campement d’Elephant(http://www.nahourisafari.com/campement-de-l-elephant/)。 まだ雨期中のローシーズンだったため、客は私たちのみ。 写真だとどうしても綺麗に見えてしまう。 無機質でシンプルだが、清潔感はあるためおすすめ。 あれ、猿かと思いきや、全身タイツを履いた人間でしたか(笑) 明日は、象に会いに行く。 にほんブログ村
by iihanashi-africa
| 2013-11-19 08:57
| ブルキナファソ
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