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本当に「エメラルドの海」
<前回の続き>

5月2日

ディエゴに来てエメラルドの海に行かずに帰る人はいないと思う。地球の歩き方には、「世界で1、2を争う美しさ」だと書かれている。誰がその美しさを決めたかは突っ込まないことにして、こういう表現が使われても過言ではないほど美しい。旅行二日目は、その美しい海で一日をのんびりと過ごす。

朝7時、ホテルから船着場まで下りた。逆行だったので白黒で撮ってみたが、案外いい写真が撮れた。
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        アルバトロス号でいざ出発。船頭はジェロームさん。
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途中、ラメナというビーチに立ち寄り、椅子や机等その他必要な物資を船に積み込む。
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               その間、私たちは海岸を散歩。
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大きなかばんを肩から下げるかわいらしい女の子がいた。どこへ行くのかと目で追うと、、、
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アルバトロス号の方へ歩いていく。ラメナビーチから若い女性とこの女の子が船に乗ってきたのだが、実は船頭ジェロームさんの奥さんと娘さんらしい。私たちの昼食を作ってくれる。
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エメラルドの海へ向かう途中、湾の入り口を抜ける。ここが非常に浅く、満ち潮でないと船が通れないらしい。水深1mもないため、満ち潮でも速度を落としてゆっくりと進む。だから朝7時発だったのか。
おお、ウニ発見。結構沢山ある。マダガスカル人はあまりウニを食べないが、私にとっては宝庫に見える。
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        湾を通り抜けると、遠くの海がエメラルド色に光るのが見えてくる。
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                そして、透き通るエメラルドの海に辿り着く。
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これは自信作の一枚。私の腕というより、被写体がいいから素敵な写真が撮れないわけがない。
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          今日一日を過ごす島へ到着。なんと贅沢。
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シュノーケルセットを身に付けて、早速海へ。所々に見える黒い箇所は珊瑚の岩。色とりどりの魚が手を伸ばした先に見られる。
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しばらくしたら、魚やタコを釣ってきた人がいた。こんな真黄色の魚が美味しいのかと覗き込みに行った私だが、船頭のジェロームはあまりいい顔をしていない。彼によると、昔も彼はこの島に着いて乗客を降ろしてから、魚を釣りに行っていたらしい。しかし、当たり前だが釣れる日と釣れない日があり、彼にとって毎朝プレッシャーだったので、オーナーに頼んで食材をディエゴから持っていくシステムに変えたという。ただ、こうして昼食用に釣りをする人は絶えず、最近では近くで大きな魚を見かけなくなってしまったらしい。昔は数十メートル沖で50cmの魚を見ることもあったと言う。今は手のひらサイズの熱帯魚がほとんど。
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そして、ジェロームと彼の奥さんが作ってくれた私たちの昼食。イカと魚とカマロンのグリル。
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午後2時半。潮が満ち始めたので岐路に着いた。

途中、あまりに美しい海に見とれ、ジェロームに「ここで泳ぎたい」と頼んだら、船を止めてくれた。水深4,5mはある。水中眼鏡を持っていなかったので、もぐることは出来なかったが十分満足。見て、この海の色。
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帰りに再びラメナビーチで休憩。日曜日のこの日、ディエゴ市内から遊びに来る人でビーチは埋め尽くされていた。その傍らで、貝殻を綺麗に洗う女性。
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午後5時。日が暮れる前に、ホテルへ向かった。
この写真も、お気に入りの一枚。
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<3日目へ続く>

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by iihanashi-africa | 2010-05-17 06:40 | マダガスカル | Trackback | Comments(2)
Commented by kjys1575 at 2010-05-18 15:28 x
まるで「世界不思議発見」のテレビを見ているような素晴らしい写真、あの波打つ岩、キレイでツィンギ珍しいです。海透き通るようで、お仕事大変そうなので、良い気分転換ができましたね。
Commented by iihanashi-africa at 2010-05-20 23:54
kijys1575さんのホームページの写真を見ていても気分転換ができます。
最近私は、何故かすぐに疲れがとれず、溜まりやすくなってきたので、2泊3日の短期間の休暇でも時間をみてとるようにしています
都会の喧騒を離れてゆっくりと体を休めるには、エメラルドの海は最適の場所です。
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