皆さん、ブルキナファソのティラピアは大半が中国から輸入されているって知っていましたか?
私は先月初めて知りました。 ブルキナファソだけではないのでしょうか。私は養殖には通じていないので、大して気にもせずブルキナファソのPoisson Braisé(特性のたれをかけて炭火焼した魚)を食していたが、先日ブルキナファソに来られた養殖の専門家が、路上マーケットの魚を見て「これは中国産だな」とすぐに指摘。そしたら、売り場のおばさんも「Tilapia de Chine(中国のティラピア)」だと。決まった大きさで形が揃っているのは中国だとすぐ分かるらしい。(写真がないので撮れたらアップします) ここまで輸出されるって、どんな養殖をしているのだろう。 2007年の中国の年間ティラピア生産量は1 110 000トン、全世界の生産量の60 %を占めているとのこと。 とても面白い記事を見つけた。 http://www.fujisan.co.jp/yomimono/articles/3406?page=1 以下、抜粋。 「中国では、広東省を中心に、テラピアの養殖、加工が重要な産業になっている。 [・・・] 中国広東省のShuixiの町で、Chen Haiping氏(32)は、1つがサッカー場くらいの大きさがある池を9つも持っており、ここでテラピアを育てている。もともとはアヒルの飼育を仕事にしていたが、エビの養殖業者になった。エビは、中国人がとても好む食品だが、養殖は難しい。エビに比べると、テラピアは丈夫で、何でも食べるので手がかからない。」 西部アフリカのティラピア消費は徐々に増加している。ブルキナファソのような海もなく、水資源も限られている国でも、一般の方が魚を食べる機会は多い。お隣のコートジボアールやガーナ、ベナンから輸入される魚もあるだろうが、実は中国がここまで進出しているらしい。 一度、中国の養殖池を見てみたい。 にほんブログ村
by iihanashi-africa
| 2012-07-15 05:23
| ブルキナファソ
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