マリ北部は予断を許さない状況になってきた。
2012年3月21日にクーデタが起きてから10か月。 軍事介入が始まった。 今日アフリカ各国が続々と仏軍援護部隊を派兵していたが、アルカイダ系武装グループの南下を止めるのは相当苦労しそうだ。 長引きそうだな。 この状況は、隣国ブルキナファソにいる私にとっても大きな懸念。 ここ2日間だけでブルキナ北部には800人の難民が流入したらしい。 少し移動が制限されてしまうかもな。 でもワガドゥグは今のところ問題ないのでご心配なく。 3月21日:マリでもクーデタ 3月27日:複雑なマリ これから最も大きな影響を受けるのはニジェールではないかな。 北部にはウランを含む鉱山もあるし。 これはブルキナファソのフランス大使館のサヘル地域の渡航状況。 赤は退避勧告地域、オレンジは急務でない限り渡航しないことをお勧めする地域。ブルキナファソは北部のサヘル州あたりを除けば注意喚起ということで、予断は許さないがとりあえず大丈夫。 でも、この辺りは国境があってないようなものだから、一国が政情不安になると、こんなにも隣国に影響してくる。 はあ、開発停滞、経済低迷、社会不安... 何のためにアフリカにいるのか。 頭が痛い。 にほんブログ村
by iihanashi-africa
| 2013-01-18 07:45
| ブルキナファソ
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