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ニジェールの停電
つい数日前まで、ニジェールの首都ニアメは街全体が停電だった。

ニジェールはナイジェリアから一部電気を買っているが、暴風雨でナイジェリアからの送電線を支える電柱が3本倒れ、5月24日よりニアメ市内で計画停電の頻度が増えた。それに加え、電力会社の送電システムも故障したことから、6月13日から街全体に電気がなくなったらしい。1週間後に一部は復旧したものの、まだ頻繁に停電があるそうだ。

こういう国では自家発電機を取り付けている事務所や家も多いが、これだけ停電が続くと、発電機も24時間動きっぱなしで悲鳴をあげ、また燃料のガソリンも枯渇してくる。

この停電が3月や4月の猛暑の時期でなかったのが不幸中の幸いかもしれない。

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私の家も2週間前に3日間の停電となった。
私の家と家の前の電柱を結ぶ電線が焼け焦げたことが原因だった。(詳しくは↓)
停電

この話を、ブルキナファソ人の同僚に話したら、
「Tu as eu la chance.(運が良かったね)」
と言われた。

えっ?なんですと?

冗談かと思いきや、いたって本気の様子。

今回の問題は、家の中でなく外の電線の問題だった。だから電線を交換するだけで何とかなった。しかし、電線が焦げたということとは、通常以上の電圧がかかったということで、下手したら家の中の配線まで焼け焦げて、電化製品にダメージを与えかねなかった。その場合、もちろん電力会社SONABELが修理や補償をしなければならないが、こうなってしまうと数ヶ月はかかるらしい。

これを聞いて、私も「確かに運が良かった」と思ってしまった。


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by iihanashi-africa | 2013-06-24 09:15 | ブルキナファソ | Trackback | Comments(0)
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