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乾燥イモムシ
ブルキナファソの第2の都市、ボボ・ディウラソに入る料金所で良く見かけるのが「乾燥イモムシ」。一般にChenilles de Kariteと呼ばれる。つまり「シアバターの木のイモムシ」。シアバターの木に生息するイモムシが食用となる。

いつも、ああイモムシだ、と眺めながらも買わずに通り過ぎていたが、ついに購入して食べてみた。

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このくらいの大きさで真っ黒い。もともと色が濃いイモムシなのか。
味は、、、まずいとも美味しいとも言えない淡泊な味。塩味の乾燥唐辛子をつけて食べる。かなり効率の良いタンパク源らしい。

それにしても、見るからにイモムシ。
しっかり乾燥してあり、かりっと食べられるからよいが、これが柔らかいままだとさすがに無理かもしれない。

このくらいの袋に入って200FCFA(40円)。
乾燥イモムシ_c0116370_5111243.jpg


マーケットではこうして山積みで売られている。
乾燥イモムシ_c0116370_77364.jpg



そういえば、1年くらい前だと思うが、あるブルキナファソ人がイギリスに94kgの乾燥イモムシを持ち込もうとして、ロンドンの空港で没収されたという話を聞いたことがある。

ということで、検索したら日本語記事を発見。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/03/03/kiji/K20130303005311290.html

空港職員に用途を聞かれたブルキナファソ人は「自分で食べようと思っていた」と答えたらしい。さすがに94kgを持ち込もうとして「食べる」はないでしょう。


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by iihanashi-africa | 2013-10-01 05:35 | ブルキナファソ | Trackback | Comments(0)
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